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クレジットカードと電子マネーの違い

クレジットカードと電子マネーの違い

電子マネーとクレジットカード、それぞれの特徴

最初から私事で恐縮ですが、正月に帰省した際に両親に当サイトの解説をしていたら、遠くのこたつで寝そべっていた著者の姉がみかんを貪りながら「電子マネーとクレジットカードって何が違うわけー?」とか言い出したもので、急遽この記事を用意することにしました。

確かに若い方なら知らなくてもムリはないなと気付かされるのと同時に、姉は社会人で結構いい年なので弟としては心配になりました。誰か姉をもらってください優しい人。

さて、電子マネーとクレジットカードのそれぞれの特徴を見ていきます。

電子マネーの特徴

電子マネーを発行しているのはセブンアンドホールディングス(nanaco)やイオングループ(WAON)、楽天(楽天Edy)、JR(Suica)、au(auWALLET)など、大手流通会社やIT会社、交通会社です。クレジットカードのようにVISAやJCBのような決済業者ではありません。

言い方は悪いかもしれませんが、

「自分たちの商売を有利にするために、お客さんを囲い込むために、自分たちのお店でしか使えない独自のお金を作っちゃえばいいじゃん」

という考えで生まれたのが電子マネーです。

自分たちのお店、グループのお店でしか使えない代わりに(※)、特定のお店で使えばクレジットカードよりもポイント還元率は高いことが多いです。

※現在はほとんどの電子マネーが直接のグループ店以外にも加盟店を増やすことで利用者の利便性を上げて、とにかく電子マネーを普段使いしてもらう方向に動いています。

電子マネーは使う前にお金を電子マネーに変える必要があります。この「日本銀行が発行しているお金」を「企業が独自に発行しているお金(電子マネー)」にすることを「チャージ」と言います。

決済時には、カードや電子マネーを同期したスマホをタッチパネルにタッチするだけ(auWALLETは除く)。チャージした分から1ポイント=1円相当で引かれていきます。

クレジットカードの特徴

クレジットカードはVISA、MasterCard、JCB、American Express、Dinersといった「国際ブランド」の名前を冠するカード。決済専用の会社がお店から数%を手数料として取る形で成り立っています。そのため格安店などではクレジットカード決済は不可なところもありますが、ネットワークが広く、全世界中、ほとんどのお店で使えるのが特徴。

カード決済をした時点ではお金は引き落とされず、決済を行った翌月末など、カード会社が定めた日に指定した口座から引き落とされます。

決済時にはカードを差し出して、暗証番号を入力するかサインをする必要があるのもクレジットカードならではの特徴(使っているクレジットカードと相性が良いお店ではサインが必要ないこともある)。

クレジットカードがあるのにどうしてわざわざ電子マネーで支払うの?

クレジットカードも電子マネーも両方共使えばポイントが貯まります。「だったらわざわざチャージをする電子マネーは必要なく、クレジットカードだけあれば十分」と思われるかもしれません。

でも、クレジットカードを持っていても、わざわざチャージをして、電子マネーで支払う人が存在します。なぜなら、そのほうがお得だから、です。

わざわざカードを差し出すクレジットカードよりもタッチパネルで決済を済ますことが出来る電子マネーのほうがとにかく早くてスムーズという意見も多いです。コンビニで現金で払っている人は電子マネーユーザーには少しイライラされている可能性も・・・。

電子マネーとクレジットカードの相互作用

電子マネーはチャージをしなければ何も入っていない財布と同じで、なんの役にも立ちません(※)。現金でも所定のお店でチャージ出来ますが、多くの場合、クレジットカードからチャージをすることになります。

※例外としてQUICPay、iDなど後払いタイプの電子マネーもあるのですが、これらの解説をすると話がややこしくなるので、興味がある方は個別電子マネーの解説ページを参照してください。

このチャージ(入金)という言い方が曲者で、こういう言い方をすると「お金を右から左へ移しただけじゃん」とその「手間だけ」に焦点が行きがちですが、実際は電子マネーを「購入して」いるんです。「購入している」ということはクレジットカードからチャージをすればポイントが付くということです。

さらに、支払う際にも電子マネーのポイントが付くので、チャージポイント(電子マネーをクレジットカードで購入した際に貰えるポイント)+電子マネーのポイントでポイントが2重に貰えることになる。

だから電子マネーで支払うんです。

もうお分かりだと思いますが、クレジットカードと電子マネー、この両者の関係は密接に絡み合っているので「どちらが良い」というものではなく、「相互作用でよりお得になる」というのが正解です。

クレジットカードと電子マネー、ポイントカードの相互作用

さらにヨドバシカメラのようにショップが独自に発行しているポイントカードや、TポイントやRポイント、Pontaポイントといった共通ポイントの提示が出来るようなお店なら最大で3重取りまで可能になります。

ケースバイケースの使い分けも大切

店頭で支払う際には電子マネーで支払ったほうが良いということを書いてきました。ですが、電子マネーにも弱点があります。

以下、その弱点を見ていくと共に、あなたのライフスタイルの中でどのように使い分けていくのかも考えてみてください。

理由1:全てのお店で電子マネーが使えるわけではない

電子マネーの特徴でも書きましたが、基本的に電子マネーというのは使えるお店がその種類によって極端に絞られてきます(auWALLETのような例外もありますが)。

当然、全てのお店で電子マネーが使えるわけではありません。なので、支払えるところでは極力クレジットカードからチャージした電子マネーで支払い、その他のお店ではクレジットカードで支払う、と言った具合に使い分けはほぼ確実に必要になってきます。

理由2:全てのクレジットカードでチャージポイントが付くわけではない

電子マネーにチャージするだけなら多くのクレジットカードで出来ます。

ですが、電子マネーにチャージした際に「ポイントが付く」クレジットカードというのは種類が決まっています。例えば、WAONへチャージする際にポイントが付くのはイオンカードセレクト。nanacoへチャージする際にはセブンカードプラス、Suicaにチャージする際にはビュー・スイカカード、といった具合に、お互いに相性が良い組み合わせというのが存在します。

どれでもポイントが付くわけではないので、クレジットカード、電子マネーを作る前に、「どの組み合わせを活用するのか」まで考えて作るのが賢いクレジットカード及び電子マネーの作り方だと言えます。

「どちらから先に決めればいいの?」と問われたら、個人的には電子マネーを先に考えて、それに合わせたクレジットカードを選ぶことをオススメしています(もちろん既に決まったクレジットカードをお持ちならそれを基準に電子マネーを選んでも良いと思います)。

電子マネーの弱点を克服する方法

電子マネーの最大の弱点とは、どのお店でも使えるわけではないということ。クレジットカードと2枚持ち、使い分ける必要が出てくる。・・・それって、少し、めんどくさい、ですよね?

そんな弱点を克服する(軽減する)には、電子マネーと一体化したクレジットカードを作ること、です。

電子マネー兼クレジットカード、電子マネー機能付きクレジットカード、言い方はなんでも良いのですが、実は結構存在します。
例えば

  • 楽天Edyとクレジットカードが一体化した楽天カード。
  • nanacoとクレジットカードが一体化したセブンカードプラス。
  • WAONとクレジットカードが一体化したイオンカードセレクト。
  • Suicaとクレジットカードが一体化したビュースイカカードやビックカメラSuicaカード。
  • PASMOとクレジットカードが一体化したTOP&QlubQ JMBカード。

などなどがそうです。これらは電子マネーと一体化していて、これ一枚で済む便利なカードなんです。使い分けなどを難しく考える必要がないので、使いたい電子マネーを決めたらそれを基準に一体化したクレジットカードを作ってしまうのも賢い選択だと思います。

電子マネーとクレジットカードはこれからますます密接に関わってくる

ここまで電子マネーとクレジットカードの違い、使い分け、関係性に焦点を当てて説明してきましたが、電子マネーとクレジットカードの新しい存在であるauWALLET(クレジットカードのMasterCardが使えるところで使える電子マネー)が登場するなど、両者の関係性はますます深まってきています。同時に複雑にもなってきています・・・。そしてこの傾向はまだまだ続くでしょう。

最初は一々チャージしたり使えるお店と使えないお店を把握するのめんどくさいし現金が一番と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、各電子マネーやクレジットカードがシェア争いをしている今は、使う側の私達にとってはお得がたくさんです。

自分が普段使っているお店でどんな電子マネーが使えるのかなど把握してくると、電子マネーなしではレジに並ぶのが億劫になってきます。習うより慣れろ、です。日々の生活の中で両者を上手く使いこなし、便利でお得な生活を実現してしましょう。