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NFC Payの聖地、住友のお膝元「大阪」で現金いらず度を実地検証してみた

「大阪」で現金いらず度を実地検証

NFC Payの聖地、住友のお膝元「大阪」で現金いらず度を実地検証してみた誰もが知っている関西の代表都市である「大阪市」。

ビジネスや観光でも毎年多数の来訪者を誇る街ですが、実はNFC決済の大型加盟店が集中するスポットでもあります。今回は実際にあちこち訪れながら、そんな大阪の現金いらず度を検証してみました。

歴史と立地上キャッシュレスに強い大阪・関西一円

実は意外と知られていませんが、大阪・関西一円はその土地柄クレジットカードや電子マネーが使えるお店が昔から多数存在しており、早期からキャッシュレスの環境が整っている所でもあります。

三井住友銀行大阪営業部

その理由は、関西は三井住友カードのお膝元であり、また土地柄深い関係があるから。大阪は日本三大財閥「住友財閥」の地であり、現在でも多数の関係企業が存在します。

三井住友銀行大阪営業部として営業しているこの建物は、財閥時代に「住友本社」として使われているもので、またこの周辺(淀屋橋より数分の場所)に住友の企業が密集していることから通称「住友村」とも呼ばれています。

三井住友カード大阪本社

もちろん、この住友村の中に「三井住友カード」の大阪本社ならびに本店所在地を構えており、その土地柄を活かして加盟店開拓やサービス展開を早期に展開。

中でも三井住友カードがメイン契約の大型加盟店はダントツで多く、電鉄系の主要各社はすべて契約しており、特に阪急とは古くからの関係があります。

阪急

STACIAなど自社提携カードや施設でのカード加盟店契約はもちろん、PiTaPaの業務委託やカード発行、カード加盟店契約と合わせてPiTaPaの加盟店契約も行っています。また、あわせてPiTaPaと同時にiDの契約も入っており、現在でもこの影響で街の至るところでiDが利用可能。

QUICPayよりも加盟店比率がものすごく高いため、カードで払う機会があまりなく、ほとんどの支払いをiDで済ませられる環境が整備されているのです。

お膝元の地の利を活かしてNFC決済も積極展開

こうした環境も後押しして、2016年の関西空港での導入を皮切りに大型加盟店・チェーン店でのNFC決済(Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス)の導入箇所が増加しています。

導入ケースのほとんどが改正割賦販売法によるものであり、新しい決済端末への入れ替え時に電子マネーと同時に導入。

「NFC Payで」と言うだけで認識してくれる店員も多く、認知度も上がってきているためスムーズに決済することができます。

銀行拠点も多くデビット利用にも最適

三井住友ATM

関西では前項で解説した住友財閥の地でもある影響が金融機関にも色濃く残っています。三井住友銀行の営業店や店舗外ATMは数が大変多く、「SMBCデビット」を使うユーザーにはとても便利。

中にはATMが22台もあるこんな出張所もあります。

また、りそな銀行、関西みらい銀行(旧近畿大阪銀行)も大阪が本店所在地とお膝元であるため、こちらもATM拠点が多数あり、「りそなデビットカード」を使うユーザーも大変便利に使うことができます。

両銀行ともに関西では無数に設置拠点がありますが、歴史的事情・地域地盤の他にも「県・各市町の指定金融機関」となっているのもその理由のひとつ。

中心部や主要駅・スポット以外にも郊外の街や奥地の市町にまでも支店が存在するため、このブランドデビット2種においてはとても利便性が高い環境となっているのです。

電鉄系施設ではQRコード決済も積極導入

バーコード決済

阪急・阪神・南海・近鉄の各百貨店店舗、自社商業施設においてはLINEPayやPayPayなどといったQRコード決済も積極的に導入されています。

中でも変わっているのが南海で、「なんばパークス」「なんばCITY」では国内系として「OrigamiPay」だけを入れている珍しい施設も。

また、JR西日本運営の各商業施設でも全館バーコード決済導入と、駅ビルならどこでも使える環境が整備されつつあります。

実際に行って検証してみた

検証に利用したカード一覧

今回は1泊2日の日程で、梅田エリアを中心に大阪のあちこちのお店を巡ってみました。

なお、今回の検証で使用したカードはSMBCデビット、au WALLETプリペイドカード、モバイルSuica、Google Pay(SMBCデビット紐付けのiD)、Apple Pay(au WALLET紐付けのQUICPay+・Mastercardコンタクトレス)の5種。

ポイントカード以外はこれ以外のカード、決済手段の使用はしないこととしました。(今回SMBCデビットは撮影用にケースに入れたまま使用しております)

大阪国際空港(伊丹空港)

大阪国際空港(伊丹空港)でキャッシュレス

関西エアポート運営の3空港のひとつ。

公式のリリース通り、伊丹空港でも全館でNFC決済が利用可能となりました。

利用の際には端末のボタンの表記通り「NFC Paymentで」と伝えるとどのお店でもスムーズに利用可能で、JCBとAMEXにも対応しています。

おまけに端末や各レジ付近に「AMEXのコンタクトレス使えます」の掲示が至るところに付けられているため、指差して「これ」と伝えてもOK。

フレスコ

フレスコでキャッシュレス

京都を中心に京阪神で展開する地場スーパーチェーン。

関東でも「フレスコベンガベンガ」として初台や登戸などにも展開しています。

フレスコでは関西・関東共に共通の設備を使用しており、クレジットカード(Visa/Master)、Edy、iD、nanaco、WAON、交通系電子マネーを導入。

最近増加傾向にあるセルフ操作の決済端末を使用しているため、「クレジットで」と伝えればこのようにNFC決済もそのまま利用可能です。

余談・・・フレスコでJCB系が使えないのはクレジット・電子マネー共にすべて三井住友カードと「だけ」しか契約していないため。手数料も一定な上で対応できるもののすべてを導入しているためある意味合理的な選択かもしれません。

イズミヤ

イズミヤでキャッシュレス

総合スーパー・食品スーパー・スーパーセンターの3つの業態を持つ関西を代表する小売チェーン。

単独運営時代にはクレジットカードや独自電子マネーのみだったものの、阪急オアシスと同じエイチ・ツー・オーリテイリング傘下になった現在ではカードの共通化や決済手段の共通化が図られており、クレジット・電子マネー・独自電子マネー・ポイントについても阪急オアシスと同一になっています。

ひとつ注意なのはQUICPayの利用で、QUICPay+のカードについては非対応となっています。

今回はSMBCデビットのiDで決済をしていますが、お店のネットワークが悪いのか通信にものすごい時間がかかっていました・・・

アズナス

アズナスでキャッシュレス

阪急・阪神の駅ナカ・駅前にあるコンビニで、駅ホーム上のコンビニとしては最初に始めたところとしても知られています。

2007年にiDとPiTaPaを導入して以来、長らく他の電子マネーやクレジットカードは使えませんでしたが、2018年末に新決済端末の入れ替えと共にバーコード決済を除くクレジットや電子マネー、さらにはNFC決済まで一気に対応しました。

操作がレジと連動した仕様であるため、NFC決済を利用する際は表記どおりの「NFC Payで」と言うとスムーズです。

アンスリー

アンスリーでキャッシュレス

京阪と南海の駅ナカ・駅前で共同展開しているコンビニで、運営はそれぞれ別々で行っています。(決済方法やサービスも若干異なる)

今回は沿線外の新大阪にある京阪・ザ・ストアの店舗を利用、こちらは一部駅スタンド型店舗を除き全店舗でクレジットカード、Edy、iD、QUICPay+、交通系電子マネー、PiTaPaが利用できます。

QUICPay+で決済しましたが、さすがにここは新大阪に構えている土地柄クレジットカードでの支払が結構目立ちました。

あべのハルカス近鉄百貨店本店

あべのハルカス近鉄百貨店本店でキャッシュレス

60階建て高層ビル、展望台の「ハルカス300」でおなじみのあべのハルカスの商業ゾーン部分です。

近鉄百貨店ではこちらの本店においては全館でQRコード決済に対応、さらに食品売場に限り全店で電子マネーにも対応しています。

阪急・阪神と比べると電子マネーの対応箇所が食品売場だけとかなり限られるのは不満点ではありますが、それでもiDの通信はあっと言う間に終わるのでデビット・プリペイド式でも大変便利。

クリスタ長堀

クリスタのアクセブタンスマーク

クリスタでキャッシュレス

地下鉄長堀橋~心斎橋~四ツ橋駅の3駅間を東西に結んでおり、延床面積が日本最大の地下街です。

2019年6月より新しい決済端末へ入れ替えとなり、電子マネーやNFC決済も大幅拡充されましたが、変わっているのがEdyとQUICPayだけ導入がなくWAONやnanacoには対応している点です。

なお、どのお店もこのような掲示があるので使える・使えないも一目瞭然。NFC決済も「NFC Paymentで」と言えばすんなり使えるのでそれなりに認知度はある様です。

阪急駅ナカ店舗

阪急駅ナカでキャッシュレス

阪急・阪神各駅構内の物販店や飲食店各店では、長らくiDやPiTaPaのみの対応だったものの、2018年7月より一部を除くすべての店舗でクレジットカード、電子マネー全種、PiTaPa、NFC決済が利用できるようになりました。

駅ナカ店舗の共通仕様として入れられるものを全部入れてしまったこんなところは阪急・阪神以外聞いたことがありません・・・

もちろんこちらもNFC決済で利用、使うときは「NFC Payで」と伝えればOK。これだけ対応しているけど自社のiDやPiTaPaの利用が多いのでは?と思っていたら意外なことにWAONの利用が多かったのがちょっと印象的でした。

今回の決済シーンは成城石井(阪急三番街)で利用していますが、阪急内のテナント3店舗(梅田店・阪急三番街店・阪急西宮ガーデンズ店)においては全て駅ナカ扱いとなり、ポイントカードを除き全て利用することができます。

グランフロント大阪

グランフロント大阪でキャッシュレス

梅田エリアの北側、通称うめきた地区にある複合型高層ビルです。

ショップ&レストランエリアをはじめとした館内ショップ・レストランではクレジット、電子マネーには一通り対応。

阪急系の施設としては珍しく、開業当初から交通系電子マネーにも対応しています。

昨年まではデビット・プリペイド式iDを使うと必ず暗証番号が必要でしたが、現在は3万円までは不要となっています。

阪急三番街・HEPFIVE

阪急三番街・HEPFIVEでキャッシュレス

阪急・阪神系の各商業施設では共通仕様としてクレジット、Edy、iD、QUICPay+、PiTaPaが基本として導入されていますが、昨年になってようやくQUICPayが+対応となり全てのタイプが使えるようになりました。

また、iDにおいてもデビット・プリペイド式のタイプを使うと問答無用で暗証番号の入力が求められていましたが、こちらも昨年になって一定額以上に変更となり使い勝手が向上。

デビット・プリペイド式で使うと必ず発生する与信照会のための通信も大幅短縮され、かざした瞬間にはもうおなじみの決済音が鳴るくらいの速さなので従来のクレジット式のiDとも遜色ないスピードで使うことができます。

ルクア大阪・天王寺ミオ・アルデ新大阪

ルクア大阪のアクセプタンスマーク

JR西日本運営の各商業施設でキャッシュレス

大幅拡充真っ最中であるJR西日本運営の各商業施設。

あの駅ビル大好きなJR東日本やJR九州でも敵わないくらいのレベルで、使えるクレジットカード・電子マネー・バーコード決済をすべて網羅しており、全くと言っていいほど隙がありません。

また、この導入により例外的に電子マネーが交通系しか使えなかった阪急オアシスキッチン&マーケット(ルクア大阪)もすべて利用可能になり、逆に自社店舗よりも使える種類が多いという逆転現象も・・・

新阪急ホテル

新阪急ホテルでキャッシュレス

店舗ページでもご紹介している阪急阪神第一ホテルグループの本家本元がここ、新阪急ホテルです。

NFC決済を含む各種決済に対応したレストラン・ショップの数が最多を誇り、ちょっと立ち寄る気軽なところから大事なシーンで使うところまで、祝迫者以外でも行きやすいお店が揃っています。

もちろん今回も当然NFC決済で支払をしていますが、「NFC Payで」と言っても一瞬通じなかった場面も・・・

※新阪急ホテルではホテル建物外(ナビオダイニングや百貨店)にも直営レストランがありますが、こちらに関しては各商業施設に準じた決済方法となるため注意が必要です。

特にベーカリーショップ「ブルージン」はホテル建物内ではあるものの、阪急三番街のテナント扱いとなっているため上記の決済方法しか対応していません。

結果:カードの出番なし、オール非接触決済で完結

今回は1年ぶりに大阪を訪れましたが、この間に決済環境がガラッと激変しており使った支払いの全体の3割ほどはNFC決済という、いまの国内ではちょっと有り得ないくらいNFC決済の加盟店が激増していました。

残りはほぼiDしか使っておらず、移動でSuicaを使ったこと以外にはほかのカードの出番がほとんどありません。

古い決済端末の更新がほとんどのお店で終わっており、クレジットも含めて決済にかかる時間も大幅短縮されていた点も注目すべきポイントです。

VJA

阪急の梅田駅コンコースではこんな広告で常にお出迎え。

三井住友カードと共にVJAグループは長年宝塚歌劇のオフィシャルスポンサーとなっており、イメージキャラクターとしても現役スターの方々を起用しています。こんなところでも三井住友カードと阪急の関係がよーくわかっちゃいますね。

ますます進化が進んでいく住友のお膝元「大阪」、ぜひ訪れた際はキャッシュレスでお楽しみください。(もちろん電子マネーはiDですよ)

ちはやるん
ライター:ちはやるん
デビット・プリペイドを中心に愛用する長崎県民。 とくにNFCPayは大好物で福岡・大阪・東京に行った時は使って帰らないと気がすまないくらい。Twitter ID: chihayaobachan