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クレジットカードを初めて作る娘のために優しく解説

娘のイメージ

初めてクレジットカードを作る方に、還元率とか、旅行保険とか、電子マネー付帯とか、VISAやMasterCardといった言葉を羅列してもよくわからないのだろうな、と察しまして、もしも自分の娘(現在5歳、激かわ)が大人になってクレジットカードのことを教えるとしたらどんな風に説明するんだろうと考えてまとめてみました。

※上の画像は実際の娘ではなく素材サイトからのものです。

学生さんとか、クレジットカードのことは学校で習うことでもないし、友達に教えられても大抵の人はクレジットカードに対して大した理解をしていないので間違った知識を身に付ける恐れがあるし、娘がよくわからない男にお金のことを教えられたり、騙されて泣くのは絶対に嫌なので、お父さんが教えます。

そのための予行練習のつもりで徹底的に優しく書きました。

まずはお店に貼ってあるシールをよく見ることからはじめよう

クレジットカードを作る前にお店の外やレジのところに貼ってあるシールをよく見てみましょう。

娘にクレジットカードの国際ブランドのシールを見せる

マークがたくさん並んでいますよね?

ここでいくつかクレジットカードに付いているマークを見てみましょう。

クレジットカードについているマーク

そう、同じマークがありますよね?

このマークがあったらクレジットカードを出してOK、なかったら出すことは出来ません。

将来クレジットカードを作りたくなったら、まずはインターネットやお店で同じマークを100個見つけてみましょう。それが出来ないとクレジットカードを作るなんてもってのほか。

なぜなら同じマークがないと結局作っても使えない=意味がないからです。きちんと自分が使うお店ではどんなマークがあるかを確認しておきましょう。

クレジットカードがあれば何でも手に入るわけじゃないのだよ

美味しいご飯

クレジットカードを出せば何でも貰える魔法のカードだって?そうだったらお前に何でも買ってあげられるし、お父さんの昼食はコンビニじゃなくてホテルのビュッフェになるのになあ。

・・・とマジで娘と会話をしたことがあります。よく考えてみたら、クレジットカードはもちろん、引き落としやら請求という概念すらない娘からしたら、クレジットカードは、出せばなんでも貰える魔法のカードだと思っても無理はありません。

(残念ながら)クレジットカードは使った分だけ後で銀行口座から引き落とされます。銀行口座にお金がないとを断ったら怖い人が来ます。怖い人を断ったら海の底に沈みます。もちろん半分は冗談ですが、きちんと支払いをさせるための教育として、神話的な恐怖は必要だと思う派です。

例えば、友人のタケシ君が、お金がないあなたを見かねて、今週ずっと昼食代を貸してくれたとしましょう。タケシくんマジ優しい。クレジットカードはそんなタケシくんのような存在です。

ただし、いつまでも待ってくれてそのまま忘れて借りパクできそうなタケシくんと違って、クレジットカードは、その月に支払った分は基本的に翌月に返さなければいけません

「利子つけて返せよ」と、どこかの世界のタケシのように言っているわけではありません。建て替えてもらっていた分を翌月にそのまま返すだけです(何回かに分けて返そうと思うと、タケシくんは途端に俺はジャイアンに変貌して利子を取り始めるので、初めのうちは1回で気持よく返すことをおすすめしたい)。

クレジットカードは決して魔法のカードではありません。優しい映画版ドラえもんのタケシくんのように待ってはくれません。きちんと指定した日に返さないと、沈みます。

クレジットカードっていっぱいあるからどれを選んだらいいのか、よくわからない

人間がそれぞれ良い面と悪い面を持っているようにクレジットカードもそれぞれメリットとデメリットがあります。完璧なイケメンなんていません。万が一いたとしても、釣り合うために自己研鑚にお金がかかって疲れるのが世の常。

初めてのデートのイメージ

大切なのは最初の1枚です。恋愛で大切なのは初めて付き合った人。次からは元カレが基準になって良し悪しが決定してしまう(その繰り返し)という残酷な現実。終わりなき旅です。果てしない闇の向こうにうぉぅおーです。

クレジットカードも同じ。使うお店やライフスタイルによってお得度や利便性は変わってくるので、誰にとっても一番のクレジットカードというのは存在していません。

まずは初めて付き合うクレジットカードなら、良くも悪くも無難だけどサポートがしっかりとしたものを選んで、良い部分、どうしても物足りない部分を見つけていくのが遠回りのようで一番だと考えています。

初めて付き合う人は慎重に選ぶべきだ、お父さんは心からそう思う。

初めて作るのはVISAかMasterCardのマークが付いたクレジットカードにしよう

VISAのロゴ

最初に同じマークのお店を100個見つけてみましょうと言いました。そうしたら気付くはずです。この世はVISAとMasterCardとJCBのマークで溢れていると。

だけど、JCBのマークがたくさん見られるのはここが日本だから。海外だと、VISAとMasterCardが圧倒的に使われていて、日本産のJCBはまだまだ使えません(その辺りの詳しい事情は各国際ブランドの違いやシェアを解説した記事を参考にしてください)。

ですから、もうここではきっぱりと断言してしまいます。初めてクレジットカードを作るならVISAかMasterCardにしたら良いと思います。特にVISAのカードを作っておけば、クレジットカード使用可のお店で使えないことはほぼありません。懐が深い正統派のイケメンです。

アウトローな男にひかれるのも反対はしないけど、せめて最初はちゃんとした人と付き合って欲しいという父の願いです。

お金(ポイント)が全てじゃない

お金が全てじゃない

クレジットカードは使うと、ポイントが貯まります。例えば、とあるカードだと、1,000円の買い物をしたら、15円分のポイントが貰えます。このようなクレジットカードは、15円もらうのに1,000円がかかったので、15÷1,000×100(%)で還元率1.5%のクレジットカードと説明されます。

計算はまだよくわからなくてもいい。でも、還元率1.5%だとクレジットカードとしてはかなりポイントが多く貰えるほうなので基準として覚えておきましょう。還元率1.5%以上になると、ほとんどあり得ないくらいの高還元率カード、年収1億円以上の男みたいなものです。

まあ、こんな具合に現金で買い物をしてもポイントは付かないんだから、どうせならクレジットカードで支払ったほうが良いよね?というポイント目的でクレジットカードを作る人はすごく多い。

わかるよ。うん、惹かれる気持ちはわかる。でも、よく考えてみて?ジャイアンのように利子を取るどころか、逆にくれるというドラえもんの道具でマインドコントロールされたとしか思えない異常な優しさ。怪しいよね?

クレジットカード会社がお金(ポイント)をくれる理由を知っておこう

クレジットカード会社がポイント(お金)をくれる理由は簡単に言うと、お店からお金を取っているからです。

お金を貸してくれる優しいタケシくんは実は、スネオくんからお金を取っていた。だから懐が温かく、あなたにも笑顔でお金を貸してくれていたわけです。

お金をくれる人についていっちゃいけないと知っているのに、クレジットカードのポイントだと怪しまない人が多いです。だけど、何もないところからお金は生まれません。裏には泣いているスネオがいます。

泣いているスネオのイメージ

あなたがクレジットカードを使うたびにお店からは数%のお金が取られます。だけど、お店はクレジットカード決済を導入しないと不便でお客さんが悲しむから導入するわけです。

カード会社はそのお店の涙の分からあなたに分け前としてポイントとしてくれるわけです。「俺、優しいでしょ?」とタケシくんのように、ドヤ顔で。

初めてのクレジットカードではポイントに振り回されるな

クレジットカード会社はあなたが欲しくて貯まらないので、他の会社よりも高いお金(ポイント)を渡してあなたを勧誘してきます。

お金の画像

ですが、お金に目がくらむと、サポート体制や利便性などの点を見失ってしまいます。少なくとも初めてのクレジットカード作りではポイントを判断材料にするのをやめましょう。

年収2億円の人はそれなりのリスクをとっていますから、転落人生の可能性だってある。昔々マネーの虎っていう大金持ちたちがお金をばらまくという番組があったのだけど、その社長たちのその後を調べてみなさい?

クレジットカードも同じで、ポイント還元率が高いクレジットカードというのは、ビジネス的にかなり無理をしているので、還元率が突然下がることがよくあります。1,000円で15ポイント貯まっていたのに、いきなり5ポイントになるというのもよくある話です。

リスクのあるお金持ちと付き合うのは自由だけど、初めて付き合う人をお金で選びますか?

セールのイメージ

あと、成長した娘に教えたいのだけど、ポイントが貯まるからといって高いものを買うな。ポイントを貯めるよりも簡単な節約方法は安いものを安いところで買うことだ。お母さんを見習ってくれ。

旅行保険は命の値段

勧誘のイメージ

クレジットカード会社がお金をちらつかせてあなたを勧誘しようとしてくるのは、ポイントだけではありません。旅行で怪我をしたときにお金を貰えるような保険もクレジットカードのサービスの1つです。もうね、あなたを巡って、どんな手を使ってでも誘惑してきます。

簡単に言うと、「クレジットカード作ってくれたら、旅行するときの保険を2,000万円分付けてあげるよー」というサービスで、「え?2000万円もくれるの!?」みたいな(貰えるわけではないとわかっていても)心理的な嬉しさがあります。旅行保険は見た目の金額が大きいので勧誘にもってこいなわけです。

でも、例えば年会費が無料のクレジットカードに付く旅行保険って「最高でも」2000万円であって、しかも、それ大抵が傷害・死亡の際の補償です。つまり、あなたの命の値段です。

このことをしっかりと知っておいてください。もしも足りないなと思うのであれば、別途、保険に加入することも忘れずに(旅行のたびに数千円払えば入れます)。

それと旅行保険には、

  1. クレジットカードを持っているだけでいつでも保険が適応されるカード(自動付帯といいます)
  2. 旅行の代金をそのクレジットカードで支払ったときに初めて保険が適応されるカード(利用付帯といいます)

の2種類があります。どのクレジットカードも条件欄に(たぶん小さな文字で)書かれているのでカードを作る前に事前にチェックをしておきましょう。

この自動付帯と利用付帯の間には、

  1. 一緒に旅行に行ったときに、当然のように全額払ってくれてしかも優しい男
  2. 飛行機代を自分で出したら初めて優しくしてくれる器のちっさい男

くらいの差があるということです。

リボ払いには手をだすな

リボ払いのイメージ

リボ払いはアカン。手を出したらアカン。お父さんもお祖母ちゃんからもそう言われて育ってきた。

目先の出費が減るからといって、手を出したらあかん。お金を払っても払っても支払いが終わらないことになる。

一括払い以外の支払いをするならお父さんはクレジットカードを作ることを許可しません。

小難しい話になるからこれはいつかまた説明する。でも、いいかい?クレジットカードを初めて作るときはリボという言葉を目にしたら逃げろ。戦うな、逃げろ。

ヒーローはそう言われても戦うって?その敵の能力はチートでバッドエンドに終わる。逃げろ!

年会費無料という甘い響きの裏を知ろう

クレジットカードは年会費が無料のものと有料のものがあります(条件次第で無料になるものもあるがここでは割愛)。年会費がかかるタイプのクレジットカードは、ゴールドカードとかじゃなければ、1,000円ちょいくらいが一般的。

初めて作るクレジットカードなら、年会費が有料でも年間1,000円ちょい、月々100円くらいの年会費なら出してでも、信頼できるクレジットカードなら作って良いと考えています。

まあ・・・1万円以上するやつは本当に必要かよく考えましょう。世界で一番大金持ちのビル・ゲイツさんとか、ウォーレン・バフェットさんとかは、高額の年会費を払ってまでクレジットカードを持たずに、年会費が安いクレジットカード(American Expressのグリーンカードという一番ランクが低いカード。年会費は1万超えるけど・・・)を使っていることで有名ですよ。

年会費無料で良いクレジットカードであれば良いのですが、無料なのにはそれなりの理由がある。タダよりも怖いものはない。タダの理由を考えるクセをつけましょう。

例えば、一度は耳にしたことはあるであろう楽天カードは年会費が無料でポイントが貯まりやすいことで有名だけど、あのクレジットカードは、楽天で使ってこそ初めてパワーを発揮するクレジットカードです。それ以外だと結構平凡だったりする。

それとサポート体制にも非難が多い+広告やらキャンペーンのお知らせが怒涛のように押し寄せてくるのも特徴。無料だからしょうがないと享受するのもよし、お得だから付き合い続けるもよし。

クレジットカードのサポート体制はしっかりとしていますか?

最終的に自分で判断することですが、娘には、初めてのクレジットカードではサポート体制の評判だけは気にして欲しい・・・。万が一のトラブルで安心をして欲しいと願います。

勧誘されるがままにクレジットカードを作りまくってはいけない

クレジットカードは複数枚持つことが出来ます。多い人だと10枚とか持っている人もいる。これは本当に良くない。初めてのクレジットカード作りがうまく行ったからといって、バンバン申し込んでしまうのはやめておきましょう。

クレジットカードは作ったときにあなたの収入などを元に「利用限度額」というのを定めます。使うことができる上限金額。学生だと10万円くらい、新社会人だと20万くらい、といった感じです。

限度額が10万円のカードを5枚持っていたとしたら、全部使うと、それは月に50万円の借金が出来てしまう可能性がある、ということです。学生でその金額を翌月にキチンと支払えますか?

50万円分の爆弾を抱えているということですから、保険などいろいろな審査に問題が出てくる可能性もあります。

複数枚カードを持っているという情報は、各カード会社や保険会社に共有されています。

明らかに収入と不釣合いなほどクレジットカードを持っている場合は審査で落とされるのだけど、世の中には審査を甘くして通してしまう緩いクレジットカード会社もあるので、「申し込み過ぎない」と自制することが大切。

初めてのクレジットカードを長く使ってみて、出来る限り1枚でなんとかならないか考える。そして、どうしても足りない機能があるなと感じたら、その時初めて乗り換えるか、2枚目のクレジットカードを考慮するようにしよう2枚くらいまでなら審査に影響があることは少ないです。

一番良くないのは、デパートとかで勧誘されるがまま次々とクレジットカードを作ってしまうこと。財布の肥やしとなるオチが見えています。

最近はどんなクレジットカードもインターネットからでも申し込んで作れるから、その場では作らずに帰ってじっくりと考えてみよう。

ブランド品だってその場で買えないものは縁がなかっただけ。NOと言える勇気を持った人にお父さんはなってほしい。

クレジットカード番号は告白したらいけない

クレジットカード番号を「告白」したらいけない

初めてクレジットカードを作ったら、そのカードに記載されている番号の重要性に気付かなければいけません。

そこに書かれている16個の数字が誰かにバレてしまったら、すぐに悪用されてしまう。今は番号と有効期限さえわかってしまえば、インターネットからサイン無しで購入もできるから、誰でも悪用が出来てしまいます。

落とした場合も同様。すぐにクレジットカード会社に電話してクレジットカードを停止してもらおう。

彼氏に「カード番号教えてよ」なんて囁かれても絶対に絶対に絶対に教えたらダメ。お父さんがボコるから連れて来なさい。

初めてのクレジットカードライフ、初めての感覚を忘れずに

クレジットカードに慣れてしまうと、「今月いくら使ったっけ?(ポカン)」とかなる人が多い。

初めてクレジットカードを作ったとき、そして初めて請求が来たときの怖い、何もわからない、請求は絶対に払う、そういうドキドキした感覚は忘れずにいよう。

インターネット社会で支払いに便利でなくてはならないツールであることは間違いないのだけど、一歩間違えれば身の破滅を引き起こしかねないものでもあるのがクレジットカード。でも、ここまで読んで理解出来たなら大きく道を踏み外すことはないから大丈夫。

お母さんに似てるし、しっかりものの娘だもの。

幸あれ。