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未成年(18歳未満)はクレジットカードを作れない 代替方法も解説

未成年はクレジットカードを作れるのか

未成年はクレジットカードを作れない

結論から申し上げますと、未成年(18歳未満)は基本的にクレジットカードを作ることができません。

2022年3月以前は成人年齢が20歳だったため「未成年(18歳、19歳)でも親の同意があればクレジットカードが作れる」という言い方がされていましたが、2022年4月から民法の改正で成人の年齢は20歳から18歳に引き下げられたため「未成年はクレジットカードが作れない」ということになります。

成人(18歳以上)未成年(18歳未満)
親の同意必要なし親の同意があっても作れない
高校生ではない作れる作れない
高校生である基本作れない一部作れるクレジットカードもある作れない

親の同意があっても作れない

2022年3月以前は18歳、19歳がクレジットカードを作る際には親の同意が必須でしたが、現在は18歳以上が成人なので、クレジットカードを作る際に親の同意は必要ありません。一方で、18歳未満の未成年はたとえ親の同意があってもクレジットカードを作ることはできません。

高校生は成人(18歳)になっても作れるクレジットカードは限られている

高校生は成人(18歳)になって作れるカードは大学生よりもかなり限られています。クレジットカードの申し込み条件を見ると多くのクレジットカードに「18歳以上(高校生以下は不可)」といった文言が明記されています。高校に通っているのですから、通常バイトをすることが出来る時間も限られています。そのため、しっかりと利用額を支払ってくれる保障がないので、やむを得ない処置かなと。

現在はセゾンカード発行のカード、及び、オリコカード発行のカードなどが18歳の高校生でも申込み可としています。詳細は↓記事を参照してください。

学生でない成人(18歳以上)なら作成可能です。

未成年でもクレジットカードが作れる例外

一部のカード会社では例外的に未成年にもクレジットカードを発行することがあります。

代表的なのが留学をする場合です。

留学先でクレジットカードがないと不便なので、クレジットカード会社も便宜を図ってくれて親の家族カード(使った分が親の口座から引き落とされる)としてクレジットカードを発行することができる場合があるんです。親からカード会社に相談してもらいましょう。

未成年の方がクレジットカードの代わりとなるもの(代替方法)

未成年の方がクレジットカードを作れないことは見てきた通り。

しかしながら、クレジットカードの代用となるものを作ることは可能です。

その代用とは、VISAやMasterCard(国際ブランドと言います)といったマークが付いたブランドプリペイドカードブランドデビットカードです。

中学生や高校生の方が使えるキャッシュレス決済をまとめて知りたい方は中学生・高校生・大学生別のキャッシュレス入門という記事詳細をまとめてあるので対象の方は参考にしてみてください。

ブランドプリペイドカード(事前にチャージしてクレジットカードのように使う)

ブランドプリペイド

ブランドプリペイドカードはクレジットカードではありませんが、お店やネットショップではクレジットカード同じように使うことができます。

クレジットカードと違うのはプリ(事前に)ペイド(支払っとく)というその名の通り、チャージが必要だという点です。Suica、PASMO、ICOCAなどの交通系電子マネーのようにチャージをして、そのチャージした金額をVisaやMastercardといったクレジットカード加盟店で使うことが出来ます。番号がもらえるので、ネットショップでも利用可能です。

詳細は↓の記事をご参照ください。

Kyash、au PAYプリペイドカード、dカード プリペイド、ソフトバンクカードなどがメインになるでしょう(ちなみに、手数料が高い事前チャージなどをめちゃくちゃ薦めてくるバンドルカードは知名度こそ高いものの、Apple PayやGoogle Payなどに登録もできないですし、ブランドプリペイドが初めての方だったり、未成年のうちはおすすめしません)。

殆どのカードが12歳から作成可能、中には6歳から作ることができるカードもあります。

事前にチャージが必要な分、クレジットカードのように使いすぎる心配がないのがメリットだと言えます。

ブランドデビットカード(使った分だけ銀行口座からすぐに引き落とされる)

ブランドデビット

ブランドデビットは銀行が発行しているカードで、利用すると即銀行口座から利用額が引き落とされるカードです。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などのメガバンクはもちろん、ネットバンクも多くのところが発行しており、未成年でも作成可能です。

上記のブランドプリペイドとの違いは、事前のチャージが必要ないことにあります。銀行口座に残高があればVisaやMastercardなどの加盟店で利用可能です。

詳細は↓にまとめてあります。

未成年はクレジットカードを作れないが代替手段があるので困らない

未成年の方はクレジットカードが作れないこと、及び、その代替となる支払い方法を見てきました。

ブランドプリペイドが初めて登場したのが2014年あたりのことですが、それ以前はクレジットカードを持っていない未成年はオンラインショッピングをしようと思ったらわざわざコンビニなどに行って支払うか代金引換などの方法がメインでした。

ですが、現在はブランドプリペイド、ブランドデビットもたくさんの種類が出ており、未成年だからクレジットカードが使えなくて欲しい物が買えないということは殆どなくなっています。

ブランドプリペイドやブランドデビットカードでキャッシュレスに馴染んで、成人になったらクレジットカードを作ることを検討してみてください。

いずれにせよ、決して使いすぎないようにくれぐれも注意して使いましょう。

現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず.com制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず.com運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー1.6万人)でも日々情報を共有しています。