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マイナポイントを理解する

マイナポイントを理解する(マイナンバーカード)

マイナポイント事業について

マイナポイント事業は、総務省がマイナンバーカード普及のために行う施策で、2020年9月から2021年3月末まで行われます。

総務省が2019年7月に発表したマイナンバーカードの普及率は13.5%だったので流石に「やっべ・・・」と焦って施策を打った形です。偉い人の頭には住基カードの悪夢が頭をよぎったことでしょう。住基カード、のこと、時々でいいから、思い出してください(2015年12月没)。

このマイナポイント事業ですが、2020年度予算案で2458億円が充てられている大きな施策です。

2458億円がどのくらい大きいかというと、現在行われているキャッシュレス・消費者還元事業の予算が2798億円(足りなくなる見込みだけど消費者に還元されるのが1786億円)です。

つまり、キャッシュレス決済をする度に5%バラ撒いている施策と同等規模の施策ということになります。

ここではそんなマイナポイント事業についての概要をわかっている範囲で、できる限り噛み砕いて、まとめていきたいと思います。

なお、公式ページにも制度の詳細は変更になる可能性があると記載されており、まだ未確定の部分も多いことを予めご了承ください。

判明次第、随時、Twitterや当ページで共有していければと思います。

マイナポイントについてわかっていること

マイナポイントはマイナンバーカード保有者が、必要な手続きを経て、キャッシュレスでチャージまたはお買い物をすると付与される25%(上限5,000円分)分のポイントです。1ポイント=1円で紐付けられたキャッシュレス決済サービスを使った買い物に使えます。

マイナンバーカード関連のポイントにはすでに自治体ポイントというよくわからない(正直使えない)ポイントがありますが、あれとは別のポイントです。

公式解説動画では、前払式の電子マネーやQRコード決済サービスにチャージした際に上乗せされて貰えるポイントであることが紹介されています。
一方で、キャッシュレス事業者向けの解説資料には、以下の3種類のポイントの付与方法が解説されています。

  1. 前払額に応じてマイナポイントを付与する方法。
  2. 決済額に応じてマイナポイントを付与する方法。
  3. その他一定の経済的利益を受ける権利を対象者に付与する方法として認められる方法。

マイナポイント事業キャッシュレス決済事業者登録要領「5.1.1.2 補助の対象となるマイナポイント付与の方法」より

    これの2を読むとクレジットカードやデビットカードもいける感じがありますが、難しいのでしょうか・・・。

    現状では、25%還元であること上限が5,000ポイントであること、だけが決定済みです。

    マイナポイントの上限「5,000ポイント」について

    繰り返しになりますが、マイナポイントは、最大で5,000ポイントの付与です。

    25%還元で5,000ポイントなので、チャージ額/決済額は2万円が上限です。

    チャージ額/決済額例マイナポイント
    5,000円1,250ポイント
    10,000円2,500ポイント
    15,000円3,750ポイント
    20,000円(上限)5,000ポイント

    流石にもったいないのでせっかく作ったなら2万円満額チャージ or 決済をしたいところですね。

    マイナポイントの付与対象となるキャッシュレス決済サービス

    マイナポイントをもらうためには、1つのキャッシュレス決済サービスを選択必要があります。

    マイナポイントを貯める決済サービスを1つ選択

    選択できるキャッシュレス決済サービスは1つだけで、やむを得ない場合/補助金事務局が認めた場合を除き、1度決定したキャッシュレス決済サービスを変更することは出来ないようです(※)。

    良く使うお店で使える決済サービスを選択するのがベストでしょう。

    キャッシュレス決済サービスは、2020年2月現在も総務省のページで募集中の状況です。どんなラインナップになるのか楽しみ。

    ※マイナポイント事業キャッシュレス決済事業者登録要領「5.1.1.1 マイナポイントの付与の対象者」より

    マイナポイントを貰うための準備

    マイナポイントを貰うために必要な準備は大きく分けて3つです。

    1. マイナンバーカードを発行する
    2. マイキーIDの設定
    3. 決済サービスを選択&申し込み(2020年7月開始)

      マイナンバーカードを発行する

      マイナンバーカードの発行方法に関しては公式ページが詳しいです。

      「通知カードと一緒に入っていたマイナンバーカード交付申請書なんてとっくに紛失したぜ!」という方は市役所などに電話すれば住民票の住所に送ってくれます。

      顔写真などを送る交付申請(交付申請書に記載されている申請書IDなどが必須です)は筆者の場合、スマートフォンで行いました。家の壁紙の白い部分を背景にiPhoneで自撮りした無精髭の顔写真を送りましたが、問題なく通りました。通らなければよかったのにと思うレベルの面です。

      交付申請から1ヶ月くらいで交付通知書(「出来たよー」というお知らせ)が送られてきます。おそらく時期によって混雑具合は違うので、確定申告前と、このマイナポイント開始前はもっとかかると思われます。

      なので、もし参加される方は早めの申請がおすすめです。

      交付通知書が届いたら、めんどくさいですが受け取りに市役所、もしくは支所に足を運びます。本人限定郵便で郵送してくれと思いましたが、まあ難しいでしょうね・・・。

      受け取りには事前の予約が必要です。友人曰く、市役所で予約をせずに受け取れたらしいですが、30分以上待たされたらしいので、事前の予約がおすすめ。予約した筆者は5分くらいで発行できました。友人は「厳重に保管されているので予約していないと取りに行くのに時間がかかる」と説明されたらしいですが、詳細は不明です。

      マイナンバーカードを受け取るブース

      受取時の注意点として、↑のようなブースみたいな場所でマイナンバーカードに暗証番号を設定するのですが、この暗証番号は、例えばスマホでマイナンバーカードを読みんだ際に入力する、など何かと使うので決して忘れないようにしましょう。

      顔写真と実物が違いすぎてブースの中で市役所のお姉さんにガン見されたのは良い思い出です。これからマイナンバーカードが保険証代わりになるなど、身分証明書としての地位を上げていけばいくほど生きづらくなりそうなので、顔写真はいつもの状態で撮りましょう。

      また、犯罪収益移転防止法改正に伴い、本人確認書類を2枚、例えば免許証とマイナンバーカードの2枚、を提出するような機会も増えるので、ご自身の顔写真を使った神経衰弱でアウトにならないようにご注意ください。snowの写真とかやめておきましょう。

      マイキーIDの設定

      マイナンバーカードを手に入れたら、ウェブサービスにログインするためのIDとパスワードを発行します。このIDは、マイキーIDと呼ばれます。

      最初に申し上げておくと、マイナンバーカードさえ発行しておけば、マイキーIDとパスワードはいつでも発行できるので特に焦る必要はありません。というか今発行してもキャッシュレス決済サービスの選択が始まる2020年7月までは使い道がないので、後回しにしても良いでしょう。

      いちおう、取得の流れを解説します。

      スマートフォンの方は「マイナポイント」アプリをインストール。パソコンの場合は「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールしてください(OSはWindowsのみ、ブラウザはIE11が必要です)

      マイナポイントアプリ

      macユーザーはスマートフォンから読み取りましょう・・・。

      Next

      マイナンバーカードを読み取ります(発行時に設定した暗証番号を入力します)。

      マイナンバーの読み取りに対応するスマートフォン、パソコンの方はリーダーが必要になります。

      パソコンの方は対応のリーダーはこちら

      Sonyのパソリ

      マイナンバー対応のスマートフォンはこちら。iPhoneも7以降なら対応しています。

      マイナンバーカードの読み取り

      Next

      読み取りが完了するとマイキーIDとパスワードが発行されます。

      マイキーIDとパスワードの発行完了画面

      スクリーンショットを撮って保存することが推奨されています。

      決済サービスを選択&申し込み(2020年7月開始)

      2020年7月から発行したマイキーIDとパスワードを使って会員ページにログインして、マイナポイントを貰うためのキャッシュレス決済サービスを選択します。

      繰り返しますが、2020年7月までは使い道がないので、後回しにしても良いと思います。

      9月から実際に事業開始となります。

      マイナポイントと自治体ポイントの違い

      マイナポイントと似て非なるものとして自治体ポイントというポイントがあります。

      マイナポイントが作られる以前から存在していたマイナンバーカードのポイント制度で、マイナポイントと同じく、マイキーIDとパスワードを発行して、さらに諸々の設定をすれば貯められます。

      結論からいえば、自治体ポイントは「こんなポイント誰が使うの?」という非常に謎なポイントです。使うまでの設定が面倒、使い道が極少(地域の美術館や物産品が購入できるオンラインショップとかで使える)で設計した人に5時間くらい問い詰めたいくらい。

      なんの圧力があったかわかりませんが、dポイント、ANAマイル、永久不滅ポイント、OkiDokiポイントなど、様々なポイントから自治体ポイントに交換することは可能です。

      自治体ポイントに交換できるポイント

      ただし、一度変えたら使い道がほぼなくなるのでご注意ください。よほどそういうレアな交換がお好きな方はどうぞ。

      マイナポイント事業で付与されるポイントはこの自治体ポイントではなく、電子マネーやQRコード決済の残高として1ポイント=1円で使えるマイナポイントであり、別物なのでご安心ください。

      マイナポイントのまとめとマイナンバーカードの今後

      マイナンバーカードを発行するモチベーションが沸かないそこのあなた。わかる。

      実際、免許証だけで事足りるし、いくらマイナポイントが5,000円分貰えると言っても、発行のために写真撮って、時間作って市役所に足を運んで、といった手間賃のほうがよっぽど高い、2億くれ、というのが自堕落な自分の本音です。

      それでも個人的にマイナンバーカードを作った理由は概ね以下の通り。

      • 確定申告のe-Taxが楽。
      • 2021年3月から健康保険証として利用可能になる。
      • 医療費控除の手続きも簡単にできるようになる。
      • 2020年3月から犯罪収益移転防止法改正に伴いクレジットカードカード作成時などに身分証が2種類必要になる(パスポートより提出しやすい)。
      • 各自治体の手続きがマイナンバーカードがあれば簡素化する予定。
      • 預貯金口座とマイナンバーの連結義務化が検討されている(口座連携=マイナンバー提出代わりになる)。

        これらのメリットと作成の手間を天秤にかけて作りました。

        ちなみに紙製の通知カードは廃止される予定なので、通知カードに頼っている方も早めの切り替えを検討したほうが良いかもしれません。

        このページで現状で伝えたいのは、マイナポイント目当てであれ、利便性目当てであれ、マイナンバーカードを作る予定があるなら早めに作ったほうが良い、ということです。

        市役所のオペレーションとか見ていると、マイナポイントが大きく報道されるようになってから作り始めるとおそらく地獄を見ます。マイキーIDの設定とかはいつでもできるので、とにかくカードの発行だけは早く済ませたほうが良いのではないでしょうか。

        個人情報の漏洩の心配とか色々言われているマイナンバーですが、自分が調べた範囲だと割としっかり設計されているなと思っているのと、それ自体は無意味な番号の羅列であるマイナンバーより、免許証番号のほうが西暦とか再発行の回数とかの情報が入っていてよっぽど怖い、というのが個人的な意見です。

        とはいえ、あくまでマイナポイントについてのまとめなので、セキュリティなどに関してはご自身の判断でお願いします。マイナポイントにつられて作るのも全然良いとは思いますが、ご自身でもどういう仕組なのか、お手すきの際に調べてみてください。