概要
PayPayのクレジットカード払いに利用可能なカード
QRコード決済のPayPayは、チャージ残高から支払うだけではなく、VISA・MasterCardの国際ブランドが付いたクレジットカード・デビットカード・ブランドプリペイドカードでの支払いも可能です。PayPayカード(旧ヤフーカード)はPayPayあと払い(実質PayPayカード払い)としてVisa、Mastercard、JCBブランドが利用可能です。
AMEX、Dinersカードも使えませんのでご注意ください。アカウントの「支払い方法の管理」から追加や削除ができます。
国際ブランド | PayPayあと払い(PayPayカード) | その他カード |
---|---|---|
VISA | ◯ | ◯ |
Mastercard | ◯ | ◯ |
JCB | ◯ | × |
American Express | × | × |
Diners Club | × | × |
事前のチャージは不要で、料金の支払いは利用した各種カードから行われます。
クレジットカードを導入していないお店でもPayPayを導入していれば、間接的なクレジットカード払いが可能です(このメリットの詳細は後述)。
デビットカード・ブランドプリペイドカードは一部登録不可なものがある
VISAやMasterCardでも登録できるブランドプリペイドは種類は限られています(2020年4月末現在の確認です)。
筆者の環境で検証したものだと、ブランドプリペイドカードはソフトバンクカード(VISA)、Kyash Card(VISA)、デビットカードはPaypay銀行のデビットカード(VISA)、ソニー銀行デビットカード(VISA)、SMBCデビットカード(VISA)が登録可能でした。
一方で、VISAブランド、Mastercardブランドにも関わらず、au PAY プリペイドカード(Mastercard)、dカード プリペイド(Mastercard)、バンドルカード(VISA)などは登録不可です。
PayPayのクレジットカード払いの方法
PayPayのクレジットカード払いはPayPayのトップ画面の「支払う」からQRコードを表示する画面で設定できます。↓の画面で支払い方法が「クレジットカード」になっていることをご確認ください。
支払い方法の選択画面で切り替えることも可能です。
PayPayのクレジットカード払いの際にPayPayポイントは貯まるの?
登録してあるクレジットカードのポイントが貯まります。
PayPayのカード払い | 貯まるポイント |
---|---|
カード払いVISA・MasterCard | 登録したカードのポイント |
PayPayあと払い(PayPayカード払い) | PayPay STEP分基本0.5%- |
PayPayあと払いのポイント還元は、実店舗では基本PayPay STEPの0.5%還元で、それ以上にするためにはPayPay Stepで決済を月に30回以上などのかなりハードな条件が付きます。また、カード払い分のPayPayポイント(1%)は付与されません。
カード払いをした際にはPayPay STEPのポイントは付与されず、PayPayあと払いをした際にはPayPayカードのポイントは付与されない、2重取りは基本的にできません。ただし、ソフトバンクユーザー、ワイモバイルユーザーの方は、以下の方法を使えば2重取りが可能です。
PayPayポイントとクレジットカードのポイントの2重取り【ソフトバンクユーザー・ワイモバイルユーザー限定】
意地でもクレジットカードのポイントとPayPay STEPのポイント2重取りをしたい場合、ソフトバンクユーザー・ワイモバイルユーザーの方なら、PayPay残高へのチャージで「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」を選択→ケータイ料金の支払いを各種クレジットカードから行うという技が使えます。
PayPayのクレジットカード払いの利用上限
クレジットカード払い | ||||
---|---|---|---|---|
本人認証設定済み | 本人認証未設定 | |||
青いバッジ付与 | 青いバッジ未付与 | 青いバッジ付与 | 青いバッジ未付与 | |
過去24時間 | 25万円 | 2万円 | 5,000円 | 5,000円 |
過去30日 | 25万円 | 5万円 | 5,000円 | 5,000円 |
PayPayのクレジットカード払いは、本人認証=3Dセキュアを行っているか否かで利用できる上限金額が変わってきます。
そもそも本人認証サービスである3Dセキュアに対応していないサービスは必然的に過去30日の利用上限金額は5,000円になります。
PayPayはクレジットカードが使えないお店でクレジットカードを使える便利なツール
キャッシュレス決済を使いこなしている方は、筆者も含めて、PayPay=クレジットカードが使えないお店で間接的にクレジットカード払いをする便利なツール、と位置づけている方が多いです。今現在、キャンペーン時にしか使わないという方もこの視点を持つとPayPayの利用頻度が上がると思います。
例えば、街ナカの小さな食堂などでは、PayPayしか使えない、という場面によく遭遇します。そのような場所でもPayPayのクレジットカード払いをすれば、実質クレジットカードで支払えます。カードのポイントも貯まるし、明細もクレジットカードに一元化することが可能です。
まとめ
現在筆者がPayPayを利用するのは、キャンペーン開催時、もしくは、そして上記の通り、PayPayしか使えないお店でクレジットカード払いをするときになっています。