
チャージ限度額 | 30,000円 |
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チャージの方法 | Tマネーの加盟店で現金によるチャージ(店頭) /Visaブランド除くヤフーカード(新規募集終了済み)、Tカードプラス、ファミマTカードによるクレジットカードチャージ(オートチャージも可) / paidyを使った後払いチャージ / Tポイントでチャージ |
使えるお店 | ウエルシア薬局、ファミマ、吉野家などApple Payに登録することでiD、Mastercardコンタクトレス加盟店でも利用可能に(2021年4がty21日から対応)。 |
公式HP | https://tsite.jp/pc/r/tmoney/index.pl |
概要
Tマネーの作り方
2014年11月19日に発表されたプリペイド型の電子マネーであるTマネー。Tポイントカードをお持ちの方はTマネーを使うために何か特別なカードを作る必要はありません。
現在お使いのTポイントカードがそのまま電子マネーカードとして使えてしまいます。
「え、いつの間に電子マネーの機能なんて実装していたの?」と思わず訪ねたくなるほど急なんですが、とにかく便利に使いはじめることが出来る形で登場しました。
今までポイントカードとしてしか見ていなかった方でもいつの間にかお財布の中に電子マネーがあることになります。
またTカードプラスなどクレジットカードにTポイント機能が付いているようなカードでもTマネーは使用することが出来ます。ただし、VISAブランドのTポイント機能付きクレジットカード、デビットカード(ファミマTカード、デビットTカードスルガバンク、Tカード プラスなど)ではTマネーは使えないのでご注意ください。
JCBブランドのTカード プラスなら使えます。
Tマネーをチャージする方法
Tマネーをチャージするためには以下の方法があります。
- Tマネーの加盟店で現金によるチャージ(店頭)
- Visaブランド除くTカードプラス、ファミマTカードによるクレジットカードチャージ(オートチャージも可)
- Paidyを使った後払いチャージ(手数料300円。Paidyの詳細はこちら)
- Tポイントでチャージ
Tマネーは還元率が高いわけではないので、貯まったTポイントの消化としてTポイントでチャージする人が多いかなと思います。
一枚のTカードにチャージできる限度額は3万円。
チャージしたTマネーの有効期限も10年と長いのが特徴。存在を忘れるレベルで長いです。
現金チャージできる加盟店
Tマネー加盟店でTポイントカードを出してチャージしたい旨を伝えれば、1,000円単位でチャージが可能です。
チャージできる加盟店は、ファミリーマート、ウエルシア、TSUTAYA、ドラッグイレブン、ハックドラッグ、ドラッグユタカ、カメラのキタムラ、吉野家などです。
クレジットカードからチャージも可能(ただしTカードプラス、ファミマTカードのみ)
Tマネーはクレジットカードからのチャージにも対応しています。ただし、チャージに使えるクレジットカードはVisaブランド除くヤフーカード(新規募集終了済み)、Tカードプラス、ファミマTカーのみです。
最低チャージ額は3,000円になります。
オートチャージの設定も可能です。
他のクレジットカードでもチャージ出来るようになれば利便性も高まるのですが、現状だと登録できるクレジットカードはかなり限られているのが残念です。
Tマネーでどのくらいのポイントが貯まるのか
通常の提示分のTポイント(例えばTSUTAYAでは200円で1ポイント)の他に、月間利用額に応じて貯まるポイント、というのが用意されているのがこのTマネーのポイント制度です。月間利用額に対して貯まるポイントのレートは月間使用額500円あたり1ポイントです。
月間使用額が5,000円だったら10ポイントが、支払いで貯まったポイントとは「別に」貯まっていくことになります。
例えば、TSUTAYAで月額10,000円のレンタルをしたとしたら、通常のポイントカード分が50ポイント、Tマネー利用分が20ポイント貯まり、月額合計で70ポイントのTポイントが貯まることになります。ただし、50ポイントの通常のポイントカード分は別にTマネーで支払わなくても貯まるポイントなので、Tマネーを使うことで貯まるポイントは20ポイントのみになります。
正直、貯まるポイントが少なすぎて他のクレジットカードで支払ったほうがメリットが大きいので改善していただきたいところ・・・。
使用する際にはレジでTマネー支払いをすることを伝えるだけで、1ポイント=1円で上限の30,000円まで好きな金額を使用をすることが出来ます。
TマネーはApple PayでiD、Mastercardコンタクトレスとして使える
TマネーはApple Pay(WALLETアプリ)に登録をすることで、iD、Mastercardコンタクトレスとして利用可能です(2021年4月21日から開始した)。
T-PointアプリからApple Payに追加することが可能です。
貯まったTポイントを日本でも多くの店が導入しているiD加盟店で使えるので使い道に困ることはありません。
Mastercardコンタクトレスはこちらをご参照ください。
ネットショッピングでもMastercardとして使える
TマネーはTマネーかざして支払いに設定、本人認証を設定することでMastercardのバーチャルカードも発行されます。
TマネーはTポイントアプリから設定をすることで確認可能です。
3Dセキュアにも対応していて便利です。
ただし、番号確認のたびに、電話をかけて認証をするという手順を踏まなければいけないのでかなり手間がかかります・・・。
Tマネーが直接使えるお店
Tマネーが直接使えるのはTSUTAYA、ファミマ、ウエルシア薬局、吉野家など。他の電子マネーと比べるとまだ導入している店舗は少ないと言えます。
使えるお店にはTポイントカードのイメージカラーである黄色と青、それにグレーが重なってメビウスの輪のように(?)なったマークが付くようなのでこれを目印にしましょう。
Apple Payに登録すればiD、Mastercardコンタクトレス、おサイフケータイならiDとして使えるので使い道には困りません。
Tマネーの今後
このTマネーは、電子マネー業界では明らかな後発組なのですが、Tポイントカードを持っている人全員(その数7,000万人以上)がいきなり電子マネーカードを保有者にしてしまったのはすごい。
ただ、いくら保有者は多くても還元率の低さからあまり使っている人を見かけないのが現状です。今後どのような展開をしていくのか注目です。