貯まるポイント名 | Pontaポイント |
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ポイントレート | 200円で1 Pontaポイントポイントアップ店だと200円で2ポイント程度(対象店によって異なる)。 |
ポイントの有効期限 | 加算日から1年 |
チャージの方法 |
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チャージ単位 |
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3Dセキュア | 対応 |
Apple Pay | 対応 QUICPay / Mastercardのタッチ決済 |
Google Pay | 未対応 |
公式HP | https://wallet.auone.jp/ |
概要
デザインリニューアル&実カードの発行手数料有料化
au PAY プリペイドカードは2024年4月にデザインをリニューアルしました。
変更点は以下の通り。
- ICチップ搭載
- タッチ決済対応
- 新規発行手数料600円(税込)
- バーチャルカード対応
実カードを発行しなくても、バーチャルカードで使えるのでそこまで困ることはないかなと(Google Payの対応もしてくれれば・・・)。
カード番号は裏面です。
au PAY プリペイドカードってどんなカード?
au PAY プリペイドカードは、KDDI(au)が発行するMastercardブランドのついたいわゆる「ブランドプリペイドカード」です。以前はau WALLET プリペイドカードという名称でした。
2014年から発行を開始しており、日本のブランドプリペイドカードのさきがけ的な存在です。
チャージさえすれば国内外のMastercard加盟店で使えるのはそのままに、現在ではチャージした残高をQUICPay+やQRコード決済「au PAY」で使えたり、じぶん銀行と連携したデビット機能といった様々な機能がカード1枚とスマホで使えるなど、マルチマネー展開も積極的に行っています。
さらに2019年8月下旬より、従来はauユーザーやひかり契約者のみ発行していたところがau以外のユーザーでも使えるようにキャリアフリー化。じぶん銀行の口座をお持ちであればだれでも使えてお得なカードとして進化しました。
au PAY プリペイドカードの機能・使えるお店・利用方法
au PAY プリペイドカードでは、1枚で3通りの支払い方法があります。
お買い物をするお店に合わせてスピーディに支払い可能です。
Mastercardとして利用する
au PAY プリペイドカードは国内外のMastercard加盟店で利用することができます。
お店でもネットショッピングでも、クレジットカードが使えるところならどこでもOK。
ただし、以下のような加盟店では利用できないのでお気をつけください。
- 毎月継続的な支払いをする加盟店(ただしApp Storeや Google Playの定期購入を除きます)
- 公共料金の支払い
- ガソリンスタンドの支払い(出光は金額指定で利用可能)
- 高速道路の支払い
使い方はとっても簡単、クレジットカードと同じようにカードを渡して「クレジット一括払い」と伝えるだけ。
スーパーやコンビニなどはサインレスでお支払いできます。
Apple Payとして利用する(タッチ決済&QUICPay+)・Suicaにチャージする
iPhone 7以降やApple Watch Series 2以降のiOS端末の場合、Apple Payに登録して利用することができます。
au PAYアプリの「Apple Pay」をタップして設定すれば事前の利用準備は完了。
お店での利用はQUICPay+加盟店で利用可能、使うときも「QUICPayで」と伝えてTouch ID/Face IDの認証をしてから端末にかざすだけなのでとってもスピーディです。
さらにはMastercardタッチ決済(Mastercardコンタクトレス)にも対応しており、ローソンやマクドナルド、IKEAなどといったタッチ決済が使える加盟店でも利用可能です。
お店により「クレジット」「NFC Pay」と伝え方は異なりますが、こちらも端末にかざすだけで決済が完了します。
Apple Payに登録したMastercardはオンライン決済にも利用可能なため、au PAY残高を使ったApple PayのSuicaチャージも1円単位で行うことができます。
金額を入力してTouch ID、Face IDの認証をすればすぐにチャージ完了するので利用状況に応じて自由に管理することも可能です。
また、Androidの場合はau PAYアプリトップのSuicaをタップすると簡単な操作でチャージが可能、こちらは最低金額が1000円以上であるものの1円単位でチャージ金額を指定することができます。
※Suica/PASMOチャージにおけるPontaポイント付与条件※
au PAYではSuicaやPASMOのチャージに利用した場合、Androidのau PAYアプリからSuicaのチャージを利用した場合に限りPontaポイントが200円ごとに1ポイント付与され、Apple PayやGoogle Payを通してチャージを行った場合はPontaポイント付与対象外となります。
Google Pay(Google ウォレット)には未対応
au PAYプリペイドカードは現状だとGoogle Payには対応していません。
2024年のリニューアルで対応してくれると良いのですが・・・。
au PAYとして利用する
au PAYアプリの機能のひとつ、QRコード決済サービスの「au PAY」も残高で利用することができます。
主な使えるお店はセブンイレブンやローソンといったコンビニ、松屋やミスタードーナツなどの飲食店をはじめ、一部の楽天ペイ加盟店においても利用することができます。
使い方はau PAYアプリの「au PAY」をタップしてコードを表示・スキャンすれば完了。
ポイント倍増キャンペーンも多くやっているので対象店舗での利用の場合はau PAYでの支払いがお得な場合があります。
キャンペーン情報は必ずチェックしておきましょう。
au PAY プリペイドカードのチャージ方法
au PAY プリペイドカードへのチャージ方法は様々な方法がありますが、大まかに分けるとこの通り。
- 現金チャージ(セブン銀行ATM・一部のauショップ)
- auじぶん銀行(都度振替・オートチャージ)←オススメ
- auかんたん決済(都度チャージ・オートチャージ)←オススメ
- クレジットカード(Mastercard、American Express、VISA及びJCBの一部のカード)
- Pontaポイントから交換
現金チャージの場合
セブン銀行・ローソン銀行でチャージ
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMではアプリからの「スマートフォン取引」を使って現金チャージをすることが出来ます。
・ATMでのスマートフォン取引の場合
au PAYアプリのチャージを選択し、「ローソン銀行ATM」または「セブン銀行ATM」を選択。
ATMのスマートフォン取引を選択してQRコードを読み取り企業番号を入力すると紙幣の投入に進みます。
ローソン銀行では投入金が全額チャージされるためおつりは出ませんが、セブン銀行ではチャージ金額を選択する方式のためおつりを出すことも可能です。
・カードを直接利用する場合
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM(2021年10月18日から開始した)では、au PAYプリペイドカードを直接挿入してチャージすることも出来ます。
スマートフォン取引利用時と同様、こちらもチャージ金額を指定する方式のためおつりを出すことが可能です。
auショップでチャージ
一部のauショップに設置されている請求書自動払込機「au SaKuTTO」で行います。
「チャージ」を選択してカード裏面のバーコードを読み取り、金額を選択して紙幣を投入すれば完了。紙幣はまとめて投入できる上におつりも出るので高額紙幣の利用も便利です。
全国の直営店をはじめ、主要なauショップ(代理店)にも設置されています。
クレジットチャージの場合
本人認証サービスに対応したクレジットカードをお持ちの方であれば、クレジットカードからのチャージも可能です(Mastercard、AMEX、Diners以外はカード会社の制限あり)。
ただし、チャージ分については各カード会社のポイント付与の対象外となるものも多いため注意が必要です。
チャージ金額は3,000円からの定額指定で、チャージ実行の際に各カード会社で設定した本人認証サービスのパスワードが必要です。
クレジットカードチャージ分は送金・出金はできません。
※au PAYカードならオートチャージも利用可能※
au PAYカードをクレジットチャージとして利用した場合、auじぶん銀行やauかんたん決済と同様に「リアルタイムチャージ・オートチャージ」を設定することが出来ます。
リアルタイムチャージを設定すれば残高が0円の状態でも利用した金額分がau PAYカードから自 動決済されるため手間いらず、他にも設定した金額を下回った場合に一定額をチャージするオートチャージも設定可能となっています。
なお、下記の「auじぶん銀行」「auかんたん決済」のオートチャージ設定は併用できず、いずれかひとつのみ利用可能なため、すでに設定をしている方はオードチャージ方法の切り替え操作が必要です。
auじぶん銀行口座の場合←オススメ
auじぶん銀行口座をお持ちの方は口座からの振替を利用して1,000円からの指定金額から選択してチャージすることができます。
auじぶん銀行アプリの「スマホ認証」の設定をしておくとチャージの手順が一部省略されるので必ず行っておきましょう。
また、auとUQの契約回線で利用している場合はオートチャージ・リアルタイムチャージの設定も可能です。
オートチャージは設定した金額を下回ると自動的にチャージされ、リアルタイムチャージは残高が0円の状態でも自動的にauじぶん銀行口座から利用金額が引き落としされるようになり、au PAY プリペイドカードをじぶん銀行直結のデビットカード状態として利用することができるのでとっても便利です。
この方法を利用すれば入金はじぶん銀行の口座のみとなるのでお金の管理がとてもしやすく、入出金もコンビニATMや三菱UFJ銀行のATMで行えるのでATM拠点には困りません。
なお、au/UQの契約者・非契約者問わずauじぶん銀行口座からの都度チャージ・オートチャージ・リアルタイムチャージのいずれかを利用した場合、「じぶんプラス」のステージ判定条件に算定されるのでATM手数料優遇などの特典も受けることが出来ます。
その他、au PAYユーザー間で残高の送金機能やチャージ残高のauじぶん銀行口座への出金機能も用意されています。
なお、出金には自動払出を設定した場合は手数料無料で、都度払出を設定した場合は220円(税込)の手数料がかかります。現金チャージ分・auじぶん銀行口座チャージ分のみ出金可能です。
auかんたん決済の場合←オススメ
auユーザーの場合、auかんたん決済(キャリア決済)を使った携帯料金合算払いでチャージすることもできます。
都度チャージは1,000円単位で可能、オートチャージも利用できます。
さらにリアルタイムチャージも対応しているため、かんたん決済限度額の範囲内であれば簡易的なクレジットカード状態として活用することもできます。
ただし、auかんたん決済からのチャージ分は送金・出金はできません。
Pontaポイントでおトクに活用
au PAY プリペイドカードで支払いをするとMastercard・ApplePay・au PAYいずれの支払い方法にかかわらず200円ごとに1Pontaポイントが貯まります。
2020年5月21日よりPontaポイントの付与へ変更になり、Ponta加盟店でのポイント利用(別途Pontaカードが必要)や他社ポイントとの合算も可能になったりとポイントの使い道がより広がることとなりました。
Ponta加盟店でさらにおトクに
ローソンやすき家といったポイントとクレジットが両方利用可能なお店で利用すればPontaカード提示とau PAYプリペイドカードの支払いでダブルでPontaポイントが貯まるようになりさらにおトクです。
もちろん貯めたポイントの利用も通常通り可能です。
※au PAYプリペイドカード自体にはポイントカード機能が無いため別途Pontaカードやデジタルカードと併用が必要
貯まったPontaポイントは1P=1円としてau PAY プリペイドカードの残高へ交換が可能。
100P単位での交換となりますが、貯めたポイントもムダなく活用できます。
まとめ
おトクにポイントが貯まるカードとしてスタートしたau PAYプリペイドカード。
現在ではじぶん銀行やauかんたん決済との連携でリアルタイムチャージや送金・払出まで出来る現状、ただの決済ができるカードの枠にとらわれない進化を遂げています。
特にじぶん銀行との連携では、機能そのものが「ブランドデビット」とまったく遜色がないレベルまでになっており、さらには口座保有者を対象にキャリアフリー化したことでますますその立ち位置も増しています。
貯まるポイントがPontaポイントになったことも大きいです。