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PayPayについて(ソフトバンクとYahoo!JAPANが本気で仕掛けるQRコード決済サービス)

チャージ限度額 1日/最大50万円、1ヶ月/最大100万円「Yahoo!ウォレット」に登録している預金払い用口座からのチャージ。
決済上限 50万円
送金上限 対応予定。
送金手数料 対応予定。
出金上限 対応予定
出金手数料 対応予定。
ウォレット残高上限 最大100万円
チャージ単位 100円以上1円単位
チャージの方法 PayPay残高による支払い/Yahoo!マネーによる支払い/クレジットカードによる支払い
QRコード決済還元率 0.5%PayPay残高(PayPayボーナス)が貯まる。
決済手数料 0%
PayPayが使えるお店 モンテローザ系列(白木屋、魚民、笑笑、月の宴など)が近日、ワタミ系列、ドラッグストアのアインズ&トルペなど
公式HP https://paypay.ne.jp/

PayPayとは

PayPay(ペイペイ)は、ヤフーとソフトバンクの合弁会社が運営するQRコード決済サービスです。

2018年10月5日にサービスが開始されました。

インド最大の決済サービス事業者である「Paytm」や、中国最大のモバイル決済サービス「Alipay」と提携し、システム開発や加盟店・利用者の開拓を行っています。

現在は実店舗でのQRコード決済サービスのみの提供となっていますが、将来的にはネットでの決済や個人間送金サービス、金融機関への出金サービスの提供を予定しています。

PayPayを使う準備

PayPayを使うためには、iOSもしくはAndroidのスマートフォン、タブレットにアプリをインストールする必要があります。

現在は「PayPay」アプリのインストールが必須となっていますが、今後は「Yahoo! Japanアプリ」からの利用も可能となる予定です。

また、銀行口座やクレジットカードの紐付けが必須となります。

PayPayのアカウント登録方法

PayPayのアカウント登録方法は、「携帯電話番号」を使った新規登録と「Yahoo! JAPAN ID」を使った新規登録の二通りがあります。

PayPayに登録

クレジットカードのみを紐付ける場合はYahoo! JAPAN IDがなくても利用できますが、クレジットカードではなく、銀行口座からのチャージやYahoo!マネーを利用する場合は携帯電話番号を使って新規登録した場合でも「Yahoo! JAPAN ID」連携が必須となります。(支払手段の詳細は後述)

また、どちらの登録方法を選択した場合も、携帯電話番号の登録は必須です。(SMS認証が行われます)

アカウントを新規登録すると、PayPayの残高500円分が貰えます。

支払い手段について (チャージやカードの登録)

PayPayのQRコード決済の支払い方法は、「PayPay残高による支払い」「Yahoo!マネーによる支払い」「クレジットカードによる支払い」の3種類があります。

PayPayの支払い方法

このうち、「PayPay残高による支払い」「Yahoo!マネーでの支払い」の場合はYahoo! JAPAN IDの紐付けが必須となります(↑の画像は紐付けてYahoo!マネーに連携済みとなっています)。

PayPay残高には特典として付与される「PayPayボーナス」と、チャージ時に付与される「PayPayライト」の2種類があります。QRコード決済での利用時や、有効期限に関しては両者合わせて「PayPay残高」として扱われます。ただし、将来的に予定されている金融機関・電子マネー等への出金サービスにおいて「PayPayボーナス」は出金不可となります。

PayPay残高で支払う場合、PayPayボーナスから優先的に使用されます。

PayPay残高による支払い・残高チャージ方法

「PayPay残高による支払い」を行う場合はPayPay残高のチャージが必要です。

PayPay残高に登録した銀行口座からチャージ

PayPay残高は、「Yahoo!ウォレット」に登録している預金払い用口座(銀行口座)より、100円からチャージすることができます。最大で1日あたり最大50万円(初期設定30万円になっていますが変更可能)、1ヶ月あたり100万円分までのチャージ可能です(メイン画面から登録した銀行口座のカードをクリック→設定した暗証番号を入力すればYahoo!ウォレットの預金払い利用設定に飛べます)。

PayPayのYahoo!ウォレット預金払い利用設定画面

 

PayPay残高へのチャージに手数料はかかりません。無料でチャージ可能となります。

PayPay残高は、最後に残高(含・PayPayボーナス残高)が変動した日から2年後までが有効期限となります。頻繁にPayPay残高を利用する場合は問題ありませんが、利用頻度が少ない場合は注意が必要です。

預金払い用口座は、メガバンクである「みずほ銀行」、「三井住友銀行」、「りそな銀行・埼玉りそな銀行」や「ゆうちょ銀行」、一部の地方銀行が登録可能です。ネット銀行はヤフー系列の「ジャパンネット銀行」のみ登録可能です。

なお、「三菱UFJ銀行」はYahoo!ウォレットの預金払い用口座への登録は可能ですが、PayPay残高へのチャージはできませんのでご注意ください(登録してもPayPayの画面に出てきません)。

登録可能な口座の一覧はこちらをご覧ください。

Yahoo!マネーによる支払い方法

PayPayは、Yahoo!マネーによる支払いも可能です。

「Yahoo!マネー」は、ヤフーのサービスで使えるチャージ式の電子マネーで、「Yahoo!ウォレットの預金払い用口座」「コンビニ」「ヤフオク!の売上金」でチャージすることができます。

Yahoo!マネーへのチャージに手数料はかかりません。無料でチャージ可能となります。

なお、クレジットカードでのチャージはできません。

Yahoo!マネーは、本人確認が未完了の場合、最後にマネー残高に増減があった日から2年後までが有効期限となります。

本人確認が完了している場合には有効期限はありませんので、PayPay残高よりも優位です。

Yahoo!ウォレットの預金払い用口座からはPayPay残高へのチャージが可能(※三菱UFJ銀行を除く)ですが、Yahoo!マネーへのチャージも可能となっており、こちらを経由してPayPayを使うことも可能です。

一見するとPayPay残高との使い分け方法が不明瞭に思えますが。「ヤフオク!の売上金」でチャージ可能、本人確認完了済の場合は残高の有効期限が無期限になるなど、PayPay残高に比べてメリットが大きいのが特徴です。

クレジットカードによる支払い・カード登録方法

PayPayは、VISA・MasterCardの国際ブランドが付いたカードでの支払いも可能です。「クレジットカード」と表記されていますが、デビットカードやプリペイドカードも使えます(2018年10月現在)。

PayPayに登録したクレジットカード

Yahoo!カードの場合に限り、JCBのカードも登録・支払いできます。その他のJCBカードは利用不可となります。AMEX、Dinersカードも使えませんのでご注意ください。

カードによる支払いの場合、事前のチャージは不要です。実際に店頭で利用する際に、自動的にクレジットカードから引き落とされます。

カードの追加方法は、PayPayに直接カード番号の入力(またはカメラで番号を読み取る)方法と、Yahoo!ウォレットに登録しているカード情報をインポートする方法の2種類があります。

Yahoo!ウォレットのカード情報をインポートする場合、Yahoo! JAPAN IDとの連携が必要です。

PayPay残高での支払いやYahoo!マネーでの支払いを選択した際に残高が足りなかった場合、メインのクレジットカードから支払いがなされます(↑の画像参照)。複数のカードを登録している場合、メインのクレジットカードは自由に変更することができます。

PayPayアプリの「支払い方法の設定」でカードの画像を表示し、メインにしたいカードをタップすると、メインカードが切り替わります。

PayPay利用で貯まるボーナス

PayPayでは、支払い金額の0.5%分のPayPay残高(PayPayボーナス)が貯まります。

付与ボーナスの上限は、一ヶ月あたり5000円分です。

付与されたPayPayボーナスの有効期限は、最後にPayPay残高(含・PayPayライト残高)が変動した日から2年後までとなります。

ヤフーのサービスですが、Tポイントは付与されません。利用することもできません。

PayPayで実際に支払う方法

店舗でPayPayを使って支払う方法は、店舗に掲示されたコードを読み取り、金額を入力して支払う「スキャン支払い」と、自身の端末にコードを表示して支払う「コード支払い」の2パターンがあります。

一回あたりの支払い上限金額は50万円です。

スキャン支払い (コードを自分で読み取る)

スキャン支払いは、店頭に設置されたコードを自分自身で読み取って支払う方式です。

コードを読み取った後、支払う金額を自分で入力し、支払い金額に相違がないか店員に確認して貰った上で決済する、という流れとなります。

スキャン支払いの方がPayPayの支払い方法としては主流になる見込みです。

コード支払い (コードを店員に読んでもらう)

コード支払いは、アプリを開いて表示したQR・バーコードを店員に提示し、決済する方式です。

店員がコードを読み取れば決済完了です。

こちらは他のQRコード決済サービスでもお馴染みの流れではないでしょうか。

支払い時の注意点

支払い額がPayPay残高よりも高い場合は、支払いができません。

支払い方法に「PayPay残高」を選択した場合でPayPay残高が不足していた場合、全額「Yahoo!マネー」での支払いが実行されます。Yahoo!マネーを未登録、あるいはYahoo!マネーの残高も足りない場合、全額メインとして登録しているカードでの支払いとなります。

「PayPay残高全てと、足りない分をクレジットカードで支払い」のように支払い方法を併用することはできません。

PayPay利用やキャンペーンなどで付与されたPayPay残高(PayPayボーナス)を利用する場合はお気をつけください。

利用可能な店舗

現在サービス開始直後ですが、どんどん加盟店が増えている状況です。

ソフトバンクショップやメガネドラッグなどでも利用が可能になっています。

PayPayアプリのインフォメーションから使えるお店がマップ形式で確認できます。首都圏の個人店を中心に導入店が増えてきているのが確認できますね。

PayPayが使えるお店をマップ上で確認

他の大手チェーン店では、モンテローザ系列(白木屋、魚民、笑笑、月の宴など)が近日、ワタミ系列、ドラッグストアのアインズ&トルペ、ジーンズメイトが導入予定です。

その他にも導入予定の店舗が多数あります。導入前からYahoo!JAPANからの出向という形で全国規模で営業の人員を募集していたので、今後の拡大にはかなり期待できるのではないでしょうか。

店舗側から見たメリット (手数料無料、Alipayとの提携など)

PayPayは店舗経営者の方から見てもメリットが多数あります。

一つは手数料の安さです。現在、、「ユーザースキャン方式(スキャン支払い)」でのPayPay加盟にあたって初期費用や決済手数料、売上金の振込手数料は無料となっています。売上金の振込手数料に関しては、2019年9月30日まで全ての金融機関で無料、それ以降もジャパンネット銀行への振込であれば無料です。

決済手数料は2021年9月30日まで無料となっており、以後の手数料率は現在公表されていません。

もう一つはAlipayへの加盟サービスで、近日サービス開始予定です。Alipayは、中国最大手のQRコード決済サービスで、Alipayを導入することにより、中国人観光客を中心としたインバウンドへの対策も可能となります。

また、Alipayとの提携加盟サービス開始後は、Alipayでの決済手数料も2019年9月30日まで無料となっています。

PayPayは、法人だけではなく個人事業主の方でも加盟することができます。

うちの店は小規模な個人経営だから……と決済サービスの導入を躊躇われていた方も、PayPayの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

あまり表立っては打ち出していないのかもしれませんが、最初の30万店舗は加盟店手数料が無料どころかマイナス、すなわち決済されればされるほど店舗が儲かるような仕組みを導入していました(キャンペーンに間に合うかどうかは直接お問い合わせください)。

以下は主なQR決済サービスの比較表です。

PayPay(キャンペーン中)

決済手数料 0%
初期費用 0円
月額費用 0円
売上金振込手数料 0円
売上金入金サイクル 当月締め翌々営業日ジャパンネット銀行は2018年11月から翌日入金に。
キャンペーン期間 2021年9月30日までAlipayの決済手数料無料・ジャパンネット銀行以外の入金手数料無料は2019年9月30日までを予定。

pring

決済手数料 0.95%
初期費用 0円
月額費用 0円
売上金振込手数料 0円
売上金入金サイクル 翌営業日(みずほ銀行)・当月締め翌月10日払い
キャンペーン期間  –

LINE Pay(キャンペーン中)

決済手数料 0%
初期費用 0円
月額費用 0円
売上金振込手数料 0円
売上金入金サイクル 当月締め翌月末払い
キャンペーン期間  2021年7月31日まで

新機能も続々追加予定

PayPayでは、以下のような新機能追加が予定されています。

  • 個人間送金サービス
  • 銀行口座への出金機能
  • Yahoo!アプリからのPayPay利用
  • Yahoo!のWebサービスにおけるPayPay決済

PayPayのメリット・デメリット (利用者向け)

PayPayのメリット・デメリットを整理すると以下の通りになります。

メリット

  • チャージ手数料が無料
  • 国際ブランドカード(VISA、MasterCard)対応
  • 支払い金額に応じて0.5%のボーナスが貰える

デメリット

  • JCBはYahoo!カードにしか対応していない
  • AMEX、Dinersは未対応
  • スキャン支払いでは金額を自分で入力する必要がある
  • 名前や名称の見た目がPayPalと似ている

特に最後の「スキャン支払いでは金額を自分で入力する必要がある」点は致命的なデメリットではないでしょうか。支払うまでに掛かる時間も手順も、電子マネー等による決済と比べて多くなってしまいます。「時間短縮」重視の方には全く推奨できません。

とはいえ、小銭がかさばらない点はキャッシュレス決済のメリット。他の決済サービスが開拓出来なかったお店や業種の加盟店が増えていくことを望みます。

まとめ

遂にヤフー&ソフトバンク連合がモバイル決済サービスに対して本気を出し始めました。

今までの決済サービスは、ポイント還元やキャンペーンなど、利用者側にメリットの大きいサービスが目立っていました。

しかし、PayPayは加盟店へのメリットが大きくなっています。

今後順調に加盟店が増えていけば、それは利用者にとっても大きなメリットになります。

とはいえ、現在のところは使える店が少ないのが事実。

現状、「加盟店が少ない」というデメリットを抱えたQR決済サービスに一石を投じることが出来るでしょうか。

個人間送金サービスによる広がりを含め、今後に期待が持てるサービスです。

筆者は加盟店の増加を願って、加盟店を見つけたら積極的にPayPayを利用していく所存です。