
PayPayでは個人間送金機能も付いています。
PayPayは7,400万人を超える利用者数を誇るので(2026年5月時点)、送金ツールとしても使いやすいです。個人間送金においてはアプリを使っている人の多さがとても重要になってきます。
2022年の統計では、スマホを使った送金の90%がPayPayで行われているので最も利便性が高い個人間送金サービスだと言えます(PayPayのプレスリリース)。
PayPayで送金する方法
PayPayで送金するためには、以下の方法があります。いずれにせよ、相手もPayPayをインストールしている必要があります。受け取り完了後は取り消せないため、送る前に相手と金額を確認しましょう。
- 相手のQRコードを読み取って送る
- 携帯電話番号・PayPay IDで検索して送る(グループ機能も)
- SNSで送る(リンクを作成して送る)
相手のQRコードを読み取って送る
読み取る側はホーム画面のスキャンを、読み込んで欲しい側は自分のQRコード(マイコード)を提示します。マイコードの表示には本人確認が必要です。本人確認をしていない方は、携帯電話番号・PayPay IDなど別の方法で受け取れます。
相手が近くにいるときには手軽な方法だと言えるでしょう。
携帯電話番号・PayPay IDで検索して送る
「送る」のメニューで相手の携帯電話番号、PayPay IDを検索することで送金可能です。

電話番号やPayPay IDで検索できるかどうかは設定しておくことができます。
グループ内で請求・送金
PayPayは事前にメンバーのPayPay IDなどで追加しておけば、グループを作成することも可能です。そしてグループ内で請求リンクを作成、送金することもできます。

グループを作れば集金(請求リンク作成)が簡単にできます。請求リンクの作成には本人確認が必要です。
請求者は「1人2500円」などというメッセージと共に請求リンクを添付、残りのメンバーはそこから送金すればOKです。
SNSで送る(リンクを作成して送る)
送金リンクを作成して、SNSなどで送ることもできます。
相手はリンクを開いて受け取ります。受け取り期限は送った時点から96時間(4日間)で、受け取られなかった残高は送り主に戻ります。
もしもPayPay IDなどを知っているようなら、そちらから送ったほうがスムーズではあります。
ポチ袋を送る
↑のSNSで送る機能とほとんど同じです。ポチ袋のようなギミックで送金することができます。
PayPayで送金できるチャージ残高
PayPayでは以下の3種類のPayPay残高を送金できます。
- PayPayマネー・・・本人確認後の銀行口座・Yahoo!フリマ/Yahoo!オークション売上金・現金からのチャージなど。出金可能。
- PayPayマネー(給与)・・・PayPay給与受取で受け取る残高。出金可能。相手に送ると、受取側ではPayPayマネー、または本人未確認ならPayPayマネーライトになります。
- PayPayマネーライト・・・PayPayクレジットからのチャージ・ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージ(その他本人未確認時のチャージ)。出金不可。
PayPayポイントを送ることはできません。
PayPayマネーから優先して送金される(設定で変更可能)
PayPay残高は送金をする際に、デフォルトの状態ではPayPayマネーが優先して送られます。以前は、必ずPayPayマネーライトから優先的に使われていたのですが、2023年12月20日にデフォルトでPayPayマネーから送れるように改善しました。PayPayマネーライトを保有している状態でも相手に「出金できる残高(PayPayマネー)」を送ることができるので、この変更で格段に使いやすくなったかと思います。
デフォルトの優先順位
- PayPayマネー
- PayPayマネーライト
「送る・受け取る設定」でPayPayマネーとPayPayマネーライトのどちらを優先するか選べます。優先した残高が不足すると、もう一方も使われます。PayPayマネー(給与)を保有する場合は、給与受取メニューでPayPayマネーとの優先順位も設定できます。

PayPayマネーライト、PayPayマネーのどちらを優先するかは「送る・受け取る設定」で変更できます。

PayPayマネーライトは出金不可
ここで問題になるのが出金の可否です。もしも友達に送金したのがPayPayマネーライトだった場合、相手はお金を銀行口座に出金することができません(つまり日本円にはできません)。
PayPayとして決済には利用できるので問題は少ないとは思いますが、ひょっとしたら日本円として受け取ることが前提でPayPayでの送金を受諾したのかもしれません。その場合、ひょっとしたら友情に亀裂が入りかねませんよね。
なので、もしあなたがPayPayマネーライトを送る際には相手に「銀行口座に振り込む予定ある?それともそのままPayPayで使う?」と事前に聞いておいたほうが良いでしょう。
家族間なら良いかもしれませんが、友達同士なら出金できるかどうかは重要だと思いますのでご注意ください。
PayPayマネーは本人名義の銀行口座へ出金可能です。通常の手数料は次のとおりです。なお、PayPay給与受取を利用中で、PayPayマネー(給与)を含めて本人名義の銀行口座へ出金する場合は月1回無料になります。
- PayPay銀行・・・手数料無料
- 三井住友銀行・・・月に5回まで無料、6回目以降100円(アプリ5.57.0以上。「おまかせ振分」は対象外)
- それ以外・・・100円/回
本人未確認アカウントの方はPayPayマネーを送られてもPayPayマネーライトになってしまう

PayPayは本人「未」確認の方は、出金可能なPayPayマネーを扱うことができません。本人未確認の方でも出金可能なPayPayマネーを扱えてしまうと、犯罪に利用される恐れがあるのでやむを得ません。もしも出金したいのであれば本人確認を完了させておきましょう。
本人未確認だと、チャージ残高はPayPayマネーライトになる(出金不可)他、送った時点で受取側の本人確認が完了していなければ、PayPayマネーを送られてもPayPayマネーライトで受け取ります。後から本人確認をしても、受け取ったマネーライトはマネーに変わりません。
| 送金されるPayPay残高 | 本人確認済みアカウント | 本人未確認アカウント |
|---|---|---|
| PayPayマネー | PayPayマネーを受け取る | PayPayマネーライトを受け取る |
| PayPayマネーライト | PayPayマネーライトを受け取る | PayPayマネーライトを受け取る |
| PayPayマネー(給与) | PayPayマネーを受け取る | PayPayマネーライトを受け取る |
本人確認は12歳以上が対象で、マイナンバーカードや運転免許証などを使います。在留カード・特別永住者証明書も条件により利用できますが、2026年6月14日以降に発行されたものは、現時点では受け入れ準備中です。
送金の上限金額
PayPayの個人間送金の上限金額は以下のとおりです(本人確認済みの場合)。
- 過去24時間・・・30万円
- 過去30日間・・・100万円
本人確認を行っていない場合は過去24時間10万円、過去30日間50万円に加え、毎月1日〜月末の1カ月間で30万円が上限です。スケジュール機能で定期的に送る場合は、本人確認済みでも1回10万円が上限です。
PayPayの個人間送金のメリット・デメリットまとめ
メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- PayPayを使っている人が圧倒的に多いので、送金ツールとして提案しやすい。
- UIが洗練されていて使いやすい。
- 出金手数料が安め(ほかは220円とかが多い)。
- PayPayマネーから優先して送金される(設定可能)
デメリット
- PayPayマネーライトとPayPayマネーの使い分けの説明がめんどくさい。


