
| 会員数(流通枚数) | 約36億枚2025年6月末時点。Mastercard・Maestroブランドの流通枚数。 |
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| 国際ブランド内でのシェア | 約2割台取引件数/取引金額など指標と集計範囲により変動。 |
| 誕生 | 1966年前身であるインタバンク・カード・アソシエーション(ICA)が設立。 |
| 非接触技術 | Mastercardタッチ決済(Mastercardコンタクトレス) |
| クレジットカードのラインナップ | スタンダードカード / チタンカード / ゴールドカード / プラチナカード / ワールドカード / ワールドエリートカード |
| 公式サイト | https://www.mastercard.co.jp/ja-jp.html |
概要
- 1 Mastercard(マスターカード)ってどんな国際ブランド?
- 2 Mastercardの国際ブランドを冠したカード(国内)
- 3 Mastercardのプリペイドカード
- 4 MastercardのATMでの現金引き下ろし機能(Cirrus)
- 5 Mastercardの審査は厳しいの?
- 6 Mastercardの非接触決済技術「Mastercardタッチ決済(Mastercardコンタクトレス)」とは?
- 7 Mastercardブランドを冠したクレジットカードの種類
- 8 Mastercardの提供する優待「TASTE OF PREMIUM」
- 9 Mastercardの優待・体験「priceless(プライスレス)」
- 10 Mastercardのカードを選択するメリット
- 11 Mastercardのカードを選択するデメリット
Mastercard(マスターカード)ってどんな国際ブランド?
Mastercard(マスターカード)は世界で最も普及している国際ブランドの1つです。
日本で1番高い富士山が有名で2番目の北岳の影が薄くなっているように、少しだけVisaの影に潜んでいるかもしれませんが、Mastercardも世界中で広く使われている主要な国際ブランドです。
Mastercardは世界220以上の国・地域で利用でき、加盟店(受け付け拠点)は約1.5億以上あるとされています。
ちなみに日本のJCBは世界全体で見るとシェアは小さめなので、比較するとMastercardの規模感がわかりやすいかと思います。
Visaの前身であるBankAmericard(後のVisa)が登場した後、1966年にMastercardの前身であるインタバンク・カード・アソシエーション(Interbank Card Association / ICA)が設立されました。1968年に「Master Charge」の名称が使われるようになり、1979年に「MasterCard」へと名称が整理され、現在は表記として「Mastercard」が一般的です。
成長率はすごく現在もVisaを追従して成長し続けています。Visaが王者ならMastercardは新領域に突き進む挑戦者といった様相。
先進的な取り組みの例として、Mastercardは企業向けの支払い管理・コントロールに関する仕組み(Mastercard inControl など)も展開しています。こうした領域では、Mastercardが買収したOrbiscomの技術(カード番号のコントロール/バーチャルカードなどの発想)を取り込みながら発展してきた流れがあります。
また、オンライン決済の本人認証で使われる「3Dセキュア」は、国際標準化団体EMVCoが策定する仕様(3‑D Secure)で、各ブランドがそれぞれのプログラムとして提供しています(Mastercardの例:Identity Check)。
このほか、非接触決済のMastercardコンタクトレス(旧PayPass)、デビットブランドのMaestro、ATMネットワークのCirrusなど、周辺のエコシステムも持っています。
Mastercardの国際ブランドを冠したカード(国内)
※カードの発行会社・ラインナップは随時変更されます。ここでは「代表例」としてご覧ください。
| Mastercardとの提携会社 | 具体的なカード例 |
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| 青山キャピタル株式会社 |
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| アコム株式会社 |
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| 株式会社アプラス |
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| 株式会社イオン銀行 |
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| 株式会社ウェブマネー |
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| 株式会社オリエントコーポレーション |
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| きたぎんユーシー株式会社 |
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| きらやかカード株式会社 |
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| 株式会社クレディセゾン |
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| KDDI株式会社 |
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| 株式会社ジャックス |
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| トマトカード株式会社 |
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| トヨタファイナンス株式会社 |
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| ポケットカード株式会社 |
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| 三井住友カード株式会社 |
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| 三井住友トラストクラブ株式会社 |
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| 三菱UFJニコス株式会社 |
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| 株式会社UCS |
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| 株式会社ゆうちょ銀行 |
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| ライフカード株式会社 |
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| 楽天カード株式会社 |
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| りそなカード株式会社 |
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| 株式会社労金カードサービス |
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| PayPayカード株式会社 |
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他の国際ブランドを選択できない、Mastercardでしか発行されていないクレジットカードとしてはアコムが発行しているアコムAC MastercardがCMなどでの露出も多く有名かと思います。
Mastercardのプリペイドカード
Mastercardの国際ブランドが付いたプリペイドカードは以下の通り。
- NTT Docomoが発行しているdカード プリペイド
- ウェブマネーが発行しているWebMoneyプリペイドカード
- auが発行しているau PAYプリペイドカード
国際ブランドが付与したプリペイドカードとして、Mastercardブランドを付与して2014年に登場したau WALLET プリペイドカード(現au PAY プリペイドカード)は当時の日本の電子マネー業界に大きな衝撃を与えました。
「え?プリペイドタイプの電子マネーなのにクレジットカードみたいに使えるの?」「審査が必要ないのにクレジットカードが使えるお店で使えるの?」といった驚きです。今では国際ブランド付きのプリペイドカードは一般的になりました。
MastercardのATMでの現金引き下ろし機能(Cirrus)
Mastercardの国際ブランドが付与したカードなら日本だけではなく、世界でもATMから現金をおろすことができます。
Mastercardの運営するATMネットワークはCirrusといって、VisaのPlusと並んで世界最大級のATMネットワークです。
Mastercardの審査は厳しいの?
MastercardはVisaと同じく自らカードを発行していません。全て他社と提携してカードを発行しています。
ですから、Mastercard自身が審査を行うことはありません。審査を行うのはあくまで提携したカード発行会社側です。
Mastercardは提携範囲が広く、クレジットカードだけでなくデビット、プリペイドも含めて多様なカードが存在します。したがって「Mastercardだから審査が厳しい/甘い」と一概に言うのは難しく、実態としてはカード会社・カードの種類によってピンキリです(あくまで一般論ですが)。
Mastercardの非接触決済技術「Mastercardタッチ決済(Mastercardコンタクトレス)」とは?
Mastercardは非接触決済も提供しています。その名もMastercardタッチ決済(Mastercardコンタクトレス、旧名はPayPass)。

例えば、三井住友カード、住信SBIネット銀行のデビットカード、オリコカードの提携カードなどはMastercardコンタクトレス付きのクレジットカードを発行しています。

Apple Pay、Google Pay(一部カード)でも利用可能です。
詳細は↓にまとめてあるのでご参照ください。
近年は日本でも公共交通機関でのタッチ決済乗車(いわゆる「タッチ乗車」)が拡大しており、Mastercardでも対応エリアが広がっています。
Mastercardブランドを冠したクレジットカードの種類
Mastercardが用意しているクレジットカードのグレードのラインナップは以下の通り。
- スタンダードカード
- チタンカード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ワールドカード
- ワールドエリートカード
スタンダードカードやゴールドカードは聞き覚えがあるとは思いますが、MastercardならではのランクがチタンカードやワールドカードといったクラスがMastercardならではのグレードです。
Mastercardの上位クラス「ワールドカード」
プラチナクラスの上に位置しているのがMastercard独自のグレードであるワールドカード。一般的には「プラチナより上位のプレミアムグレード」として扱われることが多いです(ただし、実際の特典や位置づけは発行会社・カードによって変わります)。
ワールドクラスになると、各クレジットカードの特典に加えて、Mastercardの上位グレード向けの特典として、ホテルやダイニングなどの優待が用意されていることがあります。
日本で発行されているMastercardのワールドカードのクレジットカードだと、例えば三井住友トラストクラブ株式会社のTRUST CLUB ワールドカードがあります。

そのワールドカードの上のワールドエリートカードというグレードも用意されていて、例えば「World Elite Mastercard」として提供されるカード(Luxury Cardなど)も存在します。年会費はカードによって高額になることが多く、ステータス性も高い領域です。

Mastercardの提供する優待「TASTE OF PREMIUM」
Mastercardの提供する優待のTASTE OF PREMIUMは、対象のMastercardをお持ちの方向けの優待サービスです。
ダイニング、ホテル・旅館、旅行関連の優待など、カードのグレードや対象条件に応じたサービスが提供されています(内容は時期・対象カードにより変わるため、利用前に公式で確認しましょう)。
Mastercardの優待・体験「priceless(プライスレス)」
Mastercardは体験・優待プログラムとして「priceless(プライスレス)」も展開しています。
ショッピング、飲食、旅行、エンタメの分野で各種期間限定の優待や体験が用意されていることがあり、Mastercard会員向けのベネフィットとして提供されています。
まだ優待の数はタイミングによって多寡がありますが、オリジナルの体験やイベントが見つかることもあるので、Mastercard保有者はたまにチェックしてみると良いでしょう。
Mastercardのカードを選択するメリット
- 使えるところが多い。
- デビット、プリペイド、タッチ決済など周辺領域の選択肢が広い。
- 日本のコストコでクレジットカードとして使える国際ブランドがMastercardのみ。
Mastercardのカードを選択するデメリット
- 一部のオンラインサービスではMastercardが使えない(または一時停止になる)ことがある。


