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大学が発行しているクレジットカード一覧

大学が発行しているクレジットカード

日本の有名大学の中には、大学がカード会社と提携して独自のクレジットカードを発行しているものがあります。利用代金の一部がポイント代わり(別途ポイントも付きますが)として、大学へと寄付されるのが特徴です。

卒業生が発行できるもの、在校生でも発行できるもの、その種類は様々ですが、どれも希少性が高くてあまり知られていないので一覧で見ていきたいと思います。

ただ、結論から申し上げますと、大学が発行するクレジットカードは現在大学生の方にはおすすめできないので、あくまで面白コンテンツとしてお読みください(現役の大学生におすすめ出来るクレジットカードはこちらをの記事にまとめてあるので参考にしてみてください)。

東京大学が発行しているクレジットカード

東京大学は以前は赤門カードは、東大生、東大の卒業生で、かつ、運動部の方限定で作れる赤門UCカードというクレジットカードを発行していましたが、2021年5月末に発行を終了してしまいました。それ以前には三菱UFJニコスが発行する東京大学卒業生カードというクレジットカードもありましたが、2017年に発行が終了しています。

現在は東京大学が発行しているクレジットカードはありません。

京都大学が発行しているクレジットカード

京都大学が発行しているクレジットカードは「京都大学カード」があります。京都大学が三井住友カードと提携して発行しているクレジットカードになります。

京都大学カード

申込資格年会費
  • クラシックカード・・・満18歳以上(学生は除く)
  • ゴールドカード・・・原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(学生は除く)
  • 一般カード・・・1,375円(税込)
  • ゴールドカード・・・11,000円(税込)

この京都大学カードは大学が発行しているクレジットカードにしては珍しく、京都大学生以外でも作れるクレジットカードです。

特典として、

  • 京都国立博物館、奈良国立博物館、京都国立近代美術館が割引価格(団体料金)で利用可能。
  • 京都大学総合博物館、京都大学白浜水族館が観覧無料、京都定期観光バスが主催する京都観光旅行ツアー料金が割引価格 (団体料金)で利用可能。
  • リーガロイヤルホテル京都が優待。

といった京都周辺の観光で嬉しいものが付いています。さすが京都大学、京都への影響力が抜群です。

誰でも作れるので、使ったらiPS細胞の山中教授の役に立つのかなーと思ってちょっと作りたくなりました(個人的に応援しているので)。

早稲田大学が発行しているクレジットカード

早稲田大学が発行しているクレジットカードは「早稲田カード」があります。早稲田大学が三井住友カードと提携して発行しているクレジットカードになります。

早稲田カード

申込資格年会費
  • 早稲田大学校友(卒業生、教職員、推薦校友、早稲田大学名誉博士)。20歳以上。
  • 一般カード・・・無料。校友会の年会費が別途5,000円かかる。年会費は校友会が付帯するという形。
  • ヤングゴールドカード・・・3,300円(税込)。校友会の年会費が別途5,000円かかる。
  • ゴールドカード・・・11,000円(税込)。校友会の年会費が別途5,000円かかる。

早稲田大学は卒業生などで構成された校友会という会があります(今までに60万人以上が参加している模様)。正確に言うと、この校友会が三井住友VISAカードと組んで発行しているクレジットカードです。

筆者は早稲田出身なので発行済です(使っているとは言っていません、ごめんなさいw)。

早稲田カード

発行するためには校友会に参加している資格があります。この校友会は年会費として5,000円がかかるので、それとは別にクレジットカードの年会費がかかる形です(一般カードは無料)。

特典として、

  • 大学施設、図書館の利用や校友サロンが使える。
  • 校友会の弁護士や公認会計士、行政書士などの紹介。
  • 早稲田スポーツへの招待。

などが付いています。

早稲田は結びつきが強いことがよくわかりますね・・・。

在校生向けには、早稲田カードStudentという学生カードが発行されています。

早稲田カードStudent

申込資格年会費
  • 早稲田大学・大学院在学生かつ早稲田大学生活協同組合組合員
  • 無料(早稲田大学在学中)

こちらのカードは社会人講座の受講料が無料になったり、書籍の割引などが付いています。卒業後は上記、校友会(年会費5,000円)の発行する早稲田カードに切り替わります。

慶応大学が発行しているクレジットカード

慶應義塾大学が発行しているクレジットカードには「慶應カード」があります。慶應は色々なところと提携して発行しているのですが、ここでは三井住友VISAカードと提携して発行しているクレジットカードをご紹介します。

慶應カード

申込資格年会費
  • 一般カード・・・満18歳以上で安定した収入がある方
  • プライムゴールドカード・・・20歳以上30歳未満で安定継続収入のある方
  • ゴールドカード・・・30歳以上で、安定継続収入のある方

かつ

  1. 塾員・特選塾員・専任教職員
  2. 在校生の父母・祖父母
  3. 慶應義塾維持会会員

のいずれか。

  • 学生カード・・・在校生(大学生)
  • 一般カード・・・1,375円(税込)
  • プライムゴールドカード・・・5,500円(税込)
  • ゴールドカード・・・11,000円(税込)
  • 学生カード・・・慶應大学の在学中年会費無料

慶應カードは在校生の両親や祖父母までも発行できるのが特徴。

特典として、

  • 通常1,000円かかる慶應のメディアセンターの入館が無料(在校生と特別会員のみ)。
  • 早慶戦への招待。
  • 社会人向けの慶應丸の内シティキャンパスの受講料10%オフ。
  • 大学が発行する書籍の5%オフ。

などが付いています。

明治大学が発行しているクレジットカード

明治大学が発行しているクレジットカードには「明治大学カード」があります。

明治大学カード

申込資格年会費
  • 一般カード・・・満18歳以上の方
  • ゴールドカード・・・満30歳以上で、安定継続収入のある方

かつ

  • 明治大学の卒業生
  • 明治大学の卒業見込者
  • 明治大学の大学院生
  • 大学、大学院、付属明示高等学校に通うお子様がいるご父母

のいずれか。

  • 学生カード・・・在校生(大学生)
  • 一般カード・・・1,375円(税込)
  • ゴールドカード・・・11,000円(税込)
  • 学生カード・・・明治大学の在学中年会費無料

基本的には慶應カードと同じ仕組みで、明治大学の卒業生、及び、ご父母の方が作れるクレジットカードです。

明治大学の付属の高等学校に通うお子様がいるご父母も作れます。

特典として、

  • 「カフェパンセ」とリバティータワーの「サロン燦」の飲食代が10%オフ。
  • 学長直筆の祝電がもらえる。
  • リバティアカデミーのの受講料10%オフ。

などが付いています。

在校生向けには明治大学学生カードも発行されています(上記明治大学カードの学生カードバージョンです)。

大学が発行するクレジットカードのまとめ

というわけで、いくつかの大学の発行するクレジットカードを見てきました。

長くなるので一部しか見ていませんが、東大、京大、早慶早稲田、MARCH、他にも筑波大学や名古屋大学などの有名大学はどの大学も独自のクレジットカードを発行しています。どのクレジットカードも利用した分(正確にはクレジットカードを利用したお店から得た手数料の数%分)が大学に寄付されるクレジットカードです。

慶應カードや明治大学カードなどは在校生も作れるのでが、基本的に在校生は作る必要はないでしょう。すでに学費を払っているのですから、これ以上大学に貢献するのは卒業後からで充分かと思います・・・。

もしも、大学を卒業して、まだ大学への愛が尽きない、後輩たちの行く末が心配なようでしたら、そのときに作ればよろしいかなと・・・(あくまで個人の見解です)

学生のうちは、素直にきちんとポイントが付くようなクレジットカードを作るのがおすすめです。

現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー1.9万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。