学生の方でもiPhone7以降やApple Watchを持っていればApple Pay(アップルペイ)は利用可能です。コンビニでの支払いやカラオケの支払いがスマートになります。
※このページでは学生に特化した内容を記載しているのでApple Pay全般に関する知識や使い方を知りたい方はこちらのページを参照してください。
概要
学生でもApple Payを活用するためにクレジットカードはあったほうが便利(なくても使える)
Apple Payの機能は大きく分けて、Apple Walletに各種カードを登録すれば、QUICPay、iDの電子マネーが付与されて利用可能、という機能と、交通系電子マネーのSuicaを登録して利用可能、という2種類です。
Suicaはクレジットカード、ブランドプリペイド、デビットカードを登録しなくても、無料でモバイルSuicaを発行してApple Payに登録して使えます。しかし、カードなしでApple PayのSuicaにチャージをするためにはコンビニや駅券売機などで現金チャージが必要になるのでカードがあったほうが圧倒的に便利です。
クレジットカードが作れない年齢の中学生や高校生の方、もしくは、どうしてもクレジットカードを作りたくないという方は、クレジットカードの代わりにブランドプリペイドカードやデビットカードを登録することでQUICPay、iD、Suicaへのチャージカードとして利用可能です。下記「Apple Payに登録可能な学生でも作れるブランドプリペイド・デビットカード」も参考にしてみてください。
Apple Payに登録可能な学生でも作れるクレジットカード
Apple Payにはクレジットカードは主要なものなら殆どが登録可能です。クレジットカードは18歳以上の学生(高校生を除く)から作れます。
なので好きなものを作って登録すれば良いと思うのですが、ここでは、学生でも申し込みが可能で、かつ、Apple Payとして登録可能、かつ、おすすめのクレジットカードを3枚ご紹介します。
【留学や海外旅行での利用を考えたら・・・】三井住友カード デビュープラス
学生の方に1番おすすめなのは、三井住友カードが発行している三井住友カード デビュープラスです。通常の社会人向けクラシックカードと比べて常時ポイントが2倍貯まりますし、何より明細が見やすいので初めてのクレジットカードとしてもおすすめしています。
海外でも利便性が抜群なので、留学や海外旅行を考えている方にもおすすめ。
ただし、この三井住友カードはVISAブランドのみです。実店舗で利用する分にはなんの問題もないのですが、Apple PayはVISAブランドのカードはネット上での決済に使えないという問題点があります。例えばApple Walletのアプリ上でSuicaにチャージをすることはできません(Suicaアプリという別アプリ上からならチャージ可能)。困ることは少ないかもしれませんが、頭の片隅に入れておきましょう。Apple PayがVISAと仲良くしてくれたら万事解決なのですが・・・。
Apple Payに登録することで付与される電子マネーはiDです。
【通学がSuica圏内なら利便性抜群】Suicaへのオートチャージが可能なビックカメラSuicaカード
学生の方でも作れて、かつ、Apple Payとの相性が抜群なクレジットカードといえば、ビックカメラSuicaカードです。初年度無料で次年度も年に一回でも利用すれば次の年の年会費も無料なので学生の方にもおすすめ。
Suicaの残高が少なくなったら自動的に指定額を入金を補填してくれるオートチャージのサービスを利用できるのはビックカメラSuicaカードを始めとするViewカードだけです。いちいちチャージをする必要がなく、Apple Payとの組み合わせでかなりスマートな利用が可能になります。よくSuicaなどの交通系電子マネーで買い物をされる方なら超便利。
また、ビックカメラでクレジットカードで支払ってもポイントが満額付く、Suicaへのチャージでポイントが3倍(1.5%)、モバイルSuicaの年会費が無料といった特典もあります。
Apple Payに登録することで付与される電子マネーはQUICPayです。
【JCBが発行する常時高還元率の年齢制限カード】JCB CARD W
JCBはQUICPayも運営している日本発の国際ブランドです。そんなJCBが発行している39歳以下限定のクレジットカードがJCB CARD Wです。他のJCBが発行するカードと比べて、ポイントが2倍、常時1%還元です。
国内では使えないところもなく、安定して高還元率ですし、三井住友カード同様、明細も見やすいです。ただ、国際ブランドがJCBなので欧米圏への留学や旅行を考えている方は、下記の三井住友カード デビュープラスなど国際ブランドがVISAのクレジットカードを作ることになるかも・・・。
Apple Payに登録することで付与される電子マネーはQUICPayです。
Apple Payに登録可能な学生でも作れるブランドプリペイド・デビットカード
Apple Payとして登録可能なプリペイドカードやデビットカードには以下のようなものがあります。いずれも学生でも登録可能です。
ブランドプリペイド・デビットカードなら中学生、高校生でもApple Payの全機能が使えます。
登録可能なカード例 | 作れる年齢 | 付与される電子マネー |
---|---|---|
dカード プリペイド | 12歳以上 | iD |
au PAY プリペイド | 12歳以上 | QUICPay |
ソフトバンクカード | 12歳以上 | iD |
メルペイ | 年齢制限なし、要保護者の同意 | iD |
みずほデビットカード | 15歳以上 | QUICPay |
逆にApple Payに登録できない有名どろこのブランドプリペイドはKyash、LINE Payカード、バンドルカードなどがあります。iPhoneユーザーならこれらのブランドプリペイドは店舗ではApple Payとして使えず、いちいちカードを出す必要があるのでめんどくさいかもしれません。
また、ブランドプリペイドやデビットカードの注意点として、ガソリンスタンドなど事前の承認を取るタイプの一部のお店では使えないことがあります(Apple Payじゃなく通常のカード決済にしても同じです)。ご注意ください。
学生でも作れるけど、Apple Payには登録できないクレジットカード
学生でも作れるクレジットカードでも一部Apple Payに登録できないクレジットカードもあります。
例えば、CMなどでも有名なアコムACマスターカードなどです。そもそもアコムACカードとかは、作りやすいのは間違いないのですが、わざわざ他の学生専用クレジットカードが作れる学生時代に作るメリットはありません。