世界のAmazon。当然、大学生や専門学校生、大学院生など学生さんも利用されているでしょう。筆者も学生時代は大変お世話になりました。
一人暮らし×Amazonという組み合わせで良くも悪くも人生変わったといっても過言ではありません。
そんなAmazonですが、学生向けにとんでもないサービスを行っているのですがご存知でしょうか?それがPrime Studentです。
概要
Prime Studentのサービス一覧
Prime Student(旧Amazon Student)は学生向けに優遇されたAmazonプライムサービスです。ぶっちゃけ、社会人が見たら羨ましすぎてデメリットは見当たりません。
以下、Prime Studentで利用可能な主要サービスをAmazonプライムのサービスと比較しながら見てみましょう。
各種サービス | Prime Student | Amazon Prime |
---|---|---|
年会費 | 2,450円(税込)または月額250円(税込) | 4,900円(税込) |
お急ぎ便使い放題 | ◯ | |
Prime Video | ◯ | |
Prime Photos | ◯ | |
Prime Music | ◯ | |
Prime Reading | ◯ | |
Prime Wardrobe | ◯ | |
先行タイムセール参加権利 | ◯ | |
本の購入でポイント+10% | ◯ | ☓ |
Amazonフレッシュ | ◯ |
お急ぎ便は注文したその日or翌日に届けてほしい方なら必須ですし、コンテンツ系の中でも特にプライムビデオはラインナップも豊富で、Netflixやhuluになくてプライムビデオにしかないような作品もたくさんあります。大学生の長い休みを利用しても見きれないほどのコンテンツが見放題ですよ。
・・・とAmazonのプライム会員向けのサービスの凄さはいくらでも語れるのですが、Prime Studentがいかにお得かを熱弁したいので、Prime StudentとAmazonプライムで共通のサービスはここでは説明を割愛します。
赤字の部分のAmazon Studentならではの特典を順番に見ていきましょう。
年会費が半額
Amazon StudentはAmazonプライム会員と同等以上のサービスを受けることができて、それでも年会費が半額の2,450円(税込)です。残念ながら2019年4月12日に以前の1,900円から値上げはしてしましましたが、それでも充分に安いかと。
一括払いなら年間2,450円ですから、月々約204円。そのくらいは日雇いのバイト2時間頑張って支払っても充分お釣りが来るのではないでしょうか。
また、一括で支払わない場合、月々250円の支払い方法も用意されています。クレジットカードやブランドプリペイドカード、デビットカードをお持ちでない方でも、auかDocomoの方ならケータイ料金と一緒に支払う方法も用意されています。ただし月々払いだと高くなるので、余裕がある方は年間一括で支払ってしまったほうが吉。
本の購入でポイント+10%
これがPrime Studentの最も大きなメリット。
Amazonのポイントが+10%、これは100円で10ポイントが貯まるということです。Amazonのポイントは1ポイント=1円でAmazonで利用出来ますから、実質、全ての書籍が10%オフで購入できるということです。
ただし、漫画(コミック)、雑誌は例外です。とはいえ、特典の1つであるPrime Readingでただで大量に読めるので、問題はないでしょう(特に雑誌は読み放題)。
Prime Studentの無料体験期間
Prime Studentには6ヶ月間という長期に渡って無料体験期間が用意されています。
注意したいのは、お急ぎ便の使い放題や本のポイントアップや割引といったサービスは無料体験が可能なのですが、AmazonプライムビデオやAmazonミュージックといったコンテンツ配信系のサービスは有料会員(年会費2,450円を支払った人)しか利用できません。
もしもプライムビデオをすぐに見たい方は無料体験から有料会員にランクアップしましょう。
Prime Studentの申し込み資格
Prime Studentの申し込み資格は以下の通り(公式サイトからの引用)。
- 日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生であること(当サイトの基準によります。なお、高等学校は対象外です)
- 対象校の学籍番号を持っていること(学籍番号がない場合は、学生用Eメールアドレスを入力いただく、または学生証の写しなど学生であることを確認できる書類をカスタマーサービスにお送りいただく必要があります)
- Amazon.co.jp のアカウントを持っていること
- 年会費または月会費をお支払いいただくためのクレジットカード、au PAYプリペイドカード、デビットカード(親権者の同意があれば、親権者のクレジットカード、au PAYプリペイドカードまたはデビットカードでも可)を持っていることまたは携帯決済が可能なこと
- Prime Student会員限定の特典やキャンペーンなどのお得な情報をメールで送信することに同意いただけること
- 未成年者の場合は、親権者または後見人の同意があること
大学生、大学院生、専門学校生、高等専門学校生であれば基本的に年齢問わず加入可能(高校生は申し込み不可)ということです。
Prime Studentの申込み方法
申し込みに際しては、大学や専門学校の学籍番号を入力する方法と、学校が発行しているメールアドレスを入力する方法の2通りがあります。
学籍番号で登録する場合は半角で入力(アルファベットと数字の混合であることが殆どだと思います)。
学校が発行しているメールアドレス(大学ならac.jpのアドレス)に関しては、専門学校だとメールアドレスを発行しているところは少ないと思うので学籍番号で登録しましょう。
これらに加えて、卒業年月日などを入力して登録をします。
Prime Studentの年会費の支払い方法
Prime Studentの年会費の支払いは基本的にはVISAやMasterCard、JCB、American Express、Dinersなど各種クレジットカード・デビットカードでの支払いが可能です。
学生の方でクレジットカードを持っている方は少ないかもしれませんが、Prime Student(及び今後のAmazonでの買い物)のために作っても良いでしょう。問い合わせたところ、親権者の同意があれば親権者のクレジットカードやデビットカードなどでも登録OKということでしたが、今後のことを考えるとご自身名義のものを持っておきたいところです。
Amazonが発行しているAmazon MasterCard クラシックでも良いのですが(Amazonで利用すると還元率が2%アップ)、他のお店で出すのが恥ずかしいのと、Amazonの発行するカードは社会人になってAmazon MasterCard ゴールドまでいかないとメリットが少ないかも。
それにせっかく学生時代で優遇されているので、それらのことを考慮すると、最初の1枚としては三井住友カード デビュープラス(信頼性が高い銀行系クレカの学生専用のカードでどこで使っても還元率は基本1%、AmazonではポイントUPモール経由で還元率1.5%)、もしくはJCBが発行しているJCB CARD W(よくマークとして見る国際ブランドのJCBが直接発行している18歳以上39歳以下限定のカード(学生申込み可)でどこで使っても還元率1%、AmazonでAmazon MasterCardクラシックと同じ還元率2%)がおすすめ。
↑の2枚のいずれかをまず作って物足りなくなったら2枚目以降でAmazon MasterCardクラシックを考慮すると良いでしょう。
クレジットカード以外の支払い方法
25歳以下の学生さんが学生専用の三井住友カード デビュープラスに申し込んだなら審査に落ちることはそうそうないとは思いますが、もしも審査に通らなかったり、クレジットカードを持ちたくないor親が持たせてくれないという方であれば、クレジットカード以外の選択肢を用意する必要があります。
クレジットカード以外の支払い方法は国際ブランド付きのデビットカードか、国際ブランド付きのブランドプリペイドカード、携帯決済、Amazonギフト券・Amazonショッピングカード・クーポン払い(ただし、ギフト券などは無料期間には利用不可)です。
デビットカードか国際ブランド付きブランドプリペイドカード
公式サイトではデビットカード、または、au PAYプリペイドカード(旧au WALLETプリペイドカード)という説明になっていますが(デビットカードは各種国際ブランド付きデビットカードのこと)、それだけではなく、LINE Payプリペイドカードやソフトバンクカード、dカードプリペイド、Kyashカードなどの他の国際ブランド付きのプリペイドカードも決済可能です。
例えばジャパンネット銀行のデビットカード。
au PAY プリペイドカードはこのようなカード(auユーザー限定)。
Visa LINE Payプリペイドカードは実カードはないですが、ネット決済が可能なので、Prime Student、及びAmazonの各種支払いに利用可能です。
ただし、デビットカードなら口座に残高が残っていないと、プリペイドカードはチャージ残高が入っていないと引き落とされない(更新されない)のでご注意ください。
携帯決済
ケータイでau、docomoのキャリアを利用されている方なら携帯料金と合算して支払う方法も用意されています。
ソフトバンクユーザーやMVNOの方は利用できません。
Amazonポイント・Amazonギフト券・Amazonショッピングカードまたはクーポン
この方法は最初の無料体験登録時の支払いに、ギフトカードだけでは登録はできません(カードなどでPrime Studentに登録した後に、入金して支払うことは可能)。
無料登録体験終了後の毎年の更新時の支払いには、コンビニなどでAmazonギフト券を買ったり、オンラインでAmazonギフト券を買ったり、貯まったAmazonポイントで支払うことも可能です。
Prime Studentの年会費の更新日
Prime Studentは6ヶ月の無料体験期間が用意されています。通常はその無料体験期間が終了した翌日にクレジットカード会社に請求されます(デビットカードやプリペイドカードなら残高からの引き落としが行われます)。
もしも無料期間の途中でプライムビデオなどを見るために有料会員に切り替えた場合、その翌日が請求日になります。
この請求日は変わらず、翌年度も同じ日に請求されます。
アカウントページで請求日は確認可能です。
Prime Studentのまとめ
Prime Studentは学生ならほぼ確実に入ったほうが良いサービスだと言えるのではないでしょうか。Amazonが学生の「勉学」と「健康」を応援するために採算度外視で運営しているのが伝わってきます。
もちろん、将来的にAmazonユーザーで在り続けてもらうのが目的のサービスですが、お得なことに変わりはないので利用しまくってしまいましょう。
本の購入で10%のポイントが貯まるので、単純計算として2万円分の本を購入すれば年会費1,900円の元は取れてしまいます。もちろんそれだけではなく、Amazonプライムビデオも見放題ですし、Amazonミュージックも聴き放題ですからお得すぎます・・・。Amazonすごすぎ。
クレジットカードやデビットカードを保有していない方は年会費の支払いのために申し込む必要はありますが、商品の注文でも便利ですし、ちゃちゃっと準備をしてしまいましょう。
なお、Amazon内での支払い方法と、通常のAmazon Primeの支払い方法も別途まとめてあるので、合わせて参照してみてください。
学生時代の青春のお供に、ぜひ利用してみてください。