クレジットカードの審査は<信用情報機関>に保管されている情報を参照して判断しています。信用情報機関には、あなたがこれまでクレジットカードの支払いや分割払いの商品を正しく支払ってきたかという、いわゆる<クレヒス>と呼ばれる情報がまとめられています。
これらの情報はクレジットカード会社などが会員審査のためにアクセスすることが出来、審査の重要な指標として利用されます。
信用情報に傷があるといわゆるブラックリスト入りの可能性があり、いくらクレジットカードを申し込んでも作れない(ローンも組めない)という事態に陥りかねません。
もし一般的に審査が緩いと言われているクレジットカードの審査に落ちた方がいらっしゃったら一度確認をしてみると良いでしょう。心当たりがなくても実は・・・ということも在りえます。
もう既に信用情報を確認している方は見方や審査に落ちた際の対処法などはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。
信用情報機関にどのような情報が保管されているか確認する方法×3
一般的にはそこまで知られていないのですが、信用情報は個人でも比較的簡単に確認をすることが出来ます。
ここではクレジットカード会社の多くが参照している信用情報機関の<CIC(Credit Information Center)>に保管されているご自身の情報を確認する手順を3種類ご紹介します。
以下の3種類の方法を提示&それぞれのメリット・デメリットを記述しておりますのであなたが最も簡単に出来る方法で確認をしてみてください。
PCからCICに登録されている信用情報を確認をする
PCから確認するメリット
- ダウンロードされるPDFファイルが確認しやすい。
- 入力が簡単。
PCから確認するデメリット
- 手数料は1,000円でクレジットカード払いのみ(クレジットカードの審査に通らない理由が知りたい人にとっては致命的なデメリット)。
- Windowsのみ(Mac不可)。ブラウザはIEのみ。
PCから確認する手順
サイトから氏名、住所、受付番号、免許証番号(あれば)、クレジットカード番号(支払い用)を入力して送信。ダウンロードした際のファイルはパスワード付きPDFです。パスワードは最初に電話で聞いた受付番号とクレジットカードの有効期限を合わせた計10桁の数字です。
スマートフォンからCICに登録されている信用情報を確認をする
スマートフォンから確認するメリット
- iPhoneからでも確認可能(ブラウザもサファリでも申し込み出来ました)。
- カードやローンへの申し込みに使っている番号と同じ電話からならスマートフォンのみで完結できる。
スマートフォンから確認するデメリット
- 手数料は1,000円でクレジットカード払いのみ(クレジットカードの審査に通らない理由が知りたい人にとっては致命的なデメリット)。
- 確認ファイルはPCと同じ文字サイズのPDFなので文字が小さく見にくい。
スマートフォンから確認する手順
直接CICに行って登録されている信用情報を確認をする
直接CICに行って確認するメリット
- 現金払い可。
- 印刷された書類が貰える。
- 交通費を加味しなければ、手数料がPCやスマートフォンで確認するよりも安い(500円)。
直接CICに行って確認するデメリット
- 営業しているのが平日の10時から16時までであること(普通に働いていると行くのが厳しいかも)。
- 駅から多少歩く(新宿の場合)。
直接CICに行って確認する手順
道筋(新宿開示所の場合)JR、小田急の西口から地上に出て、ヨドバシカメラの脇をしばらくまっすぐ歩いて行くと左手にFIRST WESTというビルが見えます(徒歩7−8分くらい(公式HPの記載では10分))。
そのビルの15階です。
私が平日の午後2時頃に行った時には既に中に6人位の人がいました。
付いたらまずタッチパネルで、電話番号、住所、免許証番号(あれば)などを入力して整理券番号を取得。
受付の脇にあるチケット販売機で開示手数料の500円を支払って呼ばれるのを待つ。
受付で1回呼ばれて情報確認→再度整理券が配布されるので再び待つ。
受け取りカウンターから開示書類と開示書類の見方の書類を受け取る。
CICで信用情報(クレヒス)を開示する際の注意点
クレジットカードの審査に大きく関わるクレヒスは申込時に入力した「電話番号」と紐付けられている点に注意してください。
住所は変わっていても確認できます。例えば、A県に住んでいたときに申し込んだクレジットカードの支払履歴と、B件に住んでいたときに申し込んだクレジットカードの支払履歴は、電話番号が変わっていなければ同時に確認可能です。
もしも、過去に使っていた電話番号で確認をしたい場合には、PC、スマートフォンでは確認できず、最寄りのCIC窓口まで足を運ぶ必要があるようです(要事前確認)。