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かぞくのおさいふ利用レポート~気になる決済サービスを実際に使ってみた~

かぞくのおさいふ

2020年3月に登場した三井住友カードのプリペイドカード「かぞくのおさいふ」

残高の送金や複数カード間での共有など、Visaプリペイドカードとしては今までにあまりなかった機能が盛りだくさんで一時期話題となりました。

しかしながら実際の使い勝手や汎用性といった部分など、概要だけでは見えない使用感などを今回はまとめてみました。

かぞくのおさいふの概要

かぞくのおさいふは三井住友カードが発行する「Visaプリペ」の基本機能をベースとし、複数カード間での残高移動残高共有機能を新たに追加したVisaプリペイドカードです。

カード券面は表面に記載せず裏にカード番号などを配置した三井住友カードの「クイックリードデザイン」を採用し、表面デザインには各7色の2パターンを用意。

申し込み時に各利用者ごとに選択可能、豊富なパターンから選ぶことができます。

かぞくのおさいふ(スマイルタイプ)

スマイル:がま口の留め金部分に笑顔のモチーフを入れることで、このカードで家計が楽になること、家族のつながりが深くなること、みんなが笑顔になることを表現。

かぞくのおさいふ(チャックタイプ)

チャック:お財布の「チャック」をシンプル、かつPOPに表わし、一人一人のお財布がしっかり閉まっている=無駄遣い防止・管理のイメージを表現。

かぞくのおさいふの機能

決済・チャージ・キャッシュバック還元などカード基本機能についてはVisaプリペと同一のため↓を参照。

Visaプリペについて
申し込み条件 6歳以上 発行手数料・年会費 無料 チャージ手段 現金チャージ(ローソン/セブン銀行ATM) / クレジットカードチャージ / インターネットバンキングチャージ三井住友カード/VJA/オムニカード発行のクレ…
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えらべる残高管理方式

かぞくのおさいふは申し込み時にチャージ残高の管理方式があり、以下の2種類から選択することができます。

共通のおさいふ

親カードに対して追加で1枚発行可能、親カードの残高を子カードと2枚で共有することができます。

利用だけでなくチャージも双方から利用可能なため、あらかじめチャージをして決められた予算の範囲内で管理をしたい方に最適です。

別々のおさいふ

親カードに対して最大9枚まで発行可能、親カードとの残高は共有せずにカードごとに別々で管理することができます。

子カードのそれぞれの残高や利用状況、月の利用金額通知や利用範囲の設定などを親カード側で設定することができ、各カード間で残高の移動も出来るので子供のお小遣い用途や家族間の送金用途としても応用できます。

カード間の残高移動(別々のおさいふのみ)

親カードと子カード間においてチャージ残高の移動が1円単位で可能、操作は原則親カードのアカウントから行います。

複数の子カードがある場合でも簡単な操作で親カードから移動ができるのでとっても便利、親カードへ一括してチャージを行い子カードへ分ける・・・といったことももちろん出来ます。

子カードの残高照会や履歴参照

かぞくのおさいふは利用時にカードごとにマイページの登録が必要ですが、子カードの残高照会や履歴参照は親カードのアカウントから一括して行うことができます。

また、子カードの利用があった場合は子カードと親カード両方へメール通知があるため簡単に使いすぎチェックなども可能です。

実際に利用してみた

かぞくのおさいふのカードとスマホ

では使用感などは一体どういう感じなのか、今回はライター本人と小学4年生の妹の2人で実際に利用してみました。

我が家の環境では妹には幼稚園からAndroid端末を使わせており、現在はスマホを使用中。

母・子双方ともすでにそれぞれブランドデビットや電子マネーを中心としたキャッシュレス環境は構築しており、妹にはお小遣い送金用途としてすでにおさいふPontaやLINEPay(QUICPay+のみ)を利用していましたが機能性・手軽さのバランスが取れた本カードを使って切り替えることにしました。

カードの申し込み

かぞくのおさいふの案内ページからのオンライン申し込みから行います。

申込方法は住所・氏名・電話番号など他の三井住友プリペイドと同一ですが、家族カードを申し込むような感覚でいきなりここで子カードの申し込みも行います。

なお、カードの利用人本人の名前がカード券面に入るため、親カード同様に子カードもそれぞれ住所・氏名・電話番号やカード暗証番号の入力が必要です。

特に暗証番号は子供であっても利用者本人に決めてもらうことが重要なので注意しましょう。(もちろん管理者も把握しておきましょう)

カードの受け取り・マイページの登録

カードは親カード宛の名義で子カードも全て同封・一括して郵送されます。

カードが届いたらまずは裏面にサインを忘れずにしましょう。(子カードは利用者本人が必ず書きましょう)

カードの残高や明細確認、オンラインチャージや設定といった各機能はマイページへの登録もあわせて行いますが、子カードについてはカードごとに利用者本人のスマートフォンで登録が必要です。

マイページ登録後、ネットショッピングにも利用するカードは「本人認証サービス」もそれぞれで登録が必要なので忘れずに行いましょう。

チャージ・残高移動(別々のおさいふのみ)

今回は「別々のおさいふ」で利用しているため、チャージや残高管理はそれぞれのカードで行っています。

チャージは親カードを使ってローソンやセブン銀行で行い、チャージした残高を子カードに残高移動する形で運用しています。

かぞくのおさいふの残高移動

残高移動もマイページから簡単に行うことが可能で、チャージ⇒残高おまとめ⇒移動元のカード(親カード)と移動先カード(子カード)と金額を入力するだけ。

移行した残高は即座に子カードへ反映されます。

カードの利用

かぞくのおさいふのIC決済とCL決済

利用方法は通常のクレジットカード利用と全く同様、磁気・ICに加えてVisaのタッチ決済も利用可能。

我が家では主にタッチ決済の加盟店での利用が多いので小学生でも簡単に使えました。

暗証番号やサインが必要なお店でも難なく使いこなせており、子供がクレジット決済しているような形なのでちょっと気になりがちな本人確認をきちんとしているお店でも利用を止められるようなこともありません。

なお、一部の加盟店でタッチ決済を利用すると、三井住友カードのデビット・プリペイド特有の現象でもある「2回タッチで承認」が発生するので注意が必要です。

あわせてスマートフォンにGoogle Pay経由でiDも利用できるように設定しているため、コンビニでの利用もより簡単に使いこなせています。

Apple Payでも登録可能なので使えるスマートフォンを選びません。

かぞくのおさいふの利用通知

利用すると他カード同様にメールでこのような利用通知が届きますが、かぞくのおさいふでは子カード利用時に親カードのメールアドレスにも子カードの利用通知メールが届きます。

利用通知メールには決済直後の残高も表示されるので簡単な把握も出来るためとっても便利。

利用明細・残高の確認

かぞくのおさいふのマイページとMoneyTree

残高や明細の確認はマイページへログインして行いますが、三井住友カードが公式で連携可能と案内している家計簿アプリ「Moneytree」上で残高や明細を確認するようにしています。

無料版の場合は手動更新が必要ではありますが、更新にかかる時間も数秒で終わるのでサッと確認可能、操作も意外とシンプルなので教えやすいので難なく使えるようになっています。

登録は電子マネーから三井住友プリペイドを選択、マイページで使用するログインIDとパスワードを入力すれば設定完了。

手動更新はトップのメニュー⇒連携サービスの設定⇒三井住友プリペイド⇒即時更新をタップしましょう。

なお、親カードでマイページにログインをすると、家族管理のメニューから子カードの残高や明細を参照することが可能。

残高照会または利用明細照会から参照したい家族の名称を選んで表示を押せば簡単に参照できます。

子カードの利用制限・各種設定

親カードのアカウントでマイページにログインすると、子カードの利用上限額や利用範囲の設定ができます。

ご利用コントロール

かぞくのおさいふのご利用コントロール

  • 利用通知設定・・・月内の累計利用金額が設定した額を超えると親カードのメールアドレスへ通知を行います。
  • 海外利用・インターネットショッピング利用・・・海外加盟店やネットショッピングでの利用可否をそれぞれ設定できます。

    我が家では月の利用金額もそこまで多くないことから5000円を設定、昨今プリペイドカードのカード番号流出や総当りが多いこともあるため海外利用は不可、用途により請求先を分けることも想定してネットショッピングは可能と設定しています。

    利用停止/解除

    万が一盗難・紛失・不正利用などに遭った場合は親カード側からでも即座に一時利用停止・解除が行え、即時に反映されます。

    子供の利用の場合はどこかに忘れてきた、無くしてしまったというリスクも付きがちなのでいざ起きた時に慌てないよう操作方法を覚えておきましょう。

    トータルの使用感・まとめ

    カードが届いてから執筆時点で半月ほど利用していますが、実利用の際も最初は横についてから教えたりしていましたものの現在ではすんなり一人でも利用できていました。

    特にイオンやマックスバリュの利用が多い我が家の場合では慣れた手つきでVisaのタッチ決済で買い物しています。

    利用通知や設定も親側でぜんぶ管理ができる上操作もシンプルなためわかりやすく簡単に操作でき、還元率の部分だけ0.25%のキャッシュバックなのでここだけイマイチな印象ですが、全体的なバランスが非常に取れているブランドプリペイドです。

    子供のお小遣いの替わりとして、キャッシュレス環境の勉強として、親子揃って幅広く使える「かぞくのおさいふ」をキャッシュレス化の入口として使ってみるのもいいかもしれません。

    ちはやるん
    ライター:ちはやるん
    デビット・プリペイドを中心に愛用する長崎県民。 とくにNFCPayは大好物で福岡・大阪・東京に行った時は使って帰らないと気がすまないくらい。Twitter ID: chihayaobachan