Kyashは主にお得な決済サービスとして認識されていることが多いですが、個人間送金も可能です。
送金機能は、本人確認アカウント、本人未確認アカウントのいずれも利用可能です(2022年2月8日のバージョンアップで本人未確認でも利用可能になった)。
概要
Kyashで送金する方法
KyashではチャージされているKyash残高(Kyashマネー or Kyashバリュー)から送金が行われます。
事前準備として、Kyash残高に以下の方法でチャージをしておく必要があります。
- クレジットカード・デビットカードからのチャージ
- 銀行口座からのチャージ
- 銀行のPay-easyを使ったチャージ
- コンビニでの現金チャージ
- セブン銀行ATMからのチャージ
クレジットカードからチャージした分は一度利用不可になりましたが、再び送金に利用可能になりました。
チャージの方法によって以下の2種類に分かれます。
- Kyashマネー(銀行口座などからチャージ)・・・出金可能
- Kyashバリュー(クレジットカードなどからチャージ、本人未確認アカウントがチャージ)・・・出金不可
チャージ方法別の送金、出金の可否は↓記事にもまとめてあるのでご参照下さい。
送金相手を選択、もしくはリンクを作成する
準備が整ったら、まず送金額と送金する相手を選びます。
相手もKyashを使っている場合はIDと名前検索で簡単に相手に送金ができますが、相手がKyashを使っていない、使っているかどうかわからない場合は、送金リンクを作って、そのリンクを送る形になるので、相手を選ばずに「送金リンクを作成」をクリックします。
送金を受け取った相手もKyashをインストール必須
送金を受け取った相手はリンクをクリックして↓のようなページに移動します。
Kyashにおいて送金を受け取るというのは、Kyash残高に入金される、ということです。
既にKyashをダウンロードしている方はスムーズに受け取り可能ですが、まだの方はKyashのアプリをダウンロードすることで初めて受け取りが可能になります。
Kyashで請求する方法
請求をする際の基本的な流れは送金のときと同じです。
請求をして相手が支払いをしたら、Kyash残高に請求分が反映されます。
Kyashを使っていない人に請求をすることも可能ですが、送金時のように相手がKyashをダウンロードしないと入金してもらえません。
【要事前確認】送金時にKyashマネーとKyashバリューの両方を保有している場合には注意が必要
銀行口座チャージで入金したKyashマネーとクレジットカードなどでチャージしたKyashバリューでは、Kyashマネーは銀行口座に出金できるのに対して、Kyashバリューは出金できないという違いがあります。
問題になるのが、Kyashで送金をする際に、KyashマネーとKyashバリューを両方とも保有していた場合、Kyashバリューから優先的に使われるという点です。送金に使う種類を選択をすることはできません。
なので、例えば友達とかと飲み会の割り勘→「あとはKyashで送金しておくわ!」といって送金をして、ご自身のアカウントにKyashバリューが残っていた場合、Kyashバリューを送金された友達は銀行口座から出金をすることはできないので、トラブルを避けるため「Kyashバリューで送るわ」という旨を事前に伝えておいたほうが良いかもしれません。
ちなみに、Kyashバリューは現金化はできませんが、Amazonギフトカードにチャージをする、モバイルSuicaにチャージする、などすれば使い道に困るということはないでしょう(出金手数料もかからないですし)。あくまで人によってはKyashバリューを送られて不快な思いをすることもあるかもしれないのでご注意を、ということです。
本人未確認アカウントの場合、Kyashマネーが送られてきても、自動的にKyashバリューになります。合わせてご注意ください。
Kyash残高(Kyashマネー)は出金も可能
送られてきたKyash残高は、Kyashマネーに限り、登録した銀行口座に出金をすることも可能です。
手数料は200円(税込)かかります。
KyashとPayPayやLINE Payなどのその他サービスの個人間送金機能の違い
個人間送金サービスはPayPayやLINE Payなども提供しています。他のサービスとも比較したい方は↓の記事をご参照ください。
KyashはVisaブランドのあらゆるクレジットカード、デビットカードからチャージした分を送金できるという独自性があり、そこでPayPayやLINE Payなどと差別化されます。
Kyashの送金サービスまとめ
Kyashは資金移動業の登録とともに、一時クレジットカードからのチャージ分が送金できなくなっていましたが、その機能も復活して利便性が増しました。
あらゆるVisaブランドのカードからチャージ&送金できるのはユニークな点で、送金サービスとしても利用しやすいです。