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個人間送金が出来るサービスまとめ

個人間送金サービス一覧

メールやLINEを送るようにお金を送れれば便利なことは誰にでも想像はできると思います。でも、日本ではさほど流行っていません。筆者に友達が少なくて気付いていないだけかもしれませんが、飲食店などでも割り勘をデジタルなやり取りでしているような行動はほとんど見かけません。

日本の現状との対比として、アメリカではPayPalの子会社が運営しているVenmoは日本で言う「ググる」と同様に動詞になるレベルで流行っているようで(Venmo me $1といった使われ方を目にします)、他にも親会社のPayPalアプリ、米国銀行業界が提供しているZelle、GoogleのGoogle Pay Send、SquareのSquare Cash、FacebookのMessenger Payment、AppleのApple Pay Cashなど様々な個人間送金サービスが存在しており、それぞれがそれなりのポジションを築いているとのこと。

また、中国のWeChatPayの凄さはもはや言わずもがなですが、WeChatPayも個人間送金から始まったサービスであることからもその重要性はわかります。

兎にも角にも、この記事で伝えたいことは1つ。飲み会とかで現金で割り勘するのいい加減めんどくさすぎるので、どれでもいいからとりあえず使ってみてください!

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項目解説

  • 日本円出金可(手数料無料)・・・日本円で銀行に振り込むことができる。手数料はかからない。
  • 日本円出金可(手数料あり)・・・日本円で銀行に振り込むことができる。ただし1回あたりの手数料がかかる。
  • 日本円出金不可・・・送金分を日本円として出金することができない。独自加盟店や国際ブランドなどを通じてお店で使うことが出来る。
  • 送金手数料無料・・・送金に手数料がかからない。
  • 決済機能あり(QR)・・・アプリ内の残高をQRコード決済で利用可能。
  • 決済機能あり(国際ブランド)・・・アプリ内の残高をVISAやJCB加盟店で利用可能。
  • 決済機能なし(送金専用)・・・銀行間取引など残高を店頭決済にアプリから利用しない送金専用サービス。

LINE Pay

LINE Payの送金

運営会社 LINE株式会社
本人確認 必要(資金移動業者)
送金手数料 無料
決済機能 あり
送金限度額 1回/1日10万円
残高出金 可能
出金可能な銀行 三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ジャパンネット銀行、じぶん銀行、横浜銀行など(60行以上)
残高出金手数料 200円(税別)
支払い チャージ残高から行われる

LINE Payは決済などは本人確認をしなくても行えます。ですが、送金機能は本人確認後しか使えません。欅坂46と組んで10円ピンポンキャンペーンを行うなど、国内では最も積極的に個人間送金を広めようとしているアプリではないでしょうか。

受け取ったLINE残高は手数料200円(税別)で登録してある銀行口座に振り込みも可能です。

LINE Payは送金だけではなく割り勘機能も付いています。

メリット

  • アプリを既にインストールしている人の数が圧倒的で薦めやすい。
  • チャージ残高をLINE PayカードでJCB加盟店で利用可能。最大還元率は2%(ランク制)。
  • QRコード決済も加盟店拡大中。

デメリット

  • 利用のために銀行口座への登録が必須。
  • 出金手数料が200円(税別)かかる。
  • 多機能すぎてUIが複雑。

Pring

pringの送金

運営会社 株式会社pring
本人確認 必要(資金移動業者)
送金手数料 無料
決済機能 あり
送金限度額 1日最大100万円
残高出金 可能
出金可能な銀行 みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、近畿大阪銀行、東邦銀行、北九州銀行
残高出金手数料 無料
支払い チャージ残高から行われる

pringはメタップスの子会社で後発でありながら資金移動業者としても登録されています。

登録できる銀行口座はLINE Payなどの比較すると限られているものの、口座を登録すれば残高の出金は無料です。しかも1円から、1円単位で出金可能なのも嬉しい(チャージは500円から)。

個人間送金としてやり取りをした分に対して「現金化するときに手数料かかるからな」という心理的ハードルがないというのはpringの大きなアドバンテージの1つだと言えるでしょう。

親会社のメタップスが社長がお金に関する本を出したりと人気があることから、ネット上でもアーリーアダプターが好んで使っているサービスです。

メリット

  • 出金手数料が無料。
  • シンプルなUI

デメリット

  • 現在のところ利用者はそこまで多くないので相手にインストールしてもらう必要(かつ本人確認のために銀行口座を登録してもらう必要)。
  • 残高をそのまま決済に利用できる加盟店が少ない。

Kyash

Kyashの送金

運営会社 株式会社Kyash
本人確認 不要(前払式手段発行業)
送金手数料 無料
決済機能 あり
送金限度額 1回5万円、1ヶ月10万円
残高出金 不可
出金可能な銀行
残高出金手数料 不可
支払い チャージ残高から行われる(残高不足の場合はオートチャージ)

Kyashは資金移動業ではありません。なので本人確認は必要ありません。

Kyashの仕組みは一般的に前払式手段発行業と呼ばれるもので、これも資金決済法にしっかりとした定義が定められているのですが(詳細を知りたい方は日本資金決済業協会の解説ページを参照)、ようするにオンラインでAmazonギフトカードを発行したことがある方はあれを想像してもらうと良いと思います。事前にチャージをして、そのチャージしたものを送る形。

資金移動業ではなく前払式手段発行業であることのデメリットは、送金したもの、受け取ったものを日本円としては出金できない、という点。

Kyashは現金として出金できないというデメリットを、Kyashバーチャルカード、リアルカードを発行して、VISAブランドが使えるお店、WEBショップで使えるようにして、しかもその還元率を2%にすることで補っています。

VISAブランドが使えるお店はこの世にごまんとありますから、出金できなくても使い道に困ることはありません。

メリット

  • オートチャージがされるのでスムーズ。
  • チャージ残高は2%の高還元率でVISA加盟店で利用可能(モバイルSuicaへのチャージでもポイントが付く)。
  • 本人確認不要。

デメリット

  • チャージされた分を日本円として出金不可。

paymo

paymoの送金(割り勘)

運営会社 AnyPay株式会社
本人確認 不要(収納代行業)
送金手数料 無料
決済機能 あり
送金限度額 1回10万円、1ヶ月30万円
残高出金 可能
出金可能な銀行 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行、ゆうちょ銀行など
残高出金手数料 200円(税込)
支払い 登録したクレジットカード、チャージ残高から行われる

paymoは個人間送金サービスの中で最もユニークなサービス。正確には送金サービスではなく割り勘サービスです。

レシートを撮影し、友達に請求→相手に登録したカードや残高から支払ってもらう、というのが基本的な使い方です。paymoは収納代行業と呼ばれるもで、利用するためには何かを支払ったという証拠が必要になります。そのためレシートの撮影が必須です。

支払われたお金はMy残高としてアカウントに記録されます。手数料として200円はかかりますが出金も可能です。

また、出金せずに、QRコード決済のpaymo.bizを導入している店舗で決済に利用することもできます。

メリット

  • クレジットカードから送金可能。
  • 本人確認不要。

デメリット

  • 利用機会が限られている。

Money Tap

Money Tapの送金

運営会社 SBI Ripple Asia株式会社
本人確認 銀行口座開設時に必須(電子決済等代行業)
送金手数料 無料
決済機能 なし
送金限度額 1回3万円、1日10万円
残高出金 可能(口座に直接振り込みのため)
出金可能な銀行 銀行間取引のため住信SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行ならそのまま利用可能。
残高出金手数料
支払い 口座残高から行われる

Money Tapは住信SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行が提携して発表したサービス。仮想通貨のRippleを活用しています。

アプリ上で銀行口座から銀行口座に24時間365日、直接、即送金を行うことができます。自分自身への送金、自分が保有している口座間での資金移動もスムーズに行えます。

現在は同じ銀行宛てはもちろん、住信SBIネット銀行からりそな銀行など他行宛ても現在は無料となっています(りそな銀行は2019年3月末までとしていてそれ以降は他行宛てだと50円(税別)と発表しています)。

メリット

  • 銀行口座間で直接送金(他のサービスで必要な出金すら不要)。
  • 自身の口座間での送金も可能。

デメリット

  • 対応している口座が少ない(相手も対応の口座を保有している必要あり)

日本で個人間送金の導入予定のサービス一覧

今後、個人間送金を導入すると発表しているサービスは以下の通り。

  • Origami Pay
  • PayPay
  • メルペイ(サービス自体まだローンチされていないですが)
  • PayPal(現状はPayPal.meでのビジネス利用のみですが、規約で個人間送金が無料になったので個人間送金の準備では?という噂)

まとめ

ということで各個人間送金サービスを見てきました。この他にも、Amazonギフトカードを送る(Kyashと同じ前払式手段発行業)、という方法もあったりしますが(もらったギフトカードはAmazonでそのまま使えるので使い道に困ることはないし実は最強なんじゃないかという説もあり)、取り急ぎアプリだけご紹介しました。

各社マネタイズしにくい個人間送金よりもまずは決済機能を強化しようとシフトチェンジしているような風潮を感じますが、ここに飲み会の割り勘のたびにストレスを感じている、個人間送金の必要性をひしひしと感じている人間がいるので、ぜひとも頑張っていただきたいところです。

【余談】資金移動業という壁

日本で(送金から出金まで揃った完璧な)個人間送金サービスを行うためには、ユーザーに本人確認を行ってもらう必要があります。現在は主にオンラインバンクにログインをして銀行口座と紐づけることで本人確認が行われます。

この本人確認の諸々を定めている法律が資金決済法で、この法律に基づいて「資金移動業者」として登録されない限り、日本で銀行以外が為替取引(ようはオンライン上のお金)を移動させる完璧な個人間送金サービスは行えないのです。送金ができてもKyashのように前払式でかつ引き出すことはできないといった形になります。資金移動業登録には、財産的基盤や組織の整備が必要とされるので、海外のサービスやベンチャーが気軽に参入できません。犯罪収益移転防止法も絡んできます。

筆者は法律の専門家ではないので、あくまで知人に話を聞いたのと自分が本業で参入するとしたらという仮定で調べただけですが、すぐに頭が痛くなりました☆

資金移動業者の一覧は金融庁のサイトで一覧で公開されている(PDF)ので確認をしてみてください。LINEやPring、それから今後始めるであるメルペイなどが確認できると思います。送金から出金までなんの不便なく使いたいという方はこれらのサービスを利用すれば良いと判断できます。

LINE Payなどは銀行口座を登録するだけで本人確認はできるので、慣れれば楽なのですが、慣れていないと銀行口座を登録することが億劫だという声はよく耳にします。実際、いざ飲み会となったときにその場でオンラインバンクにログインして本人確認をしてもらうのも気が引けるのが流行らない原因の1つだと言えるでしょう。

ちなみにアメリカのVenmoでも本人確認はあるのですが、ユーザー登録さえしてしまえば(米国にいて携帯電話でSMSメッセージを受信できたら)始めたいと思ったときに気軽に利用はできます。

もちろん、後から銀行口座を登録すれば現金化できますし、別途本人確認を行うと振込の上限が週に999.99ドルから週に19,999.99ドル、一度に2,999.99ドルが上限にアップするという仕組みです(違っていたら教えてください)。まだ利用もしていないうちから本人確認という面倒な作業を求められるかどうか、こういった小さな差が流行っているかどうかの違いの1つなのかなと思ったりします。