LINE Payは資金決済法に準じて資金移動業者に登録されているので、銀行口座を登録して本人確認ができたら出金機能が使えます。
多くの電子マネーは一度チャージしたらもう出金(払い戻し)は出来ないものですが、LINE Payでは出金が可能です。
送金や割り勘機能で送金されたLINE Pay残高を日本円に出来るのは便利です。
LINE Pay残高を日本円として出金する方法×2
LINE Pay残高(チャージ残高)を日本円として出金する方法は大きく分けて以下の2種類あります。
- 「出金」機能を使う方法(口座振込/セブン銀行ATM)・・・「ウォレット」→「LINE Pay」→「設定」→「出金」
- 「口座に振込」機能を使って自分に振り込む方法・・・「ウォレット」→「送金」→「口座に振込」
ややこしいですが、どちらも出金できることに変わりはありません。LINE Payは元々は通常の「出金」機能しかなかったのですが、後からLINE Pay残高から直接「口座に振込」を行う機能を追加された形です。その振込を自分自身に行えば出金ができます。
方法 | 手数料 | 出金上限金額 |
---|---|---|
出金(口座) | 220円(税込)/件 | 100万円/日三菱UFJ銀行は10万円まで |
出金(セブン銀行ATM) | 220円(税込)/件 | 10万円/日 |
口座に振込 | 176円(税込)/件 | 10万円/日 |
「出金」機能
LINE Pay内の「設定」メニューから出金をタップします。
銀行からチャージをする場合と違って、出金先の口座は殆どの銀行口座が登録可能です。
出金できるのは銀行の営業時間中のみですので、平日の9時から15時の間に行うのが無難です。
出金するための手数料は220円(税込)です。
銀行口座への出金限度額は、デフォルトでは10万円になっていますが、「設定」→「アカウントタイプ・利用限度額」のメニューから変更すれば1日最大100万円(デフォルトは10万円)まで上げることができます。
三菱UFJ銀行は設定変更しても1日10万円までの出金が限度額となっています。
セブン銀行ATMでの「出金」も可能
LINE Payは、セブン銀行ATMでの入出金も可能です。
セブン銀行ATMは全国のセブンイレブンに設置されており、24時間365日出金できるのだから当然便利です。
ATMからの出金は1,000円単位、出金手数料は220円(税込)、ATMから1日に出金できる上限は最大10万円(デフォルトは1万円)です。
LINE PayカードがなくてもスマホのQRコードのみでの出金も可能です。
「口座に振込」機能
LINEのウォレットページで「送金」を選択すると以下のメニューが出てきます。
ここで「口座に振込」を選択することで利用可能です。
口座の登録はできず、口座情報を入力する必要があります。自分自身の口座情報を入力して出金しましょう。
振込するための手数料は176円(税込)です。
銀行口座への振込限度額は、10万円です。
10万円以下であれば、「出金」よりも「口座に振込」をしたほうが手数料を安く抑えることが出来ます。
それ以上だと複数回振込をすることになるので、上記「出金」(手数料220円、上限100万円)を行ったほうが手数料を安く抑えることが出来ます。
LINE Payの出金機能まとめ
LINE Payの出金には手数料がかかります。口座振込にすれば176円に抑えられるとはいえ、LINEスタンプが買える価格です。
LINE Payで支払えるショップやサービスをよく利用するようでしたら出金はせずにLINE Pay残高として保有しておく、もしも使わないようで現金として自由に使いたいなら出金、と言った具合によく考えてから出金しましょう。
決済機能など、総合的に使うのであれば、出金手数料は受け入れるしかありませんが、もし送金する、出金するだけであれば、出金手数料がかからないpringなどの選択肢を考えてみるのも良いでしょう。