概要
メルペイのあと払いとは?
メルペイあと払いは、メルペイの支払い代金を翌月の好きなタイミングで支払ってOKという後払いサービスです。以前はスマート払いという名称でしたが、現在は使われていないですね。手元にお金がない、チャージするのめんどくさいというときでも、与えられているメルペイあと払い残枠までなら支払いが可能になります。
ただし、後払いである以上、返済が必要ですし、条件次第ではあとで返済手数料がかかることはお忘れなく。
メルカリの「支払い」タブから通常のチャージしたメルペイ残高払いか、メルペイあと払い残枠払いかを選択できます。
メルペイあと払い残枠は人それぞれ異なっており、これまでのメルカリ、メルペイの利用実績(信用)によって決定します。
2021年夏から与信枠はアプリの利用実績に基づき、AIによって決められます。
利用上限額は設定画面で変更することが可能です。
メルカリでの支払いだけではなく、メルペイ(iDとQRコード決済)を利用して実店舗、バーチャルカードでネットショッピングでも後払いが利用可能です。
メルペイあと払いの精算方法(支払い方法)
メルペイあと払いの精算方法は自動引落し、メルペイ残高払い、コンビニ/ATM払いが用意されています。
精算方法 | 手数料 | ポイント併用 |
---|---|---|
自動引落し | 無料 | ◯ |
メルペイ残高 | 無料 | ◯ |
コンビニ/ATM | 220円−880円 | ◯ |
メルペイ残高払い(ポイントも利用可能)、コンビニ/ATM払い(セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートなど各種コンビニで支払い可能)の場合は自分で支払い作業を行う必要があるので忘れないようにしましょう。
↓メルペイ残高での精算完了画面。
「お金が足りないときにキャッシングサービスとかすべて潰すのかな?」と思うくらい常識破りのサービスですが、返済はすることに変わりはないので計画的に利用しましょう。
【おすすめ】自動引落しで精算
自動引落しの場合は、登録した口座から利用した翌月10日に振替が行われます。自動引落しなら精算手数料は無料です。
払い忘れもないので頻繁に利用されるならこれがおすすめ。実質クレジットカードのように利用できます。
【おすすめ】メルペイ残高払いで精算
メルペイあと払いは、メルペイ残高から都度精算を行えば手数料無料です。
つまり、使ったらチャージ→返済、という手順を取れば無料で利用することができます。
支払い用銀行口座、セブン銀行ATMからチャージをして支払いましょう。
コンビニ/ATM払いで精算
口座振替やコンビニATMで返済する場合は、手数料として月1回の請求時に220円(税込)-880円(税込)がかかります。手数料は↓のように決まります(2021年9月より前は一律300円だった)。
- 2,000円未満・・・220円
- 2,000円以上20,000円未満・・・330円
- 20,000円以上35,000円未満・・・550円
- 35,000円以上40,000円未満・・・770円
- 40,000円以上・・・880円
例えば、2021年9月1日から9月30日まで3回メルペイあと払いで合計10,000円を支払った場合、その料金は2021年10月1日から10月31日までの好きなタイミングで10,330円を返します。
セブン銀行ATMでメルペイ残高にチャージをしてから支払えば手数料が浮くので、よほどのことがない限り利用する機会はないかも。
定額払いで精算(リボ払い)
メルペイあと払いはリボ払い機能である定額払いも導入されています(2020年7月から始まった)。
月々決まった金額を返済していく形ですが、年利15%で、金利無料期間などはなく、商品を購入した翌日から金利がかかってくるのでご注意ください。
月に20万円が上限です。
普通に払うよりもかなり損なので、利用しないに越したことはありません。
メルペイあと払いの延滞事務手数料
メルペイあと払いは、定額払い(リボ払い)を除いて、利用した翌月に精算する方法ですが、支払いが遅れたときには延滞手数料がかかります(延滞事務手数料という言い方をしていますが、ようは遅延損害金です)。延滞事務手数料がかかります。
支払いが遅れた場合、利用した月の翌々月毎月1日と15日に300円が徴収されます。
例えば、6月にあと払いをして、7月に返済をしなかった場合、8月1日に300円、さらに返済しなかった場合、8月15日にもう300円が徴収されることになります。
月に最大600円の利子がかかってくることになります。
なるべく早く精算することを心がけましょう。
リボ払いはこの延滞手数料とは仕組みが異なる(年利15%)ので別途ご注意ください。
メルペイあと払いのまとめ
メルペイでチャージいらずで支払いが行えるメルペイあと払い。
確かに便利ですが、現状だと、メルペイあと払いに限定したキャンペーンが行われているときに利用する、もしくは、現状どうしても手持ちのお金がなくて、かつ、クレジットカードを保有していない方のための決済手段という感じかと思います。
メルカリがメルペイを収益化するためにはこのような後払いサービスを多くの人に利用してもらうことが重要になってくるので、今後もキャンペーンは続々と開催されると思います。なので、生産方法含む使い方は覚えておくことをおすすめします。