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【プラチナプリファードなどが改悪】三井住友カードのクレカ積立還元率の一覧

三井住友カードのクレカ積立

内閣府令の改正によって2024年から各社がクレカ積立の上限を月に5万円から10万円に引き上げた昨今。三井住友カードもSBI証券が取り扱う投資信託の購入でポイントが貯まるサービス「三井住友カード つみたて投資」を提供しているのですが、その還元率が出揃ったので状況をまとめます。

結論から申し上げれば、2024年10月10日積立設定締切分(2024年11月1日買い付け分)から改悪するので、それを踏まえて(SBI証券×三井住友カードにこだわらず)投資戦略の全体的な設計をすると良いかと思います。

2024年10月積立設定分以降の還元率(以前との比較(改悪))

まず、三井住友カードのクレカ積立の現在の還元率はこのようになっています。

三井住友カード還元率 2024年9月10日積立設定締切分まで還元率 2024年10月10日積立設定締切分から
プラチナプリファード5% 上限5,000ポイント
  • 年間500万円以上:3%
  • 年間300万円以上:2%
  • 年間300万円未満:1%

上限3,000ポイント

プラチナ2% 上限2,000ポイント
  • 年間300万円以上:2%
  • 年間300万円未満:1%

上限2,000ポイント

ゴールド1% 上限1,000ポイント
  • 年間100万円以上:1%
  • 年間10万円以上:0.75%
  • 年間10万円未満:付与なし

上限1,000ポイント※1

通常のNLなど0.5%上限500ポイント
  • 年間10万円以上:0.75%
  • 年間10万円未満:付与なし

上限500ポイント※2

  • ※1 初年度は条件なしで1%還元
  • ※2 初年度は条件なしで0.5%還元

全体的にかなりの改悪になっていることがおわかり頂けるかと思います。

以下で、それぞれのカードランク別に特徴、改悪のポイントを見ていきます。

プラチナプリファードの還元率(2024年10月10日積立設定分‐)

三井住友カード プラチナプリファード

条件還元率
年間500万円以上の利用3%
年間300万円以上の利用2%
年間300万円未満の利用1%

三井住友カード プラチナプリファードは、年会費33,000円のカードです。

現在はクレカ積立で5%還元で、それが売りのカードでもあったのですが、2024年10月10日設定分からは年間500万円以上利用して3%還元へと改悪されます。ポイント還元目当てで、年間500万円使わないという方は2024年9月10日設定分までにしたほうが良いかもしれません。ポイントアップ店などもありますが、年会費も3万円以上かかるので。

クレカ積立の上限が5万円から10万円に引き上げられてもなお5%還元を保てていたら最強だったのですが、さすがに世の中そんなに甘くありませんでした。

ちなみに、クレカ積立分は利用額にはならないので、積立分とは別に500万円以上利用しなければいけません。

プラチナプリファードは400万円利用までは100万円利用毎に1万ポイント貰えるのですが、そこから先はボーナスポイントもないので500万円だとなかなか厳しいです。辛い。

9月分までは5%還元でいけます。

ゴールド(Oliveフレキシブルゴールド含む)の還元率(2024年10月10日積立設定分‐)

三井住友カード ゴールドNL

条件還元率
年間100万円以上の利用1%
年間10万円以上の利用0.75%
年間10万円未満の利用付与なし
入会初年度1%

三井住友カード ゴールドNLは年会費5,500円、年間100万円以上の利用で永年無料になるカードです。

おそらく2024年10月10日積立設定分からの改悪が発表されて最もダメージが大きかったのは、三井住友ゴールド NLなどを年会費永年無料にするために頑張って100万円修行して、クレカ積立専用カードとしてお得に使っていた方でしょう。年会費無料の状態で、普段使いもせずに、クレカ積立「のみ」に使い続けることは許されませんでした・・・。

今後は最低でも年間10万円は利用しないとクレカ積立でポイントは付与されません。

2024年10月10日積立設定分からもSBI証券×三井住友カードでクレカ積立をする方でおそらく最も多くの方が狙うのが「10万円以上の利用で0.75%」のところではないでしょうか。SNSでも「0.75%で妥協」と言っている方を多く見かけました。

すでにゴールドNLを年会費永年無料で持っていて特約店とかでしか使わないという方にはここら辺が落とし所なのかなと思います。

三井住友カード NLなどの還元率(2024年10月10日積立設定分‐)

三井住友カード NL

条件還元率
年間10万円以上の利用0.5%
年間10万円未満の利用付与なし
入会初年度0.5%

Vポイントが貯まるカードで、ゴールドやプラチナではないカード(三井住友カード NLなど)は基本的に年会費無料です。

2024年9月10日積立設定分までは、それらカードでも条件なしで0.5%分のポイントは貯まっていたのですが、2024年10月10日積立設定分からは年間10万円以上利用しないと貯まらなくなりました。

他の年会費無料のカード、例えば、auカブコム証券で年会費無料のau PAYカードでクレカ積立をすれば条件なしで1%還元参考)なのを考えると・・・。

まとめ

三井住友カードは宣伝がすごいので、あの手この手で良い面の情報を出そうとするメディア、インフルエンサーたちがいると思いますが、きちんとご自身のライフスタイルに合ったものを選んでください。

現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー1.9万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。