PayPay株式会社は、PayPayアプリ上で簡単に発行できるバーチャルカード「PayPay残高カード」を提供しています(2025年5月から順次展開)。
これにより、国内のオンラインショッピングサイトやコンテンツサービスなど、Visaのクレジットカードが利用可能な加盟店で、手元の「PayPay残高」や「PayPayポイント」からすぐに支払いができるようになりました。
「PayPay残高カード」の特徴
オンラインでの支払いに特化したバーチャルカード
「PayPay残高カード」は物理カードを発行しない“バーチャルカード”です。クレジットカード払いに対応しているオンラインストアでも、カード番号や有効期限を入力するだけで、いつものPayPay残高やPayPayポイントを使ってスムーズに決済が可能です。
使えるお店はVisaオンライン加盟店
本カードはVisaのクレジットカード加盟店に対応しており、国内に加え一部を除く海外のオンラインストアでも利用できます。ただし海外事業者が運営するサイトは利用対象外の場合があるほか、国内でもごく一部利用できないショップがあります。
「PayPayステップ」のカウントやポイント付与の対象
普段PayPayで貯めている「PayPayポイント」を「PayPay残高カード」の支払いでも引き続き貯めることができます。還元率は基本0.5%です。「PayPayステップ」をクリアすれば1%還元になります。
「PayPay」未導入のオンラインショップでも、同様におトクにポイントを貯められるのが大きなメリットです。
主なメリット
最短30秒で発行&年会費無料
「PayPay残高カード」は申し込みから発行まで最短30秒。しかも、クレジットカード発行時のような厳しい審査は不要で、年会費も完全無料です。アプリ上で発行ボタンをタップするだけで、すぐにカード番号が発行されます。
※発行には事前にPayPayでの本人確認(eKYC)手続きが必要です。
使いすぎ防止
「PayPay残高カード」は、チャージした残高以内でのみ決済ができます。クレジットカードのように後払いで上限なく使ってしまうリスクがないため、使いすぎが心配な方も安心して利用できる設計です。
もしもサブスクサービスなどに活用していて、残高不足が不安だという方は、オートチャージを設定しておけば、自動的に不足分がチャージされます。
Google Payとの連携で入力不要
PayPayアプリとGoogle Payを連携させることで、Chromeブラウザでショッピングをする際にPayPay残高カード番号などの入力不要で支払いを完了できます。少ない手間でサクッと買い物ができるため、より利便性が高まる点も魅力です。
カードが届くまで待つ必要なし
物理カードを待つ手間がなく、発行後すぐにオンラインショップで使えます。カードの紛失や盗難のリスクも回避でき、万が一の不正利用に対しても、PayPay側での所定の補償サービスが適用されるので安心です。
こんな方におすすめ
オンラインのVisaカード払いのみ対応のショップでPayPay残高を使いたい方
PayPay未導入のサイトでも、「PayPay残高カード」によって残高決済が可能になります。
使いすぎを防止したい方
クレジットカードのように限度額を気にする必要がなく、保有する残高内で安心して使えます。
最短30秒でカードを使い始めたい方
発行までの手続きが簡単かつスピーディー。忙しい方でもすぐに使えます。
年会費や手数料を抑えたい方
年会費は無料。チャージ方法などに応じて手数料は異なりますが、PayPay残高へのチャージ自体は無料の方法を利用できます。
オンライン決済の入力手間を省きたい方
Google Payとの連携により、Chromeでの入力が大幅に簡略化されるため、よりストレスフリーな買い物が実現可能です
クレジットカードを持てない方、18歳未満の学生の方に最適な選択肢
18歳未満のクレジットカードを作ることが出来ない学生の方は、VisaやMastercardなどのブランドプリペイドを作るのが王道ですが、このPayPay残高カードはとてもおすすめです。
他にも有名どころとして、バンドルカードなどがありますが、あのカードは不正利用補償もなければ、ポイント付与もありません。一方でPayPayは不正利用補償もありますし、ポイント付与もあります。
- PayPay残高カード・・・不正利用補償あり/ポイント還元あり
- バンドルカード・・・不正利用補償なし/ポイント還元なし
実カードはないの?
PayPay残高カードは現在は実カードはありません。
ですが、PayPayは三井住友カード(Olive)と提携を発表しており、Oliveフレキシブルペイの中でPayPay残高が使えるようになると公表しています。
↓Oliveフレキシブルペイ
カード1枚で↓のように支払いモードを切り替えられます。
この機能が実装されれば、実質PayPay残高が使える実カードになるので、使い道に困ることはありません。