Suicaへのチャージ方法は、カード型・一体型SuicaとモバイルSuica(Suicaアプリ)に登録したSuicaで多少異なってきます。
概要
カード型・一体型Suicaへのチャージ
カード型Suicaへのチャージは、以下の3種類があります。
- ビューカードでのチャージ(オートチャージ)
- JRE POINTからのチャージ
- 現金チャージ
カード型・一体型Suicaにはビューカード以外のカードからはチャージできません。
自動券売機・VIEW ALTTEでは、ビューカードからSuicaカードへもチャージすることが可能です。複数枚のSuicaでもそれぞれチャージできます。しかし、ビューカードでのオートチャージは、1枚のビューカードにつき1枚のSuicaカードにしかリンクできないのでご注意ください。
JRE POINTからのチャージは、まずJRE POINTのWebページでチャージを申し込み、JR東日本の駅の券売機で「ポイントチャージ」を選択し、ポイントチャージ額を受け取る形になります。
JR東日本の駅券売機でチャージする場合、500円・1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・10,000円と、一定の額しかチャージできませんが、一部の私鉄の駅券売機・精算機では、10円単位で任意の額をチャージすることができます。
モバイルSuica(Suicaアプリ)に登録したSuicaへのチャージ
モバイルSuica(iOSならSuicaアプリ)へのチャージは、以下の3種類があります。
- 各種クレジットカードからのチャージ(ビューカードからのオートチャージ)
- Apple Pay / Google Pay経由でのチャージ
- JRE POINTからのチャージ
- 現金チャージ
モバイルSuicaのチャージの場合、カードタイプのSuicaと違って、アプリで残高を確認し、足りないと思ったらいつでも様々なクレジットカード・デビットカード・ブランドプリペイドカードからチャージ可能です。もちろん、電波が届かない圏外の場所ではチャージできませんのでご注意を。ちなみに、チャージ時のデータ通信量は0.1MBにも満たないので、通信量を節約している方でも、気にする必要のないレベルではないでしょうか。
オートチャージに関してはビューカードのみ対応です。また、深夜2:00~4:00の間はメンテナンスのためチャージできません。
Apple Pay、Google Payに登録すれば、それぞれのアプリで各種カードからチャージをすることもできます。UI的にもモバイルSuica(Suicaアプリ)よりもApple Pay、Google Payのほうが優れているので、オートチャージなどの設定でなければ基本的にApple Pay、Google Pay上で行うことをおすすめします。ただし、Apple Payの場合はVisaブランドのカードからはチャージできません。
JRE POINTからのチャージは、JRE POINTのWebページでチャージを申し込むと、Suicaポケットと呼ばれる一時保管所に保管されます。モバイルSuicaのアプリ(Suicaアプリ)から受け取ることができます。SF電子マネー(Suicaアプリの場合はチケット購入・Suica管理→SF(電子マネー)管理)→Suicaポケット一覧から受け取ることが可能です。
モバイルSuicaを現金でチャージする場合ですが、基本的にはコンビニなどの店頭でチャージすることになります。ただし、最近はモバイルSuica利用者が増えてきたため、上にカードや携帯電話を載せるタイプの券売機が増えており、このタイプの券売機であればモバイルSuicaへもチャージ可能です。
なお、以前は銀行口座からのチャージも出来ましたが、2019年9月に廃止されています。
オートチャージについて
オートチャージは残高が◯円以下になったときに自動的にチャージをするという仕組みです。
Suicaのオートチャージは以下の3種類の方法で利用可能です。いずれにせよ、ビューカード発行のカード保有者のみが利用することができます。
具体的にはJREカード、View Suicaカード、ビックカメラSuicaカード(↑の画像)などです。
- Suicaカードとビューカードを紐付けて使う(駅のATM「VIEW ALTTE」で設定変更可能)
- ビューカードに付帯したSuicaを使う(駅のATM「VIEW ALTTE」で設定変更可能)
- モバイルSuicaでビューカードを紐付けて使う(アプリ上から設定変更可能)
モバイルSuicaであれば↓のようにスマホから簡単にオートチャージの設定を変更することができるので、他の方法のようにわざわざVIEW ALTTEまで出向かなくて良くて、最も楽かと思います。
オートチャージの際の注意点
オートチャージは、Suica・PASMOエリア内の自動改札機を通った際に実行されます。ICOCAなど、その他交通系ICカードのエリア内の自動改札機はオートチャージ非対応です。(例:地下鉄新大阪駅ではオートチャージされない)
また、Suica・PASMOエリア内であっても、
- 簡易改札機 (ICカードをタッチする部分だけの、小さな改札機)
- 連絡改札 (別の鉄道会社線に直接乗り換えできる改札口。新宿駅や品川駅などに存在する)
- バスの読み取り機
- SF(物販)利用
ではオートチャージが実行されません。
また、1日に2万円以上のオートチャージもできません。
1枚のビューカードにリンク可能なSuicaは「カード型・一体型・モバイルSuica」でそれぞれ1枚のみです。カード型のSuicaとモバイルSuicaを併用している場合は両方にオートチャージできますが、カード型Suicaを2枚併用している場合などでは、いずれか片方にのみオートチャージを設定することが可能です。
【番外編】au PAY/楽天ペイのSuicaへのチャージ方法
iPhone/おサイフケータイ対応のAndroidスマホをお使いの方は共に楽天ペイ、おサイフケータイ対応のAndroidスマホの方限定でau PAYからSuicaにチャージをすることができます。
au PAYからSuicaにチャージ
au PAYのSuicaへはau PAY残高からチャージが可能です。
au PAY残高には以下の方法でチャージ可能です(一例)。
- 銀行口座
- クレジットカード(VisaブランドとJCBブランドは種類が限られる)
- Pontaポイント
au PAY残高からのチャージは1,000円以上からです。
楽天ペイからSuicaにチャージ
楽天ペイのSuicaへは以下の2種類のやり方でチャージが可能です。
- 楽天カードからのチャージ
- 楽天ポイントからのチャージ
楽天カードからのチャージは1,000円以上、楽天ポイントからのチャージは1ポイントからです。
2023年6月末にはiOSアプリも対応しました。