ダイナースクラブカード/プレミアムカード(年会費以上の価値があるステータス)
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カード名 | ダイナースクラブカード | ダイナースプレミアムカード |
国際ブランド | DinersClub | |
年会費 | 24,200円 (税込) | 143,000円 (税込) |
還元率 | 0.4% | |
ポイント名 | ダイナースクラブ リワードプログラム レート:100円で1ポイント | ダイナースクラブ リワードプログラム レート:100円で1.5ポイント |
Apple Pay | QUICPay | |
Google Pay | 未対応 | |
電子マネー/NFC |
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公式サイト | ダイナースクラブカードの公式サイトを見る |
ダイナースクラブカードと言えば、泣く子も黙るハイステータスなクレジットカード。カードフェイスは地味に感じるかもしれませんが、実は鈍く光るいぶし銀。そのステータスはゴールドカード以上です。同クラスのクレジットカードはAmerican Expressゴールドカードだと言われています。
日本での発行は三井住友信託銀行になっています。年会費は24,200円(税込)で申し込み資格は27歳からです。
利用上限がないクレジットカードというので有名ですが、あくまで「決まった」利用上限がないというだけで、明らかに使いすぎのときには当然カードが利用できなくなるのでそこは注意してください。
概要
- 1 ダイナースクラブカードに申し込める年収っていくらくらい?
- 2 ダイナースクラブカードのポイント制度「ダイナースクラブリワードプログラム」
- 3 ダイナースクラブカードの各種サービス
- 4 ダイナースクラブカードの旅行保険サービス
- 5 ダイナースクラブカードのショッピング保険(ショッピングリカバリー)
- 6 コンパニオンカードが発行できる
- 7 ダイナースクラブプレミアムカードって?
- 8 ダイナースプレミアムカードの審査
- 9 ダイナースプレミアムカードの年会費
- 10 ダイナースプレミアムカードのさらに上【ダイナースロイヤルプレミアムカード】
- 11 ダイナースクラブカードのまとめ
ダイナースクラブカードに申し込める年収っていくらくらい?
ダイナースクラブは歴史が長く、開始された当初は医者だとか弁護士だとかそういった特定の職業の人しか作ることが出来なかったクレジットカードでしたが、現在では年収でいうと500万程度が目安となっているようです。
これを高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、一昔前とは違って申し込みやすくなっているのは確かです。ダイナースクラブカードのすごいところは、申込基準が下がってもブランドイメージは下がっていないところ。持っていると周りにすごいと言われます(日本でもたまにCMで見かけるので一般の認知度も高いです)。
ダイナースクラブカードのポイント制度「ダイナースクラブリワードプログラム」
ダイナースクラブカードで貯まるポイントはオリジナルのダイナースクラブリワードポイント。
貯まるポイントは100円で1ポイント。1ポイント当たりの価値は0.4円くらいです。
- Amazonギフト券やウェブマネー2,000円分に交換する際のレートは、5,000ポイントで2,000円分なので、還元率は0.4%。
- ANA SKYコインに交換する際のレートは、1,000ポイントで400コインで1コイン=1円換算で、還元率は0.4%。
- iTuneカード5,000円分に交換する際のレートは、12,000ポイントで5,000円分なので、還元率は0.41%。
- その他のJAL旅行券やJTB旅行券など5,000円分に交換する際のレートは、13,000ポイントで5,000円分なので、還元率は0.38%。
- ダイナースJCBギフトカード30,000円分に交換する際のレートは、70,000ポイントで30,000円分なので、還元率は0.428%。
といった具合に、概ね0.4%の還元率です。決して高いとは言えませんが、ダイナースクラブカードはポイント還元率というよりも付帯サービスとステータスで選ぶカードなのでしょうがないかなと思います。
ダイナースクラブカードの各種サービス
ダイナースクラブカードにはステータスが高い方向けに各種サービスが用意されています。
グルメサービス
レストランの特別コースを1名分無料に
指定するレストランを2名以上で利用利用した場合、1名分が無料になるサービス。
高級料亭予約代行サービス
通常だと予約が難しい料亭をダイナースが代わりに予約してくれるサービス。
当日サインレスで食事をできるサービス
専用のデスクから予約すれば当日の食事がカード不要、サイン不要で楽しめるサービス。相手に気を使わせなくて済む。
旅行向けサービス
空港ラウンジ
世界約100ヵ国450ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能(一部VIPラウンジ含む)。
国内クラブホテルズ・旅の宿
国内のホテルや旅館の宿泊料金が安くなったり、朝食サービスなどの優待を受けることができるサービスです。1泊5万円以上するホテルだと1万円以上安くなったりするのでデートなどで使えますよ。
海外クラブホテルズ
こちらも宿泊料金が安くなったりサービスの海外版。
Hotels.com会員特別優待
世界の200カ国以上のホテルを予約することが出来るサイト、Hotels.comで予約をしたら合計室料から8%割引になります。
空港送迎タクシーサービス
トラベルデスクで50万円以上のパッケージツアーや航空旅行券を購入した際に、成田空港(第1・第2ターミナル)、関西国際空港、中部国際空港、羽田空港国際線ターミナルへの送迎タクシー片道無料(もしくは一部負担)。
空港特急列車サービス
トラベルデスクで50万円以上のパッケージツアーや航空旅行券を購入した際に、成田空港と関西国際空港、対象空港までのJR、または私鉄特急列車を指定区間内で2区間分。
空港前泊ホテルサービス
トラベルデスクで50万円以上のパッケージツアーや航空旅行券を購入した際に、成田空港ならヒルトン成田、関西国際空港ならホテル日空関西空港に出発の前日に泊まることが出来ます。
空港パーキングサービス
トラベルデスクで50万円以上のパッケージツアーや航空旅行券を購入した際に、成田空港近くのサンパーキング成田、羽田空港近くのサンパーキング羽田浮島が旅行期間中に無料で使えます。また、50万円以上使わなくても30%オフになります。
手荷物宅配サービス
ダイナースクラブカードを提示すれば、スーツケース1個(3辺の和が160cm以下)を成田空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港から指定した場所まで届けてくれるサービス。
JALエービーシーの手荷物宅配優待、携帯電話レンタル無料
JALが用意している手荷物宅配優待などのサービスが優待価格で利用できます。往復300円/個 、出発100円/個 、入国200円/個の割引です。
また、携帯電話の無料レンタル(10日間)、Wifiの優待価格でのレンタルのサービスも受けられます。
パッケージツアー割引
トラベルデスクで取り扱っているJALパックやANAハローツアーなどのパッケージツアーが3%もしくは5%の割引になる。
レンタカー割引
- タイムズカーのレンタル料金が5%割引になる。
- タイムズカーシェアリングの会員カード発行手数料が無料(通常1,500円)。
- アメリカ、カナダ、グアム、サイパン、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパでのハーツレンタカーの料金が5%~20%割引。
- アメリカ(ハワイも)、カナダ、グアム、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オーストリアでのAVISレンタカーが全商品10%割引。
- ハワイ、アメリカでのダラーレンタカーの料金を15%割引。
海外トラベルデスク、アシスタントサポート
トラベルデスクが設置されている世界各国で予約や緊急時のサポートをしてくれる。
エンターテイメント
コナミスポーツクラブの優待
コナミスポーツクラブの月会費、都度利用費用を通常よりも割安な法人会員料金で利用できる。
カフェンティチケットサービス
演劇やコンサートなどの公園をいつでも予約可能。会員限定の割引価格も。
ゴルフ
名門ゴルフ場優待予約
名門ゴルフ場の利用が通常のプレー代金から5,000円引きで利用できる。
プライベートレッスン割引
対象となるスクールで平日50%、休日25%の優待。
オンラインゴルフ場予約サービス(GDO)の優待
一部のコースをオンライン優待価格で予約可能。
その他にもいろいろなサービスが随時追加されています。これらのサービスを活用する方は年会費の元はすぐに取れるでしょう(特にグルメの1名無料サービスはお得です)。
ダイナースクラブカードの旅行保険サービス
ダイナースクラブカードの旅行保険は海外旅行、国内旅行共に1億円の高水準で付帯しています。
ただし、海外旅行保険は、自動付帯分が5000万円、利用付帯分が5000万円、国内旅行保険は利用付帯が1億円です。
ダイナースクラブカードは旅行代金を支払うことで利用付帯分の旅行保険だけではなく上記の数々のメリットも付与されるので、支払いはカードで行うことをオススメします。
ダイナースクラブカードのショッピング保険(ショッピングリカバリー)
ダイナースクラブカードには当然ショッピング保険も付帯しています。
ダイナースクラブカードで買った商品の盗難や破損に対する保険でその額は年間で最高500万円で、購入後90日以内の商品に適応されます。
コンパニオンカードが発行できる
2019年7月23日より、ダイナースクラブカード会員は無料でコンパニオンカード(追加カード)で申し込むことが出来るようになりました。
本会員だけでなく、家族カードを発行している会員も1枚発行可能。ポイントや請求は本カードと合算です。
ダイナースクラブカード会員にはTRUST CLUB プラチナマスターカード(通常年会費税込3,300円)、ダイナースクラブ プレミアムカードはTRUST CLUB ワールドエリートカード(通常年会費税込143,000円)が付帯します。
Mastercardの優待プログラム(Taste of Premium、招待日和、国際線手荷物優待)などが使えるほか、ダイナースクラブカードには付帯しないBoingo Wi-Fiなどの特典が使えるようになります。
コンパニオンカードはMastercardブランドのカードとなりますので、Dinersに加盟していない店でも使える可能性が上がります。
ダイナースクラブプレミアムカードって?
ダイナースクラブカードはただでさえ高いステータスを誇るクレジットカードですが、その次の段階があります。
それが2大ブラックカードの一角を担うダイナースクラブプレミアムカードです。家をクレジットカードで買うといったキャッチコピーで有名w完全招待制のクレジットカードです。公式サイトにも何も記載されていません。
ダイナースクラブカードのサービスが一段階上に
例えば食事をしたら1名分無料になるレストランの数、予約できる料亭の数がプレミアムだと増えるなど全体的なサービスの底上げがされます。
その他追加されるサービスの一例は以下の通り。
ホテル予約サイト一休のプレミアサービスの権利
通常、6ヶ月で30万円以上利用した人しかなれない一休のプレミアサービスですが、ダイナースクラブプレミアムの会員なら自動的に入れます。
指定されたホテルの部屋のアップグレードや、チェックインの時間を早めたり、チェックアウトの時間を遅めたりすることが出来ます。
プライオリティ・パス
世界120カ国700カ所以上のVIPラウンジが利用できるプライオリティ・パスが付きます。
誕生日にプレゼントが届く
年に1回、誕生日にダイナースからお洒落な誕生日プレゼントが届きます。
あなたのためのコンシェルジュデスク
急な出張が入ったときなどに航空券や宿泊先を決めて欲しい、といった要望まで応えてくれるコンシェルジュデスク。プライスレスです。
ダイナースプレミアムカードの審査
審査はダイナース独自の基準なので公開されていませんが、昔に比べると下がっているようで、ネットでは年収500万円でも日々の生活をダイナースクラブカードで支払いまくったらインビテーションが来たという方も散見されます。
ダイナースプレミアムカードの年会費
年会費は143,000円(税込)です。
これを高いと見るかは人それぞれでしょうが、あなたの自尊心を満足させてくれるクレジットカードであることに間違いはありません。上記のサービスを使いまくれば元は取れると考えます。
ちなみに2大ブラックカードのもう一角、AMEXのセンチュリオンカードは年会費378,000円(税込)なのでそれに比べたら大分割安感があります(笑)。
まずはダイナースクラブカードを作る必要があるので、サービスを使いながら自分にとって必要かを見定めるのも良いかもしれませんね。
ダイナースプレミアムカードのさらに上【ダイナースロイヤルプレミアムカード】
ダイナースプレミアムカードはブラックカードですが、さらにその上にダイナースロイヤルプレミアムカードというカードがあります。ネット上にもTwitter等で保有者の情報を見るしかないくらいしか情報がないカードです。
このカードは年会費55万円、さらに初年度は入会手数料として55万円かかってきます。
アメリカン・エキスプレスのセンチュリオンカードを抜いて、日本で1番年会費が高いクレジットカードです。
ダイナースクラブカードのまとめ
ダイナースクラブカードを作ったら、プレミアムカードを目指す方もそうではない方も、とにかくサービスを活用しまくりましょう。グルメサービスなどは特に他のクレジットカードでは見ることが出来ないサービスの充実度です。
唯一の弱点としては、殆どなくなってきましたが、低価格帯のお店を中心にDinersブランドが使えないお店がまだ多少あるということでしょうか。
ダイナースクラブカードの付帯保険・追加カード等
カード名 | ダイナースクラブカード | ダイナースプレミアムカード |
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海外旅行保険 | 【 自動付帯 / 利用付帯 】 自動付帯5000万円、利用付帯5000万円。 | 【 自動付帯 】 最高1億円。海外旅行保険家族特約も自動付帯で最高1000万円。 |
国内旅行保険 | 【 利用付帯 】 最高1億円 | 【 自動付帯 】 最高1億円 |
その他保険 |
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ETCカード | 年会費:0円 完全無料。 | |
家族カード | 年会費:5,500円 | 年会費:0円 |
家族カードETC | 年会費:0円 完全無料。 | |
電子マネーへのチャージ(ポイントが付くか) |
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