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メルカード ゴールドの特徴(条件次第で年会費無料、還元率2%)

メルカード ゴールド
基本情報
国際ブランド JCB
年会費 5,000円 (税込) メルカリでの売買やメルペイでの利用額が年間50万円を超えたら無料。
申し込み資格 18歳以上
還元率1% 年間利用額、メルカリ販売金額に応じてボーナスポイントあり。
ポイントの貯まり方 都度利用分に対して貯まる 都度
Apple Pay 未対応
Google Pay 未対応
公式サイト メルカード ゴールドの公式サイトを見る

「メルカード ゴールド」は、通常のメルカード(以下「通常版」と表記)の機能をベースに、より高い利用限度枠(最大300万円)や、付帯保険サービス、ボーナスポイントなどが強化されたゴールドランクのクレジットカードです。

年会費は5,000円(税込)ですが、年間50万円以上のメルカリでの売買やメルペイ利用があれば翌年度の年会費が無料になります。

メルカード ゴールドと通常版の比較

メルカード(通常版)メルカード ゴールド
年会費永年無料5,000円/年(※1)
利用限度枠最大90万円最大300万円(※2)
付帯サービスなしショッピング保険(最大300万円/年間1事故)、スマホ保険(最大3万円/期間中)、国内・海外旅行保険(最大1,000万円・利用付帯)、空港ラウンジ利用、空港宅配サービスなど
基本還元率メルカリ:1~4%
その他:1%(一部0.5%)
ボーナスポイント特典なしあり(最大20,000ポイント)
ブランドJCB
カードデザインホワイト/ブラックシャンパン
支払い方法の例銀行引落し、メルカリ売上金/ポイント払い、コンビニ・ATM払い
海外キャッシング不可

(※1) 年会費5,000円は、メルカリでの売買やメルペイ利用額の合計が年間50万円を超えると翌年度無料。
(※2) 定額払いまたは3回以上の分割払いは上限100万円。

メルカード ゴールドの主なメリット

1. 利用限度枠が最大300万円

通常版の最大限度枠90万円に比べ、最大300万円です。高額な出費にも対応しやすく、大きな買い物を1枚にまとめたい方には利便性が向上しています。

注意点

  • 当面は「1回の支払い上限」が約100万円(99万9999円)に制限されています(今後順次開放予定)。
  • 定額払いや3回以上の分割払いは最大100万円が上限です。

    2. ボーナスポイントで実質最大2%還元

    メルカード ゴールドは通常利用(街のお店やメルカリ以外)は1%還元、メルカリでの購入は1〜4%還元という点は通常版と同じです。

    しかし年間の利用実績に応じて付与されるボーナスポイントがあり、これを加味すると実質2%相当までアップする可能性があります。

    • 年間50万円利用2,500ポイント(累計2,500ポイント)
    • 年間100万円利用7,500ポイント(累計1万ポイント)
    • 年間200万円利用1万ポイント(累計2万ポイント)

    たとえば、街のお店で年間200万円利用すると以下の通り。

    • 通常の1%還元 → 2万ポイント
    • ボーナスポイント → 2万ポイント(累計)
    • 合計で4万ポイント

    この合計で2%相当のポイント還元となります。

    3. メルカリの「売った金額」も合算できる

    このボーナスポイントや年会費無料の判定における利用額には、「メルカリで出品して販売した金額」も含まれるのが大きな特徴です。

    「買う」だけでなく「売る」も日常的に行うユーザーなら、思ったより早く合計50万円に到達できることもあります。

    4. 付帯保険が充実

    ゴールドカードならではの付帯保険が魅力です。

    • ショッピング保険:カードで購入した商品が破損・盗難などの被害に遭った際に補償。最大300万円(年間・1事故)。免責金額3,000円。
    • スマホ保険:スマホの通信料を直近3ヶ月以上連続でメルカード ゴールドで支払っている場合、故障や画面割れなどの修理費を補償。最大3万円(保険期間は6月1日から1年間)。
    • 国内・海外旅行保険:旅行先での急なケガや病気を補償。国内旅行保険は最大1,000万円で利用付帯。海外旅行保険は最大1,000万円で自動付帯。
    • 空港ラウンジ・空港宅配サービス:国内主要空港、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジが利用可。帰国時に宅配サービスも利用可

    5. 年間50万円利用で年会費が無料

    メルカリでの売買やメルペイ利用額の合計が年間50万円を超えると、翌年度の年会費(5,000円)が無料になります。

    • 「メルカリでの購入」や「街のお店でのカード利用」だけでなく、メルカリで出品して得た売上金も年間利用額に含まれるため、ハードルが下がりやすいのが特徴です。

    メルカード ゴールドのデメリット・注意点

    1. 年会費が5,000円かかる(条件未達の場合)

    通常版は年会費無料ですが、メルカード ゴールドは条件未達の場合、毎年5,000円(税込)が請求されます。

    • 一定額以上メルカリ・メルペイを使う方にはお得ですが、あまり使わない方にはコストがかさむ可能性があります。

    2. Apple Pay・Google Payに対応していない

    メルカードはApple Pay、Google Payに対応していません。

    メルペイはスマホ決済として利用可能です。

    3. JCBブランドのみ

    メルカード・メルカード ゴールドともに国際ブランドはJCBのみです。国内では使いやすい反面、海外ではVISAやMastercardより対応店舗が少ない地域もあるため、海外利用をメインに考える方にはやや不便です。

    4. 1決済あたりの利用上限が約100万円(当面)

    利用限度枠は最大300万円でも、1回の支払いで約100万円(99万9999円)までという制限があります。高額決済を1度で済ませたい場合は注意が必要です(順次開放予定)。

    5. 口座設定に制限がある

    当月の請求額合計が100万円以上になる場合、三井住友銀行・楽天銀行・ゆうちょ銀行以外の口座だと翌月末の一括自動引落し対応ができません。高額利用の可能性がある方は口座選びに注意しましょう。

    6. カード番号が切り替わる

    既に通常版のメルカードを持っている場合、ゴールドへ切り替えるとカード番号が変わります

    • 公共料金やサブスク等に登録していたカード番号は手動で変更手続きを行う必要があります。

    7. 家族カードやETCカードはない

    メルカード ゴールドは家族カードやETCカードには対応していません。

    こんな方におすすめ

    1. メルカリを頻繁に利用する方
      • 売買合わせて年間50万円のハードルを達成しやすい
      • 翌年度の年会費が無料になり、ボーナスポイントの恩恵を最大限活用できる
    2. ある程度まとまった金額をカードで支払いたい方
      • 最大300万円の高い利用限度枠を生かせる
      • 大きな買い物を一枚のカードでまとめたい時に便利
    3. スマホ保険や旅行保険を重視する方
      • ゴールドカードならではの付帯保険が手厚い
      • 国内外旅行やスマホ故障時の出費リスクを抑えられる

    まとめ

    「メルカード ゴールド」は、通常版にはない付帯保険や大きな利用限度枠、ボーナスポイントなど、ワンランク上のサービスが魅力です。年会費は5,000円かかるものの、メルカリでの売買・メルペイ利用額が年間50万円を超えれば翌年度は無料になります。

    一方で、ポイントの使い道がメルカリやメルペイ中心に限定されるキャッシング不可・ブランドがJCBのみなどの制約もあります。加入を検討する際は、メルカリをどの程度利用するか保険サービスやボーナスポイントをどれだけ活用できるかなどを総合的に判断し、自分のライフスタイルに合うかを見極めましょう。

    メルカード ゴールドの付帯保険・追加カード等

    海外旅行保険 【 自動付帯 】 最大1000万円
    国内旅行保険 【 利用付帯 】 最大1000万円
    その他保険
    • ショッピング保険 最大300万円。自己負担3,000円。
    • スマホ保険 最大3万円。
    現金いらず.com 運営チーム
    著者:現金いらず制作チーム
    2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー2.1万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。