昨今、様々な理由でJCBブランドを作りたい、作らなければ、どうしても作らなければならない、という方が散見されます。
ここではその事情(Fantia、DMM、Skeb、ニコ動などの国際ブランドによる規制)には踏み込みませんが、忖度抜きで個人的におすすめのJCBブランドのクレジットカードを挙げておきます。
お好きなもの選べば良いと思うので、参考程度にしてみてください。
概要
リクルートカード(JCBブランド)
年会費 | 無料 |
---|---|
基本還元率 | 1.2% |
ポイント | リクルートポイント |
Apple Pay | QUICPay / JCBのタッチ決済 |
Google Pay | QUICPay / JCBのタッチ決済 |
リクルートカードはどこで使っても常時1.2%還元のクレジットカードです。月額利用の合計に対して1.2%還元なので取りこぼしがありません。
その高還元率を長年に渡って維持しているのもすごい(上位版のさらにお得だったカードは新規募集が終了してしまったことはありましたが)。
貯まるリクルートポイントはdポイント、Pontaポイントに等価交換可能な上、Amazonのパートナーポイントとして連携をすれば、Amazonのカート内で1ポイント=1円で利用可能で使いやすいです。
あのポイントをこっちに移動して、とか複雑にこねくり回したくない方にピッタリだと言えるでしょう。
個人的には年会費無料、JCBブランドという指定の中では一番おすすめできるかなーと思っています。JCBブランドのみGoogle PayでQUICPay・タッチ決済(JCBのタッチ決済)に対応しています。
JCB CARD W
年会費 | 無料 |
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基本還元率 | 1.0% |
ポイント | OkiDokiポイント |
Apple Pay | QUICPay / JCBのタッチ決済 |
Google Pay | QUICPay / JCBのタッチ決済 |
JCB CARD Wは、たぶんあちこちで一番推されているJCBブランドの王道カードですね(JCBが自ら発行しているカード)。
もちろんおすすめなんですが、貯まるポイント、OkiDokiポイントのわかりにくさ、扱いづらさはあります。1,000円で1ポイント貯まり、1ポイントあたりの価値が5円相当(景品による)という計算がしづらく、ポイントの利用にも手間がかかるカードなんですよね(気にする人としない人がいるとは思いますが)。
還元率は常時1%で換算することができますが、それはこの複雑なポイント交換をした上で成り立つものです。クレジットカードに慣れている方なら良いと思いますが、わかりやすさを求めるなら最初のカードとしては避けたほうが良いかもしれません。
ただ、スターバックスやAmazonなど特約店をよく利用される方ならわかりづらさとか言ってられないくらいお得なので年齢制限が合うのであれば持っておきたいところ・・・。
2026年にはOkiDokiポイントが刷新されることが予告されているので、そのタイミングでわかりやすくなると良いですねー。
DMM JCBカード
年会費 | 無料 |
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基本還元率 | 1.0% |
ポイント | DMMポイント |
Apple Pay | iD / JCBのタッチ決済 |
Google Pay | 未対応 |
DMM JCBカードはDMM.comで3%還元(今は5%)になるカードです。実はどこで使っても還元率1%還元です。貯まるポイントはDMMポイントになります。
DMMではVisa、Mastercardブランドが使えなくなっていますが、それ以前から、このJCBブランドのカードを発行していました。
表現規制があってからSNSでも「自衛のために作った」という方をよく見かけるカードです。
ただ別に表現規制に対抗するために表現規制された会社のJCBカードを作る必要はないので(お気持ちはわかりますが)、お好きな方のみ、でしょうか。
Google Payには対応していません。
楽天カード (JCBブランド)
年会費 | 無料 |
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基本還元率 | 1.0% |
ポイント | 楽天ポイント |
Apple Pay | QUICPay / JCBのタッチ決済 |
Google Pay | QUICPay |
楽天カードもJCBブランドのカードを発行可能です。常時1%還元、楽天市場でお得なカードです。
2枚持ちを推奨しているので、すでにVisaやMastercardブランドで楽天カードをお持ちの方でも追加でJCBブランドのカードを作ることができます(ただし別途審査はされます)。
細かい点ですが、利用即時通知がない点にはご注意ください。
ビックカメラSuicaカード(JCBブランド)
年会費 | 無料 |
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基本還元率 | 1.0% |
ポイント | ビックポイント、JRE POINT |
Apple Pay | QUICPay / JCBのタッチ決済 |
Google Pay | 未対応 |
ビックカメラSuicaカードに限らず、ビューカードでJCBブランドのカードを1枚持っておくというのも良いかと思います。JCBブランドを選択する際に海外利用が不安だという方も多いでしょうが、ビューカードであればいずれにせよ国内利用がメインになるでしょうし・・・。
Suicaへのチャージで1.5%還元なので王道ですが便利なのと、JRE BANKとの連携で特典を得ることができるので鉄道利用が多い方はこちらかなと。
ちなみにJR西日本のビックカメラJ-WESTカードはVisaブランドのみです。
【クレジットカード以外】JCBブランドでおすすめのブランドプリペイド
クレジットカードを作りたくない、別途クレジットカードを作るのはなあ、という方向けにJCBブランドのブランドプリペイドもご紹介します。おすすめは↓の2+1種類のいずれか。
JCBブランドのプリペイドカード | 還元率 | チャージ方法 | Apple Pay/Google Pay | 実カード | 手数料 |
---|---|---|---|---|---|
ANA JCBプリペイドカード | 0.5% マイルコースの場合1,000円で5マイル | コンビニ/クレカ(J)/銀行口座/WEBコンビニ | 未対応/対応 | あり | 利用開始手数料550円 2025年3月31日まで無料 |
MIXI M | 0.2% | クレカ(V/M/J) / 銀行口座 / Apple Pay | 対応/対応 | あり | 実カード発行手数料1,000円 |
ファミペイバーチャルカード | 0.5% | ファミマ / 銀行口座 / クレカ(J) / Apple Pay | 対応/対応 | なし | – |
おすすめはANA JCBプリペイドカード、ボーナスポイントなどもありますし、プリペイドとしては珍しく補償もしっかりしています。もしも規制されたサイトでだけ使いたい、補填的な用途ならMIXI Mが手軽かと思います。チャージ可能なクレジットカードが豊富です。
なお、ブランドプリペイドは稀に弾かれてしまう利用先もあるので、それが嫌な方はクレジットカードを検討したほうが良いかと思います。
いずれも3Dセキュアに対応しています。