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ダイナースクラブ ゴールドの特徴(年会費無料の条件・還元率と通常カードとの違い)

ダイナースクラブ ゴールド(グローブデザイン)の券面

初年度無料、前年100万円以上の利用で翌年も無料になるダイナース。

基本情報
国際ブランド DinersClub
年会費 11,000円 (税込) 初年度無料(1人1回)。前年100万円以上の利用で翌年無料。毎年の判定が必要。入会から14カ月後までの退会はカード・サービス手数料3,300円。
申し込み資格 20歳以上39歳以下 申し込み時点の年齢条件。所定の審査あり。入会後は40歳以降も継続利用可能。
還元率0.3〜0.4% 通常の買い物でキャッシュバック0.3%、Amazonギフトカード・dポイント等への交換で0.4%相当。対象店で5倍・10倍(条件・上限あり)。
ポイントの貯まり方 都度利用分に対して貯まる 利用1件ごとに計算。100円未満切り捨て。200円につき1ポイント・対象外の利用あり。
ポイント名ダイナースクラブ リワードポイント レート:通常100円につき1ポイント。有効期限なし。1ポイント=1円ではなく、使い道で価値が異なります。
Apple Pay QUICPay QUICPayで利用可能。Apple Payからダイナースクラブのタッチ決済は利用できません。
Google Pay QUICPay QUICPayで利用可能。Google Payからダイナースクラブのタッチ決済は利用できません。
電子マネー/タッチ決済(NFC)
  • ダイナースクラブのタッチ決済 (カード本体に標準付帯。Apple Pay・Google PayではQUICPayを利用。)
公式サイト ダイナースクラブ ゴールドの公式サイトを見る

ダイナースクラブ ゴールドは、三井住友トラストクラブが発行する、20〜39歳で申し込めるクレジットカードです。国際ブランドはDiners Clubで、初年度の年会費は無料。2年目以降も、前年に100万円以上利用すると翌年度の年会費が無料になります。

通常のダイナースクラブカードよりも年会費を抑え、日常の買い物やサブスクでポイントを貯めやすくしたカードです。ただし、通常カードとはマイル交換率や空港ラウンジ、飲食優待の内容が異なります。

ダイナースクラブ ゴールドの年会費と申し込み条件

申し込めるのは、申し込み時点で20歳以上40歳未満で、カード会社の審査基準を満たす方です。申し込みはオンライン限定です。

39歳までに申し込んで入会した場合は、40歳以降もそのまま継続して利用できます。40歳になっただけで自動的に別のカードへ切り替わる仕組みではありません。家族カードは40歳以上の方も申し込めます。

項目内容
本会員の年会費11,000円(税込)。初年度無料、前年100万円以上の対象利用で翌年度無料
家族カード年会費無料、1枚まで
ETCカード発行手数料・年会費無料。本会員・家族会員のカード1枚につき1枚まで
国際ブランドDiners Club
申込年齢20歳以上39歳以下。入会後は40歳以降も継続可能

初年度無料は1人1回限りです。すでにダイナースクラブ ゴールドを持っている方や、過去に持っていた方などは初年度から年会費がかかります。

年100万円の条件は毎年判定

一度100万円を使えば永年無料になるカードではありません。翌年度の年会費を無料にするには、毎年の集計期間ごとに100万円以上の対象利用が必要です。

家族カードの利用分も集計に含まれます。一方、キャッシング・カードローン、利息、年会費、明細発行手数料などは対象外です。集計期間や達成状況は、クラブ・オンラインや公式アプリの「カード年間ご利用総額」で確認できます。

また、入会から14カ月後までに退会すると、カード・サービス手数料3,300円(税込)がかかります。初年度無料だからといって、短期間だけ無料で試せるとは限りません。

ダイナースクラブ ゴールドのポイント還元率

通常の買い物では、利用1件ごとに100円につき1ポイントのダイナースクラブ リワードポイントが貯まります。100円未満の端数は切り捨てですが、ポイントに有効期限はありません。

注意したいのは、1ポイント=1円ではないこと。100円で1ポイント貯まっても、そのまま1%還元という意味にはなりません。

主な使い道交換レート通常の買い物での還元率の目安
ポイント・キャッシュバック10,000ポイント=3,000円0.3%
Amazonギフトカード5,000ポイント=2,000円分0.4%
dポイント・Vポイント2,500ポイント=1,000ポイント0.4%
PayPayポイントコード5,000ポイント=2,000円分0.4%
楽天ポイント4,000ポイント=1,000ポイント。申し込みは8,000ポイント以上0.25%
ゴールドの年会費に充当22,000ポイント=11,000円0.5%相当

年会費充当は交換価値が高いものの、前年100万円以上の利用で無料条件を満たす方は、ポイントを使わずに年会費が無料になります。無料条件を満たしていてもポイント充当を申し込むと、そちらが優先されてポイントが消費され、申し込み後の取り消しはできません。通常の買い物だけなら、年会費無料で1%以上還元される他社カードのほうがポイントを貯めやすい場合があります。

ポイントが減る支払い・付かない支払い

公共料金、税金、保険料、通信料金、ETCなどには、200円につき1ポイントとなる対象利用があります。この場合、Amazonギフトカードなどへの交換では0.2%相当になります。

楽天Edy、モバイルSuica、モバイルPASMO、ANA Pay、JAL Pay、au PAY残高など、対象となる電子マネー・プリペイド残高へのチャージはポイント対象外です。年会費や各種手数料、キャッシングなどにも通常の買い物と同じポイントは付きません。

いつものお店でポイントボーナス for ゴールド

対象店では、通常ポイントを含めて5倍または10倍のポイントが貯まります。利用には、オンライン明細確定通知サービスへの登録と、ダイナースクラブ公式アプリへのサインオンが必要です。アプリをダウンロードしただけでは条件を満たしません。

倍率対象となる利用の例Amazonギフトカードなどに交換した場合
10倍スターバックス カードのオンライン入金・オートチャージ、Uber Eats、Uber、nosh、Hulu、U-NEXT、audiobook.jp、対象の公共交通機関でのタッチ決済乗車など通常100円=1ポイントの利用なら4%相当
10倍対象の携帯電話料金など通常200円=1ポイントの利用は2%相当
5倍成城石井、マツモトキヨシ、ココカラファイン、TOHOシネマズ、スシロー、マクドナルド、コメダ珈琲店、ロイヤルホスト、デニーズなどの対象店舗通常100円=1ポイントの利用なら2%相当

「10倍=10%還元」ではありません。通常100円=1ポイントの対象店で1万円利用した場合、10倍なら1,000ポイントとなり、Amazonギフトカードなどの交換レートで400円相当、キャッシュバックなら300円相当です。

10倍特典には、対象店を合算して月4万円までの利用上限があります。また、スターバックスは店舗での直接払いではなく、指定のチャージが対象です。交通機関の定期券・企画券の購入や、商業施設内の一部店舗など、対象外の利用もあります。

対象店でのApple Pay・Google PayのQUICPay払いもポイントボーナスの対象になります。ただし、交通機関のタッチ決済乗車はQUICPayとは別の方式です。ダイナースクラブのタッチ決済に対応した路線で、対応カードを使用します。

マイルへの交換は通常のダイナースとレートが違う

ダイナースクラブ ゴールドは「ダイナースグローバルマイレージ」の年間参加料・マイル移行手数料が無料です。ただし、通常のダイナースクラブカードより交換率は低くなっています。

交換先ゴールドの交換レート通常100円=1ポイントの買い物で貯まるマイルの目安
ANA・デルタ航空10,000ポイント=2,500マイル100円あたり0.25マイル
JAL・キャセイパシフィック航空・大韓航空10,000ポイント=2,000マイル100円あたり0.2マイル

ANAは年間40,000マイル、大韓航空は年間120,000マイルの移行上限があります。各社の集計期間は異なります。また、ゴールドはユナイテッド航空への移行対象外です。

通常のダイナースクラブカードは別途年間参加料6,600円(税込)でANAへ1ポイント=1マイルで移行できます。マイルを貯めることを最優先にするなら、参加料だけでなく交換率も比較したいところです。なお、マイルの価値は使い方によって異なり、1マイル=1円で固定されているわけではありません。

食べログプレミアムの月額料金をキャッシュバック

食べログプレミアムの月額330円(税込)をダイナースクラブ ゴールドで支払うと、後日全額がキャッシュバックされます。

PCまたはスマートフォンのブラウザから登録し、カード払いを設定する必要があります。食べログアプリ内の決済や携帯電話料金との合算払いは対象外です。本会員・家族会員の利用分を合算し、1回あたり660円が上限です。

月額料金はいったん請求され、翌々月以降にキャッシュバックされます。特典が適用される時点で退会・券種変更・支払いの滞納などがあると対象外になる場合があります。

空港ラウンジと旅行保険

本会員・家族会員ともに、対象の国内空港ラウンジを回数制限なく無料で利用できます。同伴者は有料で、一部対象外のラウンジがあります。利用時は実物のカードと当日の搭乗券などを提示します。Apple PayやGoogle Payの画面だけでは利用できません。

一方、通常のダイナースクラブカードにある海外空港ラウンジの無料利用特典は、ゴールドには付きません。

海外旅行・国内旅行の傷害死亡・後遺障害保険金は、いずれも最高3,000万円です。旅行代金などの支払いに関する利用条件があります。カードを持っているだけで、すべての旅行が自動的に補償されるわけではありません。

購入した商品の破損・盗難などを補償するショッピング・リカバリーも、購入日から90日以内、年間200万円を限度として付帯します。対象外の商品や自己負担額などの条件があります。

無料のコンパニオンカードでMastercardも使える

ダイナースクラブ ゴールドには、追加で「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を年会費無料で申し込めるコンパニオンカードの仕組みがあります。本会員・家族会員ともに対象です。

Diners Clubが使えないお店では、こちらのMastercardで支払えます。請求やポイントをダイナース側にまとめられるため、使えるお店を補うカードとして便利です。

ただし、コンパニオンカードの通常ポイントは利用1件ごとに200円につき1ポイントです。Apple Pay・Google Payを通した支払いは100円につき1ポイントになります。ゴールド本体とすべての還元条件が同じになるわけではありません。

また、ゴールド本体はダイナースクラブの「エグゼクティブ・ダイニング」の対象外ですが、コンパニオンカードではMastercardの「ダイニング by 招待日和」を利用できます。対象レストランの所定のコースを2名以上で利用すると1名分が無料になるサービスで、事前予約などの条件があります。対象店や利用条件はエグゼクティブ・ダイニングとは別です。

Apple Pay・Google Pay・タッチ決済

カード本体は、ダイナースクラブのタッチ決済に対応しています。対応店では「クレジットカードで」と伝えてカードをかざして支払えます。

Apple Pay・Google Payにも対応していますが、ダイナースクラブ ゴールドを登録した場合の店頭での支払い方法はQUICPayです。スマートフォンでDiners Clubのタッチ決済が使えるわけではありません。

コンパニオンカードをApple Payに登録した場合はMastercardのタッチ決済も利用できます。ゴールド本体とコンパニオンカード、それぞれの対応方式を区別して使いましょう。

通常のダイナースクラブカードとの違い

ゴールドは、通常カードの上位版ではありません。年会費を抑えて日常の利用に重点を置いた、入口となるカードです。

比較項目ダイナースクラブ ゴールド通常のダイナースクラブカード
本会員年会費11,000円。初年度無料、前年100万円以上の利用で翌年度無料29,700円
家族カード年会費1枚無料5,500円
ANAへの通常マイル移行率100円あたり0.25マイル。年間参加料無料100円あたり1マイル。年間参加料6,600円
海外空港ラウンジの無料特典なし年間10回まで
エグゼクティブ・ダイニング対象外。コンパニオンカードで別の飲食優待あり対象
旅行傷害保険の最高額国内・海外とも最高3,000万円国内・海外とも最高1億円

年会費は税込、保険は利用条件付きです。通常のダイナースクラブカードは、2027年1月に「ダイナースクラブ プラチナ」へ名称変更予定です。ゴールド、プラチナ、プレミアム、ロイヤルプレミアムという位置付けになります。

ダイナースクラブ ゴールドはどんな人に向いている?

向いているのは、毎年100万円程度を無理なく利用でき、食べログプレミアムや国内空港ラウンジ、ポイントボーナスの対象店を活用できる方です。家族カードとコンパニオンカードも無料で発行できるため、年会費無料の条件を満たしながら複数の特典を使えるところに魅力があります。

一方、どのお店でも高還元で使いたい方、ANAマイルを効率よく貯めたい方、海外空港ラウンジや通常ダイナースの飲食優待を使いたい方には、期待と違う部分があります。

年会費を無料にするために不要な買い物を増やすのではなく、普段の支出で100万円を達成できるか、使う特典があるかで判断するとよいでしょう。

ダイナースクラブ ゴールドの付帯保険・追加カード等

海外旅行保険 【 利用付帯 】 傷害死亡・後遺障害最高3,000万円。所定の旅行代金等の支払いが必要。
国内旅行保険 【 利用付帯 】 傷害死亡・後遺障害最高3,000万円。所定の旅行代金等の支払いが必要。
その他保険
  • ショッピング・リカバリー 購入日から90日以内、年間200万円限度。対象外商品・自己負担額など利用条件あり。
ETCカード 年会費:0円 (税込) 発行手数料・年会費無料。本会員カード1枚につき1枚まで。
家族カード 年会費:0円 年会費無料、1枚まで。家族会員は40歳以上でも申し込み可能。
家族カードETC 年会費:0円 家族カード1枚につき1枚まで。発行手数料・年会費無料。
現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー2.5万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。