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LINE CashとLINE Moneyの違い

LINE Payには2つのアカウントタイプがあります。それがLINE CashとLINE Moneyです。

RPGでいうと、LINE CASHがレベル1で、LINE MONEYがレベル99だと思っておけばOKです。それくらい出来ること(強さ)が違います。

LINE Cashで出来ること

LINE Cashの状態だと、LINE Payカードにチャージできる金額が10万円に制限されます。

また、LINE Payカードを持っていない方だと、入金をしても、Google PayでQUICPay+として使うか、LINE MallやLINE Storeで使用することしか出来ません。お金を友達に送金したり(LINE Payボーナスは送金可能)、割り勘したり(LINE Pay残高での割り勘)、お金を出金することも出来ません。

LINE Payカードを持っている方で「10万円分もLINE Payカードにチャージできるんだから充分」、LINE Payカードを持っていない方でも「LINE内で使えるんだから充分」なら、本人確認をせずにLINE Cashの状態でもOKだと言えるでしょう。

LINE Moneyで出来ること

LINE Moneyの状態だと、LINE Payカードにチャージできる金額が100万円にアップします。普通のクレジットカード以上の上限が使えるようになるという、便利な半面少し恐ろしい金額が扱えるので利用には注意しましょう。

さらに、本人確認をして状態がLINE Moneyになると、「送金機能」が利用できるようになります。割り勘も「送金」にあたるので本人確認を済ませていないとLINE Pay残高での割り勘を使うことが出来ません。割り勘グループに参加して現金払いをすることはできるのですが、呑みの席で「LINE Payで割り勘ね!」という機会があったとしたら、本人確認を出来ていない(LINE Cashの状態の)あなただけ現金でせこせこと支払うことになってしまいます。

また、違いとして一番大きいのはLINE Moneyでないと日本銀行が発行する通貨として出金が出来ないということ(資金移動業なので本人確認がないと出金はできない)。

LINE Cashの状態ではただの電子マネーで、LINE Moneyになれば、手数料はかかりますが、銀行に振り込んでもらえます。

LINE Moneyアカウントなら、間違って入金をしてしまっても損失額は手数料のみで済みます。

LINE Cash=電子マネー、LINE Money=ほぼ銀行

上記説明を読んでもなんだかごちゃごちゃしていてよく理解できないという方は、

LINE Cashはコンビニなど特定のお店で使える電子マネーで、LINE Moneyはほぼ銀行

という捉え方をしてしまうとわかりやすいかと思います。

もちろんLINE Moneyを銀行と言い切ってしまうのは大げさですが、送金サービスも利用できますし、預けてあるお金を引き出す(LINE Moneyを銀行口座に出金する)ことも出来ますし、特定のお店では銀行が発行するデビットカードのような使い方も出来るので、そのくらいの違いがあるという認識は持っておいてよろしいかと。

LINE CashからLINE Moneyにする手順

LINE Moneyアカウントにするためには本人確認を行う必要があります。

本人確認はLINE Payの「設定」から「本人確認」を選択します。

LINE Payの設定

本人確認をするための方法は現在は銀行口座登録、かんたん本人確認、郵送本人確認の3択となっています。

本人確認後、LINE Cash→LINE Moneyに表記が変わります。

LINE Cash

LINE Cashのときは1回あたりの利用限度額10万円、1ヶ月も10万円です。

LINE Money

LINE Moneyになると1回あたりの利用限度額100万円、1ヶ月あたりの上限は撤廃されます。

銀行口座で本人確認をする

銀行口座は三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、PayPay銀行、じぶん銀行、横浜銀行などなどを保有してれば本人確認が可能です。

現在は60行以上の銀行口座が対応しているので、オンラインでログインできるような口座なら登録&本人確認が可能です。

例えば、ゆうちょ銀行ならキャッシュカードや通帳が必要、三井住友銀行なら口座番号、支店名、第一暗証番号、ワンタイムパスワード、契約者番号などが必要、三菱UFJ銀行なら口座番号、支店名、キャッシュカードの暗証番号などが必要といった具合に、本人確認に必要となる情報は銀行によって異なりますが、普段から使っている口座なら困ることはないでしょう。

かんたん本人確認

「かんたん本人確認」という方法もあります。

写真付きの運転免許証、運転経歴証明書、日本国政府発行のパスポート、在留カード、特別永住者証明書、マイナンバーカードがあれば、表面と裏面を写真撮影。

そしてその身分証明書が本人であることを確認するために、指示に合わせて身分証明書と一緒に自撮りをすればOKです。

郵送本人確認

これはあくまで予備的な本人確認方法です。かんたん本人確認同様、身分証明書が必要になります。

氏名、住所、本人確認書類の裏表の写真をアップロードして、後日自宅に届いたQRコードを読み取って本人確認完了というやり方です。

まとめ

LINE Payを使いこなしたいなら(めんどくさいですが)LINE Moneyにするのは必須作業だと言えます。

特に送金機能はLINE Payの目玉機能の1つでもあるので、時間があるときにアカウントをレベルアップしておきましょう。

現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー1.9万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。