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住信SBIネット銀行のデビットカード/プラチナデビットカードについて(プラチナデビットはモバイル端末保険など優秀)

住信SBIネット銀行のデビットカード

住信SBIネット銀行のデビットカード(旧ミライノデビット)って?

住信SBIネット銀行はブランドデビットカードを発行しています(公式サイト)。以前はミライノデビットという名称でしたが、2022年3月に名称変更、それに伴い、カードデザインも変更されました。

住信SBIデビットカードの実物

ネット銀行系としては2016年開始と後発の部類に入りますが、VisaとMastercardの2つからカードブランドを選択可能で、Mastercardのデビットカードとしては日本国内初です。

年会費11,000円(税込)のプラチナカードもあります。プラチナデビットはメタルサーフェスカードが採用されており、世界中の空港のラウンジが利用できるLoungeKeyや、旅行保険・モバイル端末保険といった付帯サービスが充実しています。

住信SBIネット銀行のデビットカードの種類(還元率や年会費など)

住信SBIネット銀行のデビットカードはプラチナを除き、いずれも年会費はかかりません。ただしスマホデビット以外は発行手数料、または年会費がかかります。

カードの種類発行手数料(税込)年会費(税込)還元率Apple PayGoogle Pay
デビットカード(Mastercard)1,100円無料0.8%対応対応
スマホデビット(Mastercard)無料無料0.8%対応対応
プラチナデビットカード(Mastercard)無料11,000円1.0%対応未対応
デビットカード(Visa)1,100円無料0.6%未対応未対応

デビットカード(Mastercard)

住信SBIネット銀行のデビットカード(Mastercard)

スマプロポイントが月間累計1,000円ごとに0.8%貯まるMastercardブランドの一般カードです。

国内金融機関としては初のMastercardブランドのデビットカードで、Mastercardコンタクトレスも標準搭載しているため対応しているお店ではタッチするだけでお支払い可能です。

申し込む際には発行手数料が1,100円(税込)必要です。

スマホデビット(Mastercard)

住信SBIネット銀行のスマホデビット

住信SBIネット銀行は口座開設と同時にスマホデビット(Mastercard)というバーチャルカードが即時発行されます。還元率などは上記デビットカード(Mastercard)と同じです。

WEBでの決済、及び、Apple Pay/Google Payに登録してiD、Mastercardコンタクトレス決済が可能です。

現在は住信SBIネット銀行の新規口座開設時の標準カードになっています。

プラチナデビットカード(Mastercard)

住信SBIネット銀行のプラチナデビットカード(Mastercard)

年会費11,000円(税込)の最上位カードです。

スマプロポイントは月間累計1,000円ごとに1%付与なのでデビットカードの中でも高還元率を誇り、空港ラウンジが無料で使えるLoungeKeyや付帯保険サービスも標準搭載しています。

また、保有している間はスマートプログラムが2ランクアップするためATM手数料無料回数や振込手数料無料回数もアップします。ATMと振込手数料が月20回まで無料です。

年会費がかかる代わりに、発行手数料は無料です。

デビットカード(Visa)

住信SBIネット銀行のデビットカード(Visa)

スマプロポイントが月間累計1,000円ごとに0.6%貯まるVisaブランドの一般カードです。

カードにはVisaのタッチ決済が標準搭載されているため、対応するお店ではタッチするだけの簡単・スピーディなお支払いが可能です。

申し込む際には発行手数料が1,100円(税込)必要です。

ただし、現状、Mastercardブランドと比べて還元率が低いのと、Apple Payには登録できないので、わざわざVisaブランドを選ぶメリットは少ないと言えます。

住信SBIネット銀行のデビットカードの特典

住信SBIネット銀行のデビットカードはカード利用月間累計1,000円ごとに「スマプロポイント」が貯まります。

カードごとに以下の倍率でポイントが貯まり、貯まったポイントは現金キャッシュバックやJALマイルへ交換可能。

  • デビットカード(Visa)・・・0.6%
  • デビットカード(Mastercard)・・・0.8%
  • スマホデビット(Mastercard)・・・0.8%
  • プラチナデビットカード(Mastercard)・・・1%

ポイント交換は500ポイント以上100ポイント単位、交換先により以下の倍率となっています。

  • 現金キャッシュバック・・・1円/1P
  • JALマイル・・・40マイル/100P

プラチナデビットカードの特典

プラチナデビットカードでは、上記ポイント付与に加えて様々な特典が付いています。

PriorityPass(プライオリティ・パス)

世界中の空港ラウンジが年間3回まで無料で利用することが可能。

利用できるところは1,300箇所を超えるので旅行時もゆったりくつろげます。

以前はラウンジサービスはLoungeKeyでしたが、2023年12月にプライオリティ・パスに変更されました。

ダイニング by 招待日和

全国有名レストランを2名以上で利用するとひとり分の代金が無料に。

月に2回まで利用することができます。

スマホなどのモバイル端末保険など充実の付帯保険

保障内容が幅広い国内・海外旅行保険(最高1億円/航空便遅延保険も最大2万円付帯)はもちろん、購入した商品の破損などによる損害を補償するショッピングガード保険やスマートフォン・タブレットなどのモバイル端末の故障・破損時に補償するモバイル端末保険(修理可能な場合、100,000円/年1回、修理不可能な場合、最大25,000円)も付帯しています(モバイル端末の保険)。

デビットカードの申込方法

住信SBIネット銀行のデビットカードはすべてオンライン申込で受付しています。

口座を持っていない場合は口座開設と同時にアプリにて「スマホデビット(Mastercard)」が即時発行されます。

すでに口座をお持ちの場合、カードブランドの切り替えやプラチナへのアップグレードも同様に切り替えは会員ページから申込可能です。

デビット付きキャッシュカードを発行する場合は発行手数料が1,100円(税込)がかかります(プラチナデビットカードは発行手数料はかからないが年会費が11,000円(税込))。

カードが届いたらデビット会員用ページで「本人認証パスワード」の設定や限度額変更など必要な初期設定をすればすぐにご利用可能となります。

なお、リアルカードを申し込んだ場合には、カード裏面へサインするのを忘れずに行いましょう。

住信SBIネット銀行のデビットカードの機能・利用方法

利用できるシーンは幅広く、デビットカードでありながら一部の月額引き落としにも利用可能です。

ネットショッピングで利用する(スマホデビット/リアルカード)

ネットショッピングの利用もこれ1枚で簡単に利用できるのでとっても便利です。

注文時にカード番号などを入力し、決済前に要求される「本人認証パスワード」を入力すれば完了します。

わざわざコンビニへ行って代金をお支払いする手間もかかりません。

なお、「本人認証サービス」のパスワードを設定しないと利用できないお店が昨今増加してきたため、必ず設定しておきましょう。

カード決済で利用する(リアルカード)

カードの利用方法は通常のクレジットカードと同様、「クレジット」と伝えてカードを提示するだけ。

セルフ操作を行う一部のお店ではカードを差し込むだけ、支払い回数を聞かれたら「一括」と答えましょう。

決済時に暗証番号を入力すればサイン不要でお買い物できます。

実店舗での利用にはリアルカードの発行が必要です。

NFC決済で利用する(リアルカード)

デビットカードの各カードには、NFC決済(Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス)が搭載されています。

対応するお店では「クレジットで」「NFCで」などと伝えて端末へかざすだけでお支払い完了するのでとってもスピーディです。

日本国内では1万円までの利用であればサインも暗証番号も必要ないため積極的に利用しましょう。

Apple Payで利用する(スマホデビット/リアルカード(Mastercardブランドのみ))

Mastercardブランドのデビットカード(スマホデビット含む)はApple Payで利用可能です(2022年4月19日から対応した)。Mastercardブランドのデビットカードとして日本で初めてApple Payに対応しました。

住信SBIネット銀行のデビットカードをApple Payで利用

登録するとiD、及び、Mastercardコンタクトレスとして利用可能です。

Visaブランドは登録できないのでブランドを変更する必要があります。

Google Payで利用する(スマホデビット/リアルカード(Mastercardブランドのみ))

Mastercardブランドのデビットカード(スマホデビット含む)はGoogle Payで利用可能です(2022年5月19日から対応した)。

住信SBIネット銀行のデビットカードをGoogle Payに登録(Mastercardコンタクトレス)

iD/Mastercardコンタクトレスとして利用可能です。

Apple Payと同じく、Google PayでもVisaブランドは登録できないのでブランドを変更する必要があります。

米ドルで決済可能な海外利用

住信SBIネット銀行のデビットカードでは、海外加盟店での利用の際に米ドルで決済するお店では外貨預金口座の米ドルを直接利用して支払いすることができます。

アメリカやハワイなどではあらかじめ外貨預金へ振替を行い、米ドル決済の設定をすれば手数料なし・為替レートも気にすることなくお得に利用することができるので安心です。

※その他の海外利用については原則円預金から手数料と為替レートを含んだ金額で決済されます。

住信SBIネット銀行のデビットカードの不正利用補償・セキュリティ対策

住信SBIネット銀行のデビットカードでは、不正利用補償やセキュリティ対策も標準対応しています。

手続きもオンラインで完結できるので簡単です。

不正利用補償

万が一盗難や紛失の際に遭った不正利用被害について、年間100万円を上限に申告した日から30日前まで遡って損害の全額を補償します。

なお、調査から返金までにおよそ45日要しますのでその間は一旦口座から引き落とされたままとなるので注意しておきましょう。

本人認証サービス

ネットショッピングでの決済時にあらかじめ設定したパスワードを入力することにより、万が一の情報漏えい時におけるカードの不正利用を水際でガードする機能です。

カードが到着したら必ず設定を忘れずに行いましょう。

限度額設定

住信SBIネット銀行のデビットカードでは、口座残高とは別にカードの利用限度額の設定を行うことができます。

国内・海外とも共通で以下の金額の範囲内で設定可能です。

  • 1回あたり:0~200万円
  • 1日あたり:0~200万円
  • 1ヶ月あたり:0~1000万円

なお、初期設定では海外利用は0円、国内利用は1回・1日あたり3万円となっていますのでカードが届いたらご自身の利用状態に合わせて必ず設定変更を行ってください。

まとめ

デビットカード開始当初はまだまだ粗がある部分が多く、銀行としての使い勝手もそこまで高くありませんでしたが、ミライノデビットとしてのブランド統一を測ってからは還元率の向上、交換しやすくなったポイント、選べるカードブランド・ステータス、さらに銀行そのもののユーザーインターフェイス向上と普段使いにも十分申し分ないくらい使いやすくなっています。

Apple Pay、Google Payにも対応したため、弱点がなくなりました。

ポイント還元を重視する方やネット銀行としての使いやすさも気になる方には最適な1枚です。

現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー1.9万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。