Androidのd払いアプリは、モバイルSuicaと連携しており、d払いアプリからモバイルSuicaにチャージが可能です。
2024年2月に連携を開始しました。
d払いアプリから「モバイルSuica」のメニューをタップすれば、既存のモバイルSuicaと簡単に連携をすることが出来ます。
現状、Android限定で、iOSの対応は未定となっています。
- Androidのd払いとモバイルSuicaが連携した。
- 期間・用途限定のdポイントをSuicaチャージに使って消化できる。
- チャージ時に0.5%分のdポイントが貯まる(dカードからのチャージでも貯まる)。
- チャージは1,000円以上から。
- iOSには対応していない。
概要
楽天ペイ、au PAY、d払いのSuicaの大きな違いは「期間限定ポイントが使えるかどうか」
モバイルSuicaはd払いと連携するよりも前に、楽天ペイとau PAYとも連携していました。
↓楽天ペイのSuica(左)、au PAYのSuica(右)
同じコード決済サービス、いわゆるペイ系サービスとの連携なのですが、特にチャージ時のポイント利用で特徴が異なっています。表にすると↓のような形。
サービス ポイント | 通常ポイント Suicaチャージで貯まる | 通常ポイント Suicaチャージに使える | 期間限定ポイント Suicaチャージに使える |
---|---|---|---|
楽天ペイのSuica 楽天ポイント | ◯ | ◯ | ✕ |
au PAYのSuica Pontaポイント | ◯ | △ ※ | – |
d払いのSuica dポイント | ◯ | ◯ | ◎ |
※ au PAYのSuicaに直接Pontaポイントをチャージするのは不可。一度Pontaポイントをau PAY残高にチャージするという一手間がかかる。
楽天ペイのSuicaは、楽天ポイントが1ポイント=1円でSuicaチャージにも使えるのですが、使えるのは通常ポイントのみ。期間限定ポイントは使えません。
一方で、d払いのSuicaは、dポイントが1ポイント=1円でチャージにも使えます。通常ポイントだけではなく、期間限定ポイントも使えます。ここが大きな違いです。
d払いのSuicaのチャージ方法・特徴
d払いでのSuicaチャージは以下のような特徴があります。
最低チャージ額は1,000円(1,000円以上は1円単位)
d払いのSuicaの最低チャージ額は1,000円以上です。1,000円以上は1円単位でチャージできます。
この「1,000円以上」が一番のネックだと考えている方が多ようですね。
チャージ方法は3種類+dポイントも充当可能
d払いのSuicaのチャージ方法は3種類+dポイントです。
- d払い残高
- dカード
- 電話料金合算払い(ドコモユーザー限定)
+ dポイント(期間・用途限定含む)
それぞれのチャージに、dポイントを充当することが可能です。
d払いのSuicaへのチャージで0.5%分のdポイントが貯まる
d払いのSuicaに各種チャージ手段からチャージすると200円で1ポイント、0.5%分のdポイントが付与されます。
【d払いのSuica限定】dカードからのモバイルSuicaチャージでdポイントが貯まる
dカードは、通常のモバイルSuicaにチャージをしても、ポイント付与対象外なのでポイントは貯まりません(dカードのポイントの付与確認はこちら)が、このd払いのSuicaにチャージした場合にはチャージポイントのdポイントが貯まります。
dポイント利用分はポイント付与対象外
dポイント利用分はポイント付与対象外です。
200円で1ポイント貯まるので、例えば、1,000円チャージする際に、dポイントを1ポイントでも使った場合には、チャージポイント対象は999円になり、貯まるポイントは5ポイントではなく4ポイントになります。念のためご注意ください。
d払いのSuicaへのdポイントチャージ
d払いのSuicaには、dポイントからチャージをすることが可能です。
1ポイント単位で利用することが出来ます。
【便利】期間・用途限定dポイントもSuicaチャージ可能
個人的にd払いのSuicaの最も大きなメリットだと考えているのが、この期間限定dポイントをSuicaチャージに使えるという点です。通常ポイント、期間・用途限定ポイントのうち、有効期限が短い順に使われる形です。
楽天ペイのSuicaは通常ポイントしかSuicaチャージに利用できませんが、d払いのSuicaは期間限定ポイントもSuicaチャージに使えます。
期間・用途限定のdポイントを日興フロッギーで株にしてから現金にする、といったことをしていた方も、Suicaチャージのほうが消化が楽かもしれません(チャージは1,000円以上からというハードルはありますが)。
d払いのSuicaのメリット
- 期間・用途限定のdポイントの消化に便利。
- dカードからのSuicaチャージでdポイントが貯まる。
d払いのSuicaのデメリット
- チャージは1,000円以上から。
- Android限定、iOS未対応。