
レンタカーや友人同士のドライブなど、大学生・専門学生の学生生活でも高速道路を利用する機会は意外と多いもの。
実は、高速道路をお得に・スムーズに利用できるETCカードは、大学生・専門学生でも取得可能です。
本記事では、ETCカードの基礎知識や発行の手順、学生がETCカードを持つための選択肢、レンタカー利用時の注意点までまとめて解説します。
- 結論:学生がETCを使う最短ルートは「学生OKのクレジットカード+ETC追加カード」
- 急ぎなら:レンタカー会社のETCカード貸出 or ETCパーソナルカードも選択肢
- 注意:ETCカードは“貸し借り”が規約上NGになりやすい(名義人が管理・同乗が安全)
- 重要:料金は後払い。割り勘ルールを決めておくと揉めにくい
概要
大学生・専門学生でもETCカードを作るメリット
「車は所有していないけど、友人や家族とドライブに行く」「帰省や旅行でレンタカーを使う機会がある」といった学生さんも多いでしょう。
高速道路を使うなら、ETCカードがあると次のようなメリットがあります。
- ETC専用レーンをスムーズに通過できる
- 高速料金の割引制度(ETC割引)を受けられる
- レンタカー会社のETCカード貸出料が節約できる場合がある
補足
レンタカー会社によってはETCカード貸出料金が1日数百円〜1,000円程度かかることも。
年に数回でも積み重なると地味に高いので、自分名義のETCカードを持っておくと安心です。
また、ETCは高速道路だけでなく、駐車場・ドライブスルー決済などに広げようという動きもあります(すべての場所で使えるわけではありません)。
「ETC=高速道路だけ」とは限らなくなってきています。
18歳の高校生の方は少し話が違ってくるので、当ページの最後をご参照ください。
学生がETCを使う方法は3つ(迷ったらクレカ付帯)
学生がETCを使う方法は、ざっくり以下の3パターンです。迷ったら①クレジットカード付帯のETCがいちばんシンプルで、長期的にも使いやすいです。
| 方法 | メリット | デメリット/注意 | こんな人向き |
|---|---|---|---|
| ①クレジットカード付帯ETC | 管理が簡単/ポイントが付くことが多い/普段の支払いにも使える | まずクレジットカード審査が必要/ETCカードは本体より遅れて届くことがある | これからETCを長く使う可能性がある人(基本これ) |
| ②ETCパーソナルカード | クレジットカードなしでも使える(口座振替) ※保証金(預託金)で利用枠を設定するタイプ | 手続きがやや分かりにくい/保証金が必要 | クレカが作れない・作りたくないがETCが必要な人 |
| ③レンタカー会社のETCカード貸出 | その場で借りられるので急ぎに強い | 貸出料がかかることがある/条件は会社・プラン次第 | 今回だけ必要、発行が間に合わない人 |
- カードの貸し借りは基本NG:ETCカードはクレジットカードの追加カードなので、規約上第三者への貸与を禁止していることが多いです。
- 友人の車で使う場合も、名義人が同乗し、カードは自分で管理するのが安全です。
ETCカードの基礎知識
ETCカードの仕組み
ETCカードは高速料金を後払いする仕組みになっており、基本的にクレジットカードに紐づきます。
- ETCカード単体を発行してもらうのではなく、クレジットカードの追加カード(ETCカード)として発行されるのが一般的。
- 利用料金は、クレジットカードの利用明細と一緒に後日請求される。
補足:ETC車載器も必要

ETCカードを使うには車側にETC車載器が必要です。レンタカーは基本的に搭載・セットアップ済みですが、友人の車は念のため確認しておくと安心です。
学生向けのETCカードは存在しない
クレジットカードには「学生専用」などの区分がありますが、ETCカード自体に学生専用デザインや特別区分は基本的にありません。
社会人向けと同じETCカードが発行されます。
- ただし、紐づくクレジットカードが学生向けなら、学生優待のポイント還元などの恩恵が得やすい場合があります。
- 高速道路事業者のポイント制度(例:ETCマイレージ等)も、学生・社会人問わず同じ制度です。
ETCカードの審査
ETCカード自体の独自審査というより、基本的にはクレジットカードの審査に通ることが前提です。
クレジットカードが発行できれば、会員サイト等から追加発行できるケースが多いです(審査結果は個別に異なります)。
大学生・専門学生のETCカードの作り方
実際の作り方はシンプルで、基本は2ステップです。
- 大学生・専門学生でも申込可能なクレジットカードを選んで申し込む
- すべてのカード会社が学生向けにETCカードを発行しているわけではないので、学生OK & ETCカード対応のカードを選びます。
- 追加カードとしてETCカードを発行する
- クレジットカード申込時に「ETCカード希望」欄をチェックする、またはクレジットカード到着後に別途申し込む。
- 多くの場合、ETCカードはクレジットカードよりも1〜2週間遅れて到着することがある点に注意(目安)。

申し込み前に用意しておくとスムーズなもの
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 引っ越し直後なら住所の整合性(書類と申込住所が一致しているか)
- 連絡先(携帯番号・メール)
- 支払い口座情報(カード会社によっては登録に必要な場合あり)
到着までの目安(ざっくり)
| タイミング | 起きること | 注意点 |
|---|---|---|
| 申込〜数日 | 審査・本人確認 | 入力ミスや本人確認の詰まりがあると遅れやすい |
| 1週間前後(目安) | クレジットカード本体が到着 | 時期・配送状況で変動 |
| +数日〜2週間(目安) | ETCカードが到着 | 本体カードより遅れることが多い |
- 旅行・帰省が決まっているなら早めに:ETCカードが間に合わないと、結局レンタカーの貸出ETCを有料で借りることになりがちです。
クレジットカード選びで学生が見るべきポイント(ETC目的でもここが大事)
- 年会費(本体):学生のうちは「年会費無料」だと安心
- ETCカード年会費:無料/条件付き無料(年1回利用で無料など)を要確認
- ポイント還元:ETC利用分にもポイントが付くか
- 発行スピード:急ぎなら発行が早い傾向のカードを優先
- 普段の使い道:コンビニ、通販、交通など“生活圏”で得するか
大学生・専門学生がETCカードを作るのにおすすめのクレジットカード
ここからは、大学生・専門学生でも申込可能で、なおかつETCカードを追加で申し込めるカード例を紹介します。
条件や年会費、サービス内容は変更されることがあるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
JCB CARD W【おすすめ】

| カード年会費 | ETCカード年会費 | ETC利用の還元率 | ETCカード到着までの日数 |
|---|---|---|---|
| 完全無料 | 無料 ※将来的に年会費体系が見直される可能性があるため、最新条件は公式の案内をご確認ください。 | 1%相当(交換先・使い方により変動) | 1週間ほど(目安) |
メリット
- 39歳以下限定で、ポイント還元率がJCB一般カードの2倍相当。
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー店(スターバックス、Amazon等)を活用すればさらに高還元率。
- プロパーカードなので、カードとしての信頼性が高い。
デメリット
- 39歳以上になると新規申込不可(ただし継続はできる)。
- 申込み方法によっては、ETCカードを同時に申し込めず、別途発行になる場合あり。
こんな人におすすめ
「コーヒーチェーンやネット通販などでJCBの優待を活用したい」「シンプルに高還元率な年会費無料カードを求めている」という学生さん。
エポスカード

| カード年会費 | ETCカード年会費 | ETC利用の還元率 | ETCカード到着までの日数 |
|---|---|---|---|
| 完全無料 | 完全無料 | 0.5% | 2週間ほど(目安) |
メリット
- 年会費・ETCカードともに完全無料。
- 「マルコとマルオの7日間」でマルイ全店が10%オフになる等、学生でも嬉しいショッピング優待あり。
- カラオケ店や飲食店での優待特典が豊富。
デメリット
- ポイント還元率は標準的で、ゴールドカードの招待が来るまでは特別高還元とは言えない。
- 利用限度額がやや低めに設定されるケースも。
こんな人におすすめ
「マルイでよく買い物をする」「年会費負担なくETCカードが欲しい」「優待特典を活用したい」という学生さん。
学生専用ライフカード

| カード年会費 | ETCカード年会費 | ETC利用の還元率 | ETCカード到着までの日数 |
|---|---|---|---|
| 完全無料 | 初年度無料(目安)※次年度以降は条件により年会費がかかる場合があります。最新条件は公式サイトをご確認ください。 | 0.5% | 2週間ほど(目安) |
メリット
- 「海外利用時5%キャッシュバック」という強力な特典。
- 誕生月はポイント還元率が3倍(通常のライフカード特典と同様)。
デメリット
- 国内でのポイント還元率は他の高還元カードと比べると標準レベル。
- 在学中のみ発行できる(学生卒業時に通常のライフカードに移行)。
こんな人におすすめ
「海外旅行や留学を考えている」「海外通販をよく利用する」といった学生さん。
三井住友カード(NL)

| カード年会費 | ETCカード年会費 | ETC利用の還元率 | ETCカード到着までの日数 |
|---|---|---|---|
| 完全無料 | 初年度無料年に1回でも利用すれば次年度無料(利用がなければ550円(税込))。 | 0.5% | 2週間ほど(目安) |
メリット
- 銀行系クレジットカードの代表格で信頼性が高い。
- 学生でも作りやすく、学生向け優待(学生ポイントなど)も用意されている。
- Visaのタッチ決済やセキュリティ面にも配慮された「ナンバーレス」デザイン。
デメリット
- 年に1回も利用しないと、ETCカードの年会費がかかる場合がある。
- ポイント還元率は標準レベル(キャンペーン・特約店での優遇を活用するとお得になる)。
こんな人におすすめ
「コンビニやファミレスでお得な還元が欲しい」という学生さん。年1回以上使えば実質無料でETCカードも維持できます。
初めてのETC:使い方と出発前チェック
ETCは便利ですが、初回は「挿し忘れ」「抜き忘れ」「レーン間違い」が起きがち。以下を押さえると安心です。
- ETCカードを先に挿す:料金所直前で慌てて挿すと危険。出発前に挿入。
- レーンは表示をよく見る:ETC専用/ETC一般など。現金レーンに入らない。
- 減速して進入:表示速度がある場合は必ず従う。
- ゲートが開くのを確認:開かなければ無理に進まず、係員の指示に従う。
- 車にETCカードを置きっぱなしにしない:盗難・紛失・不正利用リスク。特にレンタカーは返却前に必ず抜く。
ETCカードは大学生・専門学生のうちから持たなくて良いという意見への反論
「学生にクレジットカードは不要」「ETCなんて必要ない」という意見もありますが、以下の点を考えると
学生のうちからETCカードを準備しておく価値は高いといえます。
- 通行料金の割引が大きい
- 時間帯・曜日などの割引制度は、ETC利用が条件になることが多い(制度詳細は随時変更されるため公式確認)。
- ETC専用の入口・レーンが増えている
- ETC前提の運用が進むと、カードがないと不便になりやすい。
- クレジットカード以外ではほぼ作れない
- デビット・プリペイドでETC対応はかなり限られる。
レンタカー/友人の車で使うときの注意点
学生の場合はマイカーよりも「レンタカー」「友人の車」でETCを使う場面が多いはず。ここでの注意点を押さえておくと安心です。
- カードの貸し借りは基本NG:ETCカードは追加カードなので、規約上は第三者への貸与を禁止していることが多いです。名義人が同乗し、カードを自分で管理するのが安全。
- 車載器が「セットアップ済み」か確認:未セットアップだと正しく通行できないことがあります(レンタカーは基本OKだが念のため)。
- 返却時の抜き忘れに注意:レンタカー返却前にETCカードを必ず抜き取りましょう。置き忘れは紛失・不正利用の原因になります。
- 料金精算(割り勘)ルールを先に決める:後払いなので「誰がいくら払うか」が曖昧になりがち。事前に精算方法を決めておくと揉めにくいです。
18歳以上の高校生がETCカードを作りたい場合(基本は難しい/ETCパーソナルカード等の選択肢)
高校生は、多くのクレジットカードで「高校生不可」とされているため、基本的にクレジットカードに紐づくETCカードは作れないケースがほとんどです。
18歳以上でも「高校生は申し込み対象外」という扱いが多いので、必ず申込資格を確認してください。
ETCパーソナルカードという選択肢
「クレジットカードは作れない(または作りたくない)が、ETCカードのように使いたい」という方向けに、
ETCパーソナルカードという選択肢もあります。
- 保証金(預託金)を預けて利用枠を設定
- 利用料金は口座振替で支払う
「とにかく今すぐ必要」という場合の受け皿としては有力ですが、高校を卒業してクレジットカードが作れるようになったら、
クレジットカード+ETCカードのほうがシンプルで使いやすいことが多いです。
まとめ
学生でも、免許を取得して高速道路を使う可能性があるならETCカードを1枚は持っておきたいところです。
特に以下のポイントを押さえておけば、在学中でもお得に便利に活用できます。
- クレジットカード&ETCカードはセット
- まず学生OKのクレジットカードを発行し、後からETCカードを申し込む。
- おすすめカードを比較検討
- 年会費無料、学生優待、ポイント還元率などを踏まえて自分に合った1枚を選ぶ。
- 高校生は原則難しいが代替策あり
- ETCパーソナルカードなど、クレジットカード以外の選択肢を検討。
- 必ず最新情報を確認
- 年会費、審査基準、割引、キャンペーンは変更される可能性があるため、公式サイトで最新内容をチェック。
ぜひ自分に合った方法でETCカードを手に入れ、快適なドライブを楽しんでください!

