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アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの特徴

アメリカン・エキスプレス・カード
基本情報
国際ブランド American Express
年会費 13,200円 (税込) 月額制で月額1,100円(税込)
申し込み資格 20歳以上の安定した収入がある方
還元率0.3% 交換商品によって0.5%から1%も。
ポイントの貯まり方 都度利用分に対して貯まる
ポイント名メンバーシップ・リワード レート:100円で1ポイント(1ポイント当たり0.3-0.4円相当)。
Apple Pay QUICPay
Google Pay 未対応
即時通知 対応 プッシュ通知
公式サイト 詳細を見る

アメリカン・エキスプレス・セレクトアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、アメリカン・エキスプレス・カードシリーズのもっともスタンダードなクラスのカード。

スタンダードといっても、アメリカン・エキスプレス・カードのスタンダードはサービスも通常のクレジットカードのゴールド並かそれ以上になります。

グリーンより下のランクのカードを発行して年会費を下げれば申込み数は増えると思うのですが、それをしないところにアメックスのプライドを感じます。

サービス内容も徐々に充実させてきている印象です(2023年5月末に2 for 1ダイニングを追加など)。ただ、年会費分を使いこなせる方は限られてくるカードであることは間違いありません。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの年会費

アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は月額1,100円(税込)。年会費換算すると13,200円(税込)です。家族カードは月会費550円(税込)です。2022年9月28日にリニューアルして月額制になりました。

初月1ヶ月分は月会費無料です。

月額制なのでわかりにくいですが、一般的な基準で言うとゴールドカード並み(ちなみにアメックスゴールドになると31,900円で一般的なプラチナカード並)。例えば、楽天プレミアムカード三井住友カード ゴールドNLなどと同クラスorそれよりも高い年会費です。

この年会費の元を取るためには、レストランなどで優待が受けられる「グリーン・オファーズ」などのサービスをフル活用する必要があるでしょう。

アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)のポイント制度

アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)で貯まるポイントはアメックスが提供するポイントプログラムのメンバーシップ・リワードです。

100円で1ポイントが貯まります。還元率は0.5%ほどです。

年会費3,300円のメンバーシップ・リワード・プラスへの登録などで還元率は上がります(マイルの以降や交換レートがアップ、特定加盟店で100円で3ポイント等)。

ポイントの有効期限は無期限に出来る

アメリカン・エキスプレス・カードは貯まったポイントを一度だけでも交換すると、ポイントの交換期限が無期限になります。

なので、還元率は低いですが、一度でもポイント交換を経験した後はじっくりとポイントを貯めていくことが可能です。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードのトラベルサービス

アメックスカードはトラベルサービスが非常に充実しています。

旅行保険

グリーンカードには、国内・海外ともに最高5000万円の傷害保険が付帯しています。楽天プライムカードなどと同じ金額です。

空港ラウンジ

羽田、成田を初めとする国内の28空港39ヶ所のラウンジ、海外はハワイのホノルル空港などのラウンジが使えます。

韓国の仁川空港が利用可能なサービスは2019年4月いっぱいで終了しました。

2023年3月1日の利用から「同伴者はすべて有料」となっています。

プライオリティ・パスはスタンダード会員(都度有料)

アメリカン・エキスプレス・カードではプライオリティ・パスのスタンダード会員(99ドル)が使えます。

このスタンダード会員のプライオリティ・パスは都度35ドルでVIPラウンジが使えるというサービスなので、そこまでお得ではありませんが、そこまで海外旅行に行かれない方でしたら丁度良いでしょう。同伴者の方も都度35ドルです。

また、アメリカン・エキスプレスのプライオリティ・パスは空港内のラウンジ以外の施設(レストランなど)は対象外なのでご注意ください。

海外旅行先での日本語サポート

アメックスは24時間受け付けをしているグローバルホットラインという電話サポートがあります。旅先で日本語でレストランを予約することも可能です。

グリーン・オファーズ

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードでは「グリーン・オファーズ」という優待が用意されています(2022年9月28日から開始、2023年5月末から2 for 1ダイニングなど追加)。

  • 2 for 1ダイニング by 招待日和 -グリーン・オファーズ-
  • ハイブランドバッグのサブスク「ラクサス」の割引ポイント
  • 腕時計のサブスク「KARITOKE」の割引ポイント
  • メルセデス・ベンツのレンタカーサービス「メルセデス・ベンツ レント」のポイント優遇
  • フードデリバリーアプリ「menu」のサブスク「menu pass」のクーポン

などがあります。

招待日和が提供する2 for 1ダイニングは、特定のコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になるサービスです。

キャンセル・プロテクション

急な出張や入院などで、旅行やライブなどをキャンセルした場合に、年間最高10万円まで補償されるキャンセル・プロテクションというサービスが付帯します。

2023年6月から開始のサービスです。

スマートフォン・プロテクション

スマートフォンプロテクションでは購入後3年までのスマートフォンが補償されます(自己負担額5,000円)。

家族カード会員のスマートフォンも対象です。

条件として、直近3ヶ月連続で通信料をアメリカン・エキスプレス・グリーンカードで決済している必要があるのでご注意ください。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとの比較

アメックスグリーンとアメックスゴールドと比較した際の違いはまず何と言っても年会費。前者は年会費換算すると13,200円(税込)なのに対して、後者は31,900円 (税込)ですからこの差は大きいです。

サービスの違いは主に海外旅行サービスがグレードアップする感じ。

  • プリファード・ゴルフ(提携しているコース1ラウンド1名分が無料)
  • 旅行予約サイト「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」
  • カード会員様限定特典付プランが用意されている「一休.com」
  • 特選の宿が5%オフ「日本旅行」
  • 海外のホテル予約が8%オフ、またツアー代金をご優待「エクスペディア」
  • 通常価格より5%オフ「アップルワールド.com」
  • カード会員限定特典をご用意「H.I.S.」
  • カーシェアリングサービス「タイムズ カー プラス」
  • 旅行保険が最高1億円に
  • レジャー施設や、介護・育児サービス、e-ラーニングなどの優待が受けられるベネフィット・ステーション(月額330円(税込))

などのサービスが追加されます。

あと、アメックス・ゴールドと聞くとすごそうなイメージがあります。そういうステータス性を気にされる方もアメックス・ゴールドにしたほうが良いでしょう。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの審査

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは審査は難しくないです。

ブラックリスト入りしているなどの問題がない限り、新卒一年目でも審査は問題なく通過すると思われます。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードのまとめ

個人的にはアメックスグリーンカードを持っている人よりも、アメックスゴールドを持っている人のほうが見栄を張っていなくてカッコいいなと思います。男のステータス性を気にする女性には伝わらないかもしれませんが・・・。

でもアメリカン・エキスプレス・カードが発行するカードにはどのクラスのカードも基本的に限度額は設定されていませんから(高額な買い物をする際には事前に連絡して入金すればOK)、カードのランクというのはあまりお金持ちかどうかと関係はありません。

ビル・ゲイツやウォーレン・バフェット(世界一の投資家)もアメックスのグリーンカードだったらしいです。あくまで噂ですが・・・。

ご参考までに。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの申し込み方法・注意点

American Expressの公式サイトから申し込み。

Next

審査(人によって期間が差がありますが、大体7日程度目処です)。在籍確認電話があるケースは他のカードと比べると少ないようです。

Next

発行、到着まで大体10日程度。早いと6,7日程度で受け取っている方もいますが、余裕を持って申し込みましょう。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの付帯保険・追加カード等

海外旅行保険 【 利用付帯 】 最高5000万円。家族特約も最高3000万円(賠償責任)、傷害死亡・後遺傷害最高1000万円が付与。
国内旅行保険 【 利用付帯 】 最高5000万円。家族特約も最高1000万円が付与。
その他保険
  • ショッピング保険 最高500万円。購入から90日間の分に適応され、自己負担額は1万円。
  • リターン・プロテクション 商品の返却が受け付けられない分の金額を補償(1商品3万円まで)。
  • オンライン・プロテクション
  • 紛失・盗難補償
  • スマートフォン・プロテクション
ETCカード 年会費:0円 発行手数料が935円かかる。年会費はなし。
家族カード 年会費:6,600円
家族カードETC 年会費:0円 本会員カードのETCカードと同様。
電子マネーへのチャージ(ポイントが付くか)
  • 楽天Edy (付かない)
  • モバイルSuica (付かない)
  • モバイルPASMO (付かない)
  • SMART ICOCA (付かない)
現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー1.9万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。