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Prime Student(Amazon Primeの学割)のサービスと支払い方法を解説

世界のAmazon。当然、大学生や専門学校生、大学院生など学生さんも利用されているでしょう。筆者も学生時代は大変お世話になりました。

一人暮らし×Amazonという組み合わせで良くも悪くも人生変わったといっても過言ではありません。

そんなAmazonですが、学生向けにとんでもないサービスを行っているのですがご存知でしょうか?それがPrime Studentです(←の専用ページから申し込めます。通常のAmazon Primeを申し込まないように注意しましょう)。

Prime Student

Prime Studentの年会費とサービス一覧

Prime Student(旧Amazon Student)は学生向けに優遇されたAmazonプライムサービスです。ぶっちゃけ、社会人が見たら羨ましすぎてデメリットは見当たりません。

以下、Prime Studentで利用可能な主要サービスをAmazonプライムのサービスと比較しながら見てみましょう。

各種サービスPrime StudentAmazon Prime
年会費2,950円(税込)または月額300円(税込) 5,900円(税込)または月額600円(税込)
お急ぎ便使い放題
Prime Video
Prime Photos
Prime Music
Prime Reading
Prime Wardrobe
先行タイムセール参加権利
本の3冊同時購入でポイント+10%
限定クーポン
Amazonフレッシュ

お急ぎ便は注文したその日or翌日に届けてほしい方なら必須ですし、コンテンツ系の中でも特にプライムビデオはラインナップも豊富で、Netflixやhuluになくてプライムビデオにしかないような作品もたくさんあります。大学生の長い休みを利用しても見きれないほどのコンテンツが見放題ですよ。

・・・とAmazonのプライム会員向けのサービスの凄さはいくらでも語れるのですが、Prime Studentがいかにお得かを熱弁したいので、Prime StudentとAmazonプライムで共通のサービスはここでは説明を割愛します。

赤字の部分のAmazon Studentならではの特典を順番に見ていきましょう。

年会費が半額

Amazon StudentはAmazonプライム会員と同等以上のサービスを受けることができて、それでも年会費が半額の2,950円(税込)です。残念ながら2023年8月23日に2,450円から値上げはしてしましましたが、それでも充分に安いかと。

一括払いなら年間2,950円ですから、月々約246円。そのくらいは日雇いのバイト2時間頑張って支払っても充分お釣りが来るのではないでしょうか。

また、一括で支払わない場合、月々300円の支払い方法も用意されています。クレジットカードやブランドプリペイドカード、デビットカードをお持ちでない方でも、auかdocomoの方ならケータイ料金と一緒に支払う方法も用意されています。ただし月々払いだと高くなるので、余裕がある方は年間一括で支払ってしまったほうが吉。

本の3冊同時購入でポイント+10%

これがPrime Studentの最も大きなメリットの1つ。3冊同時に本を購入してクーポンコードで「STUBOOK」を入力すれば10%オフになります(Prime Student限定特典です)。2019年からはなんとコミックと雑誌にも適応されるようになりました。

Amazonのポイントが+10%、これは100円で10ポイントが貯まるということです。Amazonのポイントは1ポイント=1円でAmazonで利用出来ますから、実質、全ての書籍が10%オフで購入できるということです。

ただし、Kindle本は対象外なのでご注意ください。

限定クーポン

常時行われているわけではないのですが、Prime Student限定のクーポンが定期的に配布されています。

Prime Student限定のクーポンページ

例えば、新生活応援クーポン、Bose製品の15%オフクーポンがPrime Studentユーザー限定で配布されていたこともありました。

Prime Studentの無料体験期間

Prime Studentには6ヶ月間という長期に渡って無料体験期間が用意されています。

注意したいのは、お急ぎ便の使い放題や本のポイントアップや割引といったサービスは無料体験が可能なのですが、AmazonプライムビデオやAmazonミュージックといったコンテンツ配信系のサービスは有料会員(年会費2,950円を支払った人)しか利用できません。

もしもプライムビデオをすぐに見たい方は無料体験から有料会員にランクアップしましょう。

Prime Studentの申し込み資格

Prime Studentの申し込み資格は以下の通り(公式サイトからの引用)。

  • 日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校または高等専門学校の学生であること。(高校生はPrime Student会員登録の対象外です)
  • 有効な学籍番号を持っていること(学籍番号がない場合は、学生用Eメールアドレスを入力するか、学生であることを証明できる書類(学生証の写しなど)をカスタマーサービスにお送りいただく必要があります)。
  • Amazon.co.jpアカウントを持っていること。
  • 会費支払のため以下のどれかがあること。
    クレジットカード、au WALLETプリペイドカード、デビットカード、保護者の同意があるau WALLETプリペイドカード、保護者の同意があるデビットカード、保護者の同意があるクレジットカード、携帯決済、あと払い (ペイディ)、パートナーポイントプログラム (JCBのOki Dokiポイント)、PayPay (ペイペイ)。
  • Prime Student会員限定の特典やキャンペーンに関するEメールのお届けに同意できること。
  • 未成年者の方は保護者の同意があること。

大学生、大学院生、専門学校生、高等専門学校生であれば基本的に年齢問わず加入可能(高校生は申し込み不可)ということです。

Prime Studentの申込み方法

申し込みに際しては、大学や専門学校の学籍番号を入力する方法と、学校が発行しているメールアドレスを入力する方法、学生証・在学証明書などをカスターマーサビスに送る方法の3通りがあります。

学籍番号で登録する場合は半角で入力(アルファベットと数字の混合であることが殆どだと思います)。

Prime Studentの登録画面

学校が発行しているメールアドレス(大学ならac.jpのアドレス)に関しては、専門学校だとメールアドレスを発行しているところは少ないと思うので学籍番号で登録しましょう。

これらに加えて、卒業年月日などを入力して登録をします。

Prime Studentの年会費の支払い方法

Prime Studentの年会費の支払いは以下の支払い方法が利用可能です。

クレジットカード・デビットカード・ブランドプリペイドカード

  • クレジットカード(デビットカード・ブランドプリペイドカード)
  • あと払い(Paidy)
  • 携帯決済(docomo・au・ソフトバンク・ワイモバイル)
  • Amazonギフト券 他

Prime Studentの支払い方法

Prime Studentの支払いに使えるクレジットカード

基本的にはVISAやMasterCard、JCB、American Express、Dinersなど各種クレジットカード・デビットカード・ブランドプリペイドカードでの支払いが可能です。

支払いにおすすめのクレジットカード一例

学生の方でクレジットカードを持っている方は少ないかもしれませんが、Prime Student(及び今後のAmazonでの買い物)のために作っても良いでしょう。問い合わせたところ、親権者の同意があれば親権者のクレジットカードやデビットカードなどでも登録OKということでしたが、今後のことを考えるとご自身名義のものを持っておきたいところです。

カード名Prime Student(年会費)の還元率Amazonでの買い物の還元率Amazon以外の還元率
Amazon Prime Mastercard2%2%1%
JCB CARD Wおすすめ2%2%Amazonがポイントアップパートナー(要事前登録)1%

AmazonはAmazon Mastercardというクレジットカードを発行していますが、Prime Student会員だと自動的に上位カードのAmazon Prime Mastercardになります。ただこのカードは学生時代にわざわざ作る必要性は低いカードです。

何枚も持ちたくない、使い分けが面倒という方は、日常的なAmazonの買い物でお得な、JCBが発行しているどこで使っても還元率が常時1%、Amazonだと還元率2%のJCB CARD Wがもっともおすすめです。よくマークとして見る国際ブランドのJCBが直接発行している18歳以上39歳以下限定のカード(学生申込み可)で、AmazonではAmazon Prime MasterCardと同じ還元率2%というのは強いです。他にもスタバでもお得なカードになります。

JCB CARD Wの実物

その他、三井住友カードは学生の方向けの優待としてAmazon Prime(Prime Student)などのサブスクリプションサービスの支払いで10%還元になる学生ポイントという仕組みを提供しています。三井住友カードNLなどでPrime Studentの年会費を支払えば、2,950円の10%ですから、約295円相当/年間が返ってきます。

ただし、この10%還元はあくまでPrime Studentの年会費(月会費)の支払いのみで、通常時のAmazonの買い物では0.5%還元とJCB CARD Wの半分になります。

学生時代にカードを作りすぎるのは良くないので、Amazonで買い物をよくするつもりなら、まずは凡庸性が高いJCB CARD Wあたりが良いのではないでしょうか。

Prime Studentの支払いに使えるデビットカード・ブランドプリペイドカード

公式サイトではデビットカード、または、au PAYプリペイドカード(旧au WALLETプリペイドカード)という説明になっていますが、それだけではなく、ソフトバンクカード、dカードプリペイド、Kyashカードなどの他の国際ブランド付きのプリペイドカードも利用可能です。

例えば三菱UFJ銀行のデビットカード。

三菱UFJデビット

au PAY プリペイドカードはこのようなカード(auユーザー限定)。

auWALLETのカード画像

Visa LINE Payプリペイドカードは実カードはないですが、ネット決済が可能なので、Prime Student、及びAmazonの各種支払いに利用可能です。Visa LINE Payプリペイドカード

ただし、デビットカードなら口座に残高が残っていないと、プリペイドカードはチャージ残高が入っていないと引き落とされない(更新されない)のでご注意ください。

Prime Studentの支払いに使える携帯決済

ケータイでau、docomo、ソフトバンク、ワイモバイルのキャリアを利用されている方なら携帯料金と合算して支払う方法も用意されています。

Prime Studentの支払いに使えるあと払い

Prime StudentではPaidyと呼ばれるサービスのあと払いが利用できます。

翌月10日までにコンビニ、銀行振込、登録した口座からの引き落とし(口座振替)で支払いを行う方法です。

コンビニで支払う場合には現金で支払う形になりますが、手数料が別途かかるのでご注意ください。

Prime Studentの支払いに使えるAmazonギフト券・Amazonショッピングカード・Amazonポイントまたはクーポン

無料体験登録時の支払いに、Amazonギフト券だけでは登録はできません(カードなどの登録が必要)。

無料登録体験終了後の毎年の更新時の支払いには、コンビニなどでAmazonギフト券を買ったり、オンラインでAmazonギフト券を買ったり、貯まったAmazonポイントで支払うことも可能です。

Prime Studentの年会費の更新日

Prime Studentは6ヶ月の無料体験期間が用意されています。通常はその無料体験期間が終了した翌日に請求されます。

もしも無料期間の途中でプライムビデオなどを見るために有料会員に切り替えた場合、その翌日が請求日になります。

この請求日は変わらず、翌年度も同じ日に請求されます。

Amazon Studentの設定画面

アカウントページで請求日は確認可能です。

Prime Studentのまとめ

Prime Studentは学生ならほぼ確実に入ったほうが良いサービスだと言えるのではないでしょうか。Amazonが学生の「勉学」と「健康」を応援するために採算度外視で運営しているのが伝わってきます。

もちろん、将来的にAmazonユーザーで在り続けてもらうのが目的のサービスですが、お得なことに変わりはないので利用しまくってしまいましょう。

本の購入で10%のポイントが貯まるので、単純計算として2万円分の本を購入すれば年会費2,450円の元は取れてしまいます。もちろんそれだけではなく、Amazonプライムビデオも見放題ですし、Amazonミュージックも聴き放題ですからお得すぎます・・・。Amazonすごすぎ。

クレジットカードやデビットカードを保有していない方は年会費の支払いのために申し込む必要はありますが、商品の注文でも便利ですし、ちゃちゃっと準備をしてしまいましょう。

なお、Amazon内での支払い方法と、通常のAmazon Primeの支払い方法も別途まとめてあるので、合わせて参照してみてください。

学生時代の青春のお供に、ぜひ利用してみてください。

>>Prime Studentの申し込みページ

現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー1.9万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。