楽天カードの特徴
国際ブランド | VISA / Mastercard / JCB / American Express |
---|---|
年会費 | 完全無料 |
還元率 | 1.0% ネットショッピングモールの楽天市場で4.0%+α、加盟店でポイントカード機能と併用すると2.0%までアップ。 |
ポイント名 | 楽天ポイント レート:1回の利用金額に対して100円で1ポイント(通常)。 |
Apple Pay | QUICPay / Visaのタッチ決済 / Mastercardコンタクトレス / JCB Contactless 各種国際ブランドに対応したコンタクトレス決済も利用可能。ただし、AMEXは未対応。 |
Google Pay | QUICPay AMEXは未対応。Androidの楽天ペイアプリから「Visaのタッチ決済」「Mastercardコンタクトレス」を設定可能。 |
電子マネー/タッチ決済(NFC) |
|
公式サイト | 申し込みはこちら |
みんな大好き楽天カードは楽天カードマンをリーダーとして(?)、日本で一番持っている人が多いクレジットカードです。使えばわかるのですが、楽天系サービスを積極的に利用するようにすれば、いつの間にかポイントが貯まっています。
貯まるポイントは楽天ポイントで、基本的なポイントレートは100円使うごとに1ポイントです。街中のお店で使っても楽天ポイントを貯めることが出来ます。
何と言っても特筆すべきは、年会費が無料なのに、楽天市場では還元率3%以上(100円で3ポイント以上)が貯まるという点。
断固amazon派の方ならともかく、普段から楽天をよく利用されているような方はやはり作ったほうが良いカードだと言えます。今更といえば今更なんですが。
概要
楽天カードのポイント制度(スーパーポイントアッププログラム)
楽天カードではSPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれるポイントプログラムが用意されています。
これは、楽天のサービスを利用することで「さらに」ポイントがアップするというポイントプログラム。
このSPUには楽天カードの利用特典も含まれており、楽天市場で使えば「最低でも」還元率3%になります。
ただ、3%の内訳としては楽天市場では楽天カードを使わなくても貯まる100円で1ポイント(還元率1%)の楽天ポイント+楽天カードの通常利用分の楽天ポイント1%+SPUの楽天カード利用特典1%なので、楽天カードで決済をすることで+2%分のポイントが貯まるというのが正確な言い方です。いずれにせよ、他の還元率1%程度のクレジットカードで支払っても+1%で合計2%ですから、楽天カードだと3%還元になってお得です。
その他、楽天モバイルの利用や楽天市場アプリの利用などで、楽天市場での還元率が上がります。
SPUの詳細は↓記事を参照してください。
ちなみに、上位カードの楽天プレミアムカードだとSPUで+2%だった特典は2023年12月になくなっているので、楽天市場でのポイントアップ目的のみでしたらこちらの通常の楽天カードでOKかと思います。
毎月5と0のつく日はエントリーをすれば楽天市場で+1倍
楽天カードはSPUに加えて、5と0のつく日はエントリーをすれば楽天ポイントが+1倍もらえます(2023年11月までは+2倍でしたが現在は+1倍になっています)。
【選ぶポイント】楽天カードの積立投信(直接&楽天キャッシュ経由で月に合計15万円まで)
楽天カードは、楽天証券での積立投信で月に10万円まで楽天カードでのクレジットカード払いが可能です(2024年3月10日以降の設定分から5万→10万にアップ)。
その際の還元率は0.5%(一部1%)です。
具体的には、年率0.4%(税込)以上の商品は1%、年率0.4%(税込)未満の商品は0.5%還元です。人気のものは0.5%ですね。
さらに楽天証券では楽天キャッシュでの投信積立(月に5万円が上限)も提供されており0.5%分のポイントも貯まります。2024年6月からは楽天カードからチャージしなくても(他のチャージ方法でも)0.5%分のポイントが充当時に付与されるように変更されました。
合計で15万円分のキャッシュレスでの投信積立が可能です。
積立手段 | 還元率 | 上限 |
---|---|---|
楽天カード | 0.5%-1% | 10万円 |
楽天キャッシュ 楽天カードからのチャージ | 0.5% | 5万円 |
楽天カードのポイントで支払いサービス
楽天カードには楽天カードの請求代金を1ポイント=1円としてポイントで支払うことができる実質キャッシュバック制度、「ポイントで支払いサービス」があります。
毎月12日から20日の22時の間に何ポイント使うかを申し込む形で利用します。
1ヶ月に最大5回まで申し込めて、申込み条件は以下の通り。
- ダイヤモンド会員・・・1回あたり50ポイント-500,000ポイント、1ヶ月あたり最大500,000ポイント。
- ダイヤモンド会員以外・・・1回あたり50ポイント−30,000ポイント、1ヶ月あたり最大100,000ポイント。
楽天カードで購入したものはすべて貯まった楽天ポイントで充当できるのですからかなり便利なポイントの利用先です。
注意点
注意点として、このポイントで支払いサービスを利用できるのは通常の楽天ポイントのみで、期間限定ポイント、楽天キャッシュ、他社ポイントを交換した場合などは利用できません。
期間限定ポイントは上記の通り、有効期限に注意しながら、期限が近づいたら楽天市場で日用品を購入するなどして消化していきましょう。
筆者は他社ポイントを移行して、移行完了を待たずに「あとからポイントで支払いを使えばいいかー」と思って買い物をしたことがあります・・・。移行して楽天ポイントで支払いたいのであれば、他社ポイントの移行完了を待ちましょう・・・。
楽天カードの海外旅行保険サービス
楽天カードの魅力はポイントの貯まりやすさだけに目が行きがちですが、実は旅行保険の部分でも実力派だったりします。
楽天カードの海外旅行保険の付帯額は、旅行料金を楽天カードで支払う利用付帯という形態ではあるものの、最高2000万円です。年会費が完全無料なのに、です。年会費1,000円−2,000円クラスのクレジットカードだと海外旅行保険が2000万のものもありますが、年会費完全無料で、かつ、ポイント還元率が高いカードでここまで付帯しているものは殆どありません。
国内旅行保険は付いていません。
楽天カードと電子マネー
電子マネーとの相性の良さも◎。
特に楽天Edyは楽天カードと一体型のものも作れるので利便性は抜群。楽天Edyにチャージをする際にも200円で1ポイント(還元率0.5%)の楽天ポイントが貯まるので、チャージ(200円で1ポイント)→楽天Edy支払い(200円で1ポイント)という形を取れば、還元率1%です。
以前は国際ブランドがJCBならnanacoにチャージをした際に100円で1ポイントが付いていたのですが、2017年から改悪されました。またモバイルSuicaへのチャージでもポイントは付かなくなっています。
電子マネーチャージとの相性は良くないです。
楽天カードはApple Pay、Google Pay共に対応している
楽天カード(AMEXブランドは除く)はApple Pay、Google Pay共に対応しています。
- Apple Pay・・・QUICPay / 国際ブランドのコンタクトレス決済(Visaのタッチ決済 / Mastercardコンタクトレス / JCBのタッチ決済)
- Google Pay・・・QUICPay
楽天カードのAmerican Expressブランドは例外で、現状Apple Payには対応していないのでご注意ください。
また、NFC搭載のAndoridスマートフォンでは楽天アプリ上から、Visaのタッチ決済 / Mastercardコンタクトレスを設定することが可能です。ただしGoogle Payとは排他的関係なので、Google PayでVisaのタッチ決済などを設定している場合はご注意ください。詳細は↓にまとめてあります。
アプリで番号が確認可能&サインパネルレス(Visaブランド)
細かい部分ですが、楽天カードは2023年後半にアプリでカード番号が確認できる機能と、Visaブランドではサインパネルを廃止するというアップデートが行われました。
サインは求められても自分の名前とかを書けばOKです。
楽天カードはやっぱり魅力的
これだけみんな作っていて、そして満足度も高いとされるカードなので粗を探したくなるのが人間の性。
ただやはり楽天経済圏の中ではまだまだお得なカードであることは間違いありません。
楽天証券の積立も楽天キャッシュと合わせて15万まで出来るのは嬉しい方も多いはず。上位版カードは改悪が続いていますが、これだけたくさんの人が使っている通常の楽天カードのメリットはそのままなはず。・・・はず。
楽天カードの付帯保険・追加カード等
海外旅行保険 | 【 利用付帯 】 最高2,000万円。携行品損害や疾病治療費、賠償責任も補償。 |
---|---|
その他保険 |
|
ETCカード | 年会費:550円 (税込) PointClubのランクがプラチナ会員なら無料。 |
家族カード | 年会費:0円 |
電子マネーへのチャージ(ポイントが付くか) |
|