電子マネー、QRコード決済(バーコード決済)、スマホ決済、クレジットカード(タッチ決済含む)で現金いらず、お財布いらず、キャッシュレス生活応援サイト。
  • お店の業種
  • 電子マネー
  • 交通系電子マネー
  • クレジットカード
  • タッチ決済
  • QRコード決済
  • ポイント
  • 店舗名(e.g.スタバ)
この記事ではPRリンクを活用しています。

JCB CARD Wの特徴・メリットはなくてデメリットばかり?!【愛国心】

JCB CARD W
JCB CARD W plus L

JCB CARD Wは国際ブランドのJCBが出しているJCBオリジナルシリーズのクレジットカードで2017年10月に登場、2021年12月に番号裏側デザイン+JCBのタッチ決済付帯で完全リニューアル、2022年11月にはナンバーレスカードも登場しました。

2026年には懸念点だったポイントがリニューアルされて使い勝手も特約店での還元率も上がります。

このカードについて知っておいたほうが良い要点は?
  • ポイント還元率が常時1%相当のカード(他のJCBカード SなどJCBプロパーカードの実質約2倍)
  • 39歳以下までしか作れない年齢制限があるカード。
  • スターバックスカードへのチャージがポイントアップでお得なことで有名。
  • Amazonでの支払いはポイントアップ対象で、条件を満たすと最大2%還元相当(※)になります。
  • OkiDokiポイントは交換先によって価値が変わり、最大で1ポイント=5円相当2026年1月13日からは「J-POINT」にリニューアルして、1ポイント=最大1円で使いやすくなる予定です。
  • 愛国心があるなら国産ブランドのカードは持っておきたい。
基本情報
カード名JCB CARD WJCB CARD W plus L
国際ブランド JCB
年会費 完全無料
還元率 1% スターバックスカードへのチャージなど提携店では最大5.5%も。※還元率は交換景品によって異なる。
ポイント名 OkiDokiポイント レート:常時2倍。
Apple Pay QUICPay / JCB Contactless
Google Pay QUICPay / JCB Contactless
電子マネー/タッチ決済(NFC)
  • JCB Contactless(JCBのタッチ決済) (付帯)
  • QUICPay (追加)
即時通知 対応 メール/プッシュ通知
公式サイト JCB CARD Wの公式サイトを見る

JCB CARD Wの申し込み条件

JCB CARD Wの申し込み条件は18歳以上39歳以下となっています。39歳までに作っておけば年会費無料のまま40歳を過ぎても持ち続けられるのですが、40歳を過ぎると申し込み自体ができなくなるのでご注意ください(※)。

大学生や専門学校生といった学生の方でも作ることができます。筆者の周りの学生の方でも問題なく通っていらっしゃいます。「ある程度若い方」にターゲットを絞ってお得なクレジットカードを提供して、今後も使い続けてもらう戦略でしょう。

スターバックスをよく利用する若者であれば作って良いと思います。あと国産の国際ブランドが直接発行しているカードなので、日本を愛する人も持っていいと思います。

JCB CARD Wの実物

JCB CARD Wの実物の裏面

↓ナンバーレスカードも選択可能です(アプリのMy JCBで番号を確認できます)。

JCB CARD Wのナンバーレスカード(NL)の裏面

※ 39歳までに作っておけば年会費無料で持ち続けられるが、40歳以降はそもそも作ることもできなくなる

JCB CARD Wは39歳までに作っておけば年会費無料で持ち続けることができますが、40歳以降は一切作れなくなります。

別のカードの年齢制限カードは制限年齢を過ぎると「別のカードに切り替わる」というケースもありますが、このJCB CARD Wの場合、JCBカードSなどの別のカードに切り替わるわけではなく、39歳までに作っておけば40歳を過ぎても同じ条件で持ち続けることができる、というのが強みです。

「JCB CARD Wは40歳を過ぎても年会費無料で持ち続けられるか?」という問い合わせと回答

欲しい方は早めに作っておくことをおすすめします(ギリギリに申し込んで審査に落ちても悲しいですし・・・)。

JCB CARD Wは年会費完全無料

JCB CARD Wは年会費が一切かかりません。ETCカードも家族カードも年会費無料で利用することが出来ます。

その代わり(?)、前述の通り、40歳を過ぎると作ることはできません。

Apple Pay、Google Pay共に対応

JCB CARD WはApple PayGoogle PayでQUICPayとJCBのタッチ決済に対応しています。

Google Payのタッチ決済は2024年9月に対応しました。

↓Apple Payの画面。

JCB CARD WのApple Payの画面

↓Google Payの画面(タッチ決済)。

JCBのタッチ決済(Google Pay)

QUICPayの詳細はこちら↓

JCBのタッチ決済の詳細はこちら↓

JCB CARD Wはポイントが2倍

【重要】ポイントプログラムが変わります。2026年1月13日からOkiDokiポイントは「J-POINT」にリニューアル予定。ポイントの付与単位は「毎月の合計額に対して200円(税込)ごと」に変更され、1ポイント=最大1円でそのまま使えるようになります(保有中のOkiDokiポイントは自動でJ-POINTに移行され、1ポイント→5ポイント換算)。また、2025年12月26日~2026年1月12日はポイント交換の申込が停止される予定なのでご注意ください。

JCB CARD Wは他のJCBシリーズと比較すると、JCBのポイントプログラムであるOkiDokiポイント(※2026年1月13日以降はJ-POINT)が常時2倍貯まります。交換先次第ですが、常時1%還元相当を作りやすいカードです。

【~2025年12月ご利用分まで】OkiDokiポイントの貯まり方

  • 通常カード:毎月の合計利用額1,000円(税込)につき1ポイント
  • JCB CARD W:毎月の合計利用額1,000円(税込)につき2ポイント(常時2倍)

OkiDokiポイントは交換先によって価値が変わり、目安として1ポイント=3~5円相当です(=通常カード0.3~0.5%、JCB CARD Wは0.6~1%相当)。

【2026年1月13日ご利用分から】J-POINTの貯まり方

  • 通常カード:毎月の合計利用額200円(税込)につき1ポイント
  • JCB CARD W:毎月の合計利用額200円(税込)につき2ポイント(常時2倍)

J-POINTは1ポイント=最大1円で使える設計になり、OkiDokiポイントよりも「何円分貯まっているか」が分かりやすくなります。

ポイントアップ店でさらにポイントが貯まる

さらに、優待店(ポイントアップ店)を使うとポイントが上乗せされます。2026年1月13日からは「J-POINTパートナー(優待店)」が大幅に拡充され、JCB CARD Wなら最大21倍(最大10.5%還元相当)まで狙えるようになります。これまで定番だったスターバックスやAmazon、セブン-イレブンに加えて、サンドラッグ、西友のネットスーパー、すかいらーくグループの飲食店なども対象に追加されます。

※下記の還元率・獲得ポイントは、2026年1月13日以降のJ-POINT(1ポイント=1円で使う場合)を前提にした目安です。対象ショップや条件(ポイントアップ登録の要否、対象外店舗など)により変動します。

お店例ポイントアップ店(表示倍率の例)還元率利用額(例)貯まるポイントの合計
スターバックススターバックスカードへのオンライン入金20倍10.5%3,000円315ポイント(315円相当)
セブン-イレブン3倍2%10,000円200ポイント(200円相当)
Amazon3倍2%25,000円500ポイント(500円相当)
Uber Eats3倍2%15,000円300ポイント(300円相当)
高島屋3倍2%30,000円600ポイント(600円相当)
小田急3倍2%30,000円600ポイント(600円相当)
成城石井対象店舗は要確認2倍1.5%3,000円45ポイント(45円相当)
ドミノ・ピザ20倍10.5%3,000円315ポイント(315円相当)
ウエルシア薬局2倍1.5%2,000円30ポイント(30円相当)
メルカリ2倍1.5%5,000円75ポイント(75円相当)
apollostation、出光SS、シェルSS2倍1.5%5,000円75ポイント(75円相当)
App Store、Apple Music2倍1.5%2,000円30ポイント(30円相当)
優待店以外なし1%20,000円200ポイント(200円相当)

ちょっと複雑なので、内訳の詳細として、例えばAmazonで月に25,000円買い物したケースを考えてみましょう。

Amazonは優待店なので表示倍率が3倍、さらにJCB CARD Wは「いつでもポイント2倍」なので、合計4倍になります。J-POINT換算だと200円(税込)につき4ポイント、25,000円なら500ポイント(500円相当)が貯まります(還元率は2%相当)。

もう一例、スターバックスカードへのオンライン入金を3,000円分、JCB CARD Wで行ったケースも考えてみましょう。

スターバックスカードへのオンライン入金は表示倍率20倍の優待店で、JCB CARD Wの「いつでも2倍」分が上乗せされるため、合計21倍になります。※対象はスターバックスカードへのオンライン入金(オンラインチャージ/オートチャージ/eGiftなど)で、店頭での直接決済は対象外です。J-POINT換算だと200円(税込)につき21ポイント、3,000円入金で315ポイント(315円相当)が貯まり、還元率は最大10.5%相当です。

ただしスターバックスカードへのオンライン入金を優待店として適用するためには、原則として事前にポイントアップ登録(エントリー)が必要です(登録すると支払いをするだけでOKになります)。

スターバックスカードへのオンライン入金専用カードとして使っている人も多いです。

スターバックスカードチャージでポイントアップキャンペーン(登録制)

ポイントアップ店は基本的に事前のポイントアップ登録(エントリー)が必要なのでご注意ください。一度エントリーすればあとは支払いをするだけでOKです。エントリー数に上限はありません。

また、2025年12月ご利用分までは優待店の条件としてMyJチェック(Web明細の設定)が必要なケースがあります。JCB CARD WはデフォルトでMyJチェックに登録されていますが、明細の郵送設定に変更すると一部の優待店でポイントが付かなくなる場合があるのでご注意ください(※2026年1月13日以降はMyJチェック条件がなくなり、ポイントアップ登録だけでOKになる対象が増える予定)。

実際のポイントの貯まり方は筆者の実際の明細を元に解説しているので↓をご参照ください。

ポイント交換先

【~2025年12月ご利用分まで】OkiDokiポイントは各種景品と交換する形になります。交換先によって還元率が変わるため、「どこに交換するか」まで含めてカード選びが必要です。スターバックスを使う方は素直にスターバックスカードへのチャージなどに使うのがおすすめです。

【2026年1月13日以降】J-POINTは1ポイント=最大1円で「そのまま使う」形に寄るので、ポイントの扱いがかなり分かりやすくなります。例えばAmazonでの支払いにそのまま充当できるほか、2026年2月以降はMyJCB Payを経由して街のお店でもポイントが使えるようになる予定です。

JCB CARD Wに付帯している旅行保険

JCB CARD Wは年会費が無料でありながら旅行保険も付帯しています。

通常、還元率が高い年会費無料のクレジットカードというのは旅行保険などを犠牲にするものですが、JCB CARD Wに関しては隙がなく、海外旅行保険のみで条件は利用付帯ですが、きちんと付いているだけで好印象です。国内旅行保険は付帯していません。

海外旅行保険の付帯額は最高2000万円となっています。補償対象旅行期間は3ヶ月です。

海外旅行保険の内容付帯額
死亡後遺障害(傷害)最高2000万円
治療費用(傷害)1回の事故につき最高100万円
治療費用(疾病)1回の病気につき最高100万円
賠償責任1回の事故につき最高2000万円
携行品損害1旅行中20万円
救援者費用等最高100万円

JCB CARD Wに付帯しているショッピングガード保険

JCB CARD Wには海外で購入した物品に対するショッピングガード保険が最高100万円付帯しています。

対象は購入日から90日以内のものです。

自己負担額は10,000円です。

JCB CARD W plus Lとは?

JCB CARD W plus LとはJCB CARD Wに女性向けのサービスを追加したカード。

ピンクのデザインの他に2種類のデザインがあります(2021年12月から追加された)。

JCB CARD W plus Lのデザインカード

サービスを追加といっても女性向けの保険に加入できますよ、というサービスなので、機能的にそこまで優位ではありません。デザインが好きという方、興味がある方は、程度に考えて良いでしょう。

保険名保険金月払い掛金
女性特定がん
  • 手術保険金50万円
  • 20−24歳・・・30円
  • 25−29歳・・・60円
  • 30−34歳・・・110円
  • 35−39歳・・・190円
天災限定傷害
  • 入院保険金日額5,000円
  • 手術保険金5・10・20万円
  • 60円
犯罪被害補償
  • ひったくり損害保険金50万円
  • 鍵取替え費用保険金3万円
  • ストーカー行為対策費用保険金50万円
  • 100円
傷害入院補償(※)
  • 入院保険金日額5,000円
  • 390円

※傷害のみの補償特約付企業・団体医療保険

その他、独自の情報サービスの情報が届くといったサービスもあります。

一応男性も申し込めるので興味がある方は申し込んでも良いかもしれません。

即時発行される「モバ即」って何?

JCBカードには最短5分でカード番号が発行される「モバ即」というサービスがあります。

「モバ即」とは、審査が最短5分程度で終わり、実カードの到着を待たずに、すぐにアプリ上でカード番号が確認できるというサービスです。ただし、9:00AM~8:00PMに申し込まないと最短5分では審査が完了しないのでご注意ください(翌日扱いになる可能性があります)。モバ即での申し込みには顔写真付き本人確認書類が必要です。

※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

My JCBから番号を確認する

カード番号が確認できるので最短5分でネットショッピング、また、Apple PayやGoogle Payに登録して利用することもできるようになります。

実カードも数日で届くので、ICチップでの取引も可能になります。

ちなみに、モバ即で申し込むとETCカードを実カードと同時に発行することはできないのですが、後から追加で発行することは可能なのでご安心ください。

JCB CARD W NL(JCBカード W ナンバーレス)について

JCB CARD Wは2022年11月からナンバーレスカードを発行開始しました。ナンバーレスカードを選択して申し込むと、「モバ即」での申し込みとなり、審査は最短5分で完了します。

ナンバーレスカードはカード表面・裏面にカード番号や有効期限などの情報が記載されていません。また、ナンバーレスカードに掲載されているQRコードはSQRCという特殊なものなので、人に見られても大丈夫な作りになっています(とはいえ万が一があるので見せないに越したことはない)。

カード番号はMy JCBのアプリ内で確認します(もしくはカード郵送時に付帯している台紙にもカード番号は記載されています)。

↓のようにカード番号が表示されます。

My JCBでカード番号を確認

よくある誤解として、JCB CARD W NLは「ナンバーレスカードに掲載されているQRコードを読み取らなくちゃカード番号が表示されない」というものがあるのですが、普通にMy JCBアプリにログインすればカード番号は確認可能です。

My JCBアプリでカード番号を確認できるのは「ナンバーレス」か「モバ即」で入会した人のみ

My JCBアプリ上でカード番号(・セキュリティコード)を確認できる方は以下の通りです。

  • 「モバ即」で申し込んだ方
  • 「ナンバーレスカード」で申し込んだ方

その他、通常の申し込み(カード番号ありタイプを通常発行で申し込む等)をした方はカード番号をアプリから確認することは出来ないのでご注意ください。

JCB CARD Wのメリット

JCB CARD Wのメリットは以下の通りです。

  • スターバックスカードへのチャージ(オンライン入金)で特にお得(最大10.5%還元相当)
  • Amazonで特にお得(最大2%還元相当)
  • MyJCBの明細が見やすい

JCB CARD Wのデメリット

  • (~2025年12月ご利用分までは)ポイントの価値が分かりにくく、交換先によって還元率が変わる
  • 優待店は基本的に事前のポイントアップ登録が必要
  • 国際ブランドがJCBなので、ハワイなど一部地域以外の海外での利用には適さない

※「最大2%還元相当」などの表現は、優待店の倍率・条件を満たしたうえで、ポイントを1ポイント=1円(J-POINT)または高い価値で使う場合の目安です。実際の還元率は条件・対象外取引・ポイントの使い方によって変動します。

JCB CARD Wの付帯保険・追加カード等

カード名JCB CARD WJCB CARD W plus L
海外旅行保険 【 利用付帯 】 最高2000万円。
その他保険
  • ショッピングガード保険(海外) 最高100万円。90日間。自己負担額は1万円。
  • ショッピングガード保険(海外)最高100万円。90日間。自己負担額は1万円。
  • 女性向け保険月払い掛金を支払うことで女性向けのがん保険などに加入可能。
ETCカード 年会費:0円 完全無料。
家族カード 年会費:0円
電子マネーへのチャージ(ポイントが付くか)
  • モバイルSuica (付かない)
  • SMART ICOCA (付かない)
現金いらず.com 運営チーム
著者:現金いらず制作チーム
2014年から9年以上の間、日々キャッシュレスの情報を集め、店舗やサービスで試しては情報を共有し続けている現金いらず(旧 現金いらず.com)運営チームです。Xアカウント:@nogenkin(フォロワー2.4万人)、動画で理解したい方はYouTubeでも日々情報を共有しています。