Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercard（Amazonで1.5%/2％の還元率のカード）
| カード名 | Amazon Mastercard | Amazon Prime Mastercard |
|---|---|---|
| 国際ブランド | Mastercard | |
| 年会費 | 完全無料 | |
| 還元率 | 1.5% Amazon、コンビニ以外では1％。 | 2% Amazonでは2％、コンビニでは1.5％、それ以外では1％。 |
| ポイント名 | Amazonポイント レート：100円で1ポイント（Amazon以外） | |
| Apple Pay | iD / Mastercardコンタクトレス | |
| Google Pay | iD | |
| 公式サイト | 詳細を見る | |
Amazonは日本で三井住友と提携して、オリジナルのAmazon Mastercard（アマゾンマスターカード）というクレジットカードを発行しています。
Amazon MastercardはPrime会員以外の方、Amazon Prime Mastercardは年会費4,900円（税込）のPrime会員の方が持てるカードになります。
Amazon Mastercard↓
Amazon Prime Mastercard↓
このAmazon Mastercardは本当に申し込んで良いクレジットカードなのか、といったことを見ていきたいと思います。
実物は↓のような感じです。
旧Amazon Mastercardゴールドは募集は終了済み。2021年11月からリニューアルしてAmazon Prime Mastercard（プライム会員向け）、Amazon Mastercard（プライム会員以外向け）を新規発行しています。
概要
- 1 Amazon Mastercardのポイントはどのくらいお得なのか？
- 2 Amazonで3回払いまで分割手数料無料
- 3 Amazonギフト券にチャージしてからAmazon Payで支払えばポイントが2重取り
- 4 Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercardのカード年会費はいずれも完全無料（Prime会員の年会費は別途かかる）
- 5 Amazonのポイントアップキャンペーンでお得になることも
- 6 楽天カードとの比較
- 7 Amazon Mastercardで貯まったポイントの交換
- 8 Amazon Mastercardの旅行保険
- 9 Amazon MastercardはApple Pay、Google Pay共に対応している
- 10 Amazon MastercardはAmazonで1番お得なのか？
Amazon Mastercardのポイントはどのくらいお得なのか？
Prime会員ではない方のAmazon Mastercardは、Amazonで使うとプライム会員は還元率1.5％分のポイントが貯まります。
Prime会員の方が持てるAmazon Prime Mastercardは、Amazonで使うと還元率2.0％分のポイントが貯まります。
Amazon Prime Mastercardになると、Amazonでの利用で0.5％分ポイントが増える形です。
Amazon、コンビニ以外のお店で使った際には還元率はいずれも1％です。Amazon以外のところで使った場合にはAmazon MastercardとAmazon Prime Mastercardの還元率に差はありません。
コンビニでは1.5％還元
Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercardはいずれもセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで使った際には還元率1.5％分のポイントが貯まります。
「なぜAmazonのカードでコンビニの優待？」と思わなくもないですが、ネット以外でも使ってほしい、家に置いておかずに財布の中に入れてほしいという戦略ではないでしょうか。
Amazonで3回払いまで分割手数料無料
Amazon Mastercardは、Amazon（Amazon.co.jp）の買い物で分割手数料無料で2回払い、3回払いを利用可能です。
3回払いは2024年2月に手数料無料になりました。
分割払いの場合には、Amazon Mastercardの1.5％/2%還元は対象外です。通常のAmazonポイントは付与されます。
Amazonギフト券にチャージしてからAmazon Payで支払えばポイントが2重取り
Amazonは支払いサービスとしてAmazon Payというものを提供しており、出前館やBUYMAなど多くのウェブショップで導入されています。Amazonのアカウント情報を利用して決済をする方法で住所入力の手間などを省くことができます（詳細はこちら）。
さらに、このAmazon PayはAmazonギフト券から支払うと通常会員は+0.5%、プライム会員は+1%のAmazonポイントが貰えます。
なので、まずAmazon Prime MastercardでAmazonギフト券にチャージ（Amazonで2％還元）→Amazon Payで支払い（+1％還元）という手順を取ると、合計で3%還元になります。Amazon Payが使えるウェブサービス限定ですが、Amazon外でもお得なのは嬉しいので活用していきたいところです。
Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercardのカード年会費はいずれも完全無料（Prime会員の年会費は別途かかる）
Amazon Mastercard、Amazon Prime Mastercardの年会費はいずれも完全無料です。
ただし、Amazon Prime Mastercardを還元率を2%にするためにはAmazonプライム（年会費4,900円）に加入する必要があります。
Amazon Primeには様々なサービスがあるので、2％還元のためだけに入るという考えでは測れませんが、カードの年会費は無料でも他のところで年会費はかかるということは知っておきましょう。
大学生や専門学校生向けのPrime StudentでもAmazon Prime Mastercard可
Amazonでは学生向けにPrime Studentという年会費2,450円（税込）でPrime会員サービスが利用可能な優待サービスが用意されています。
このPrime Student会員でもAmazon Prime Mastercardを保有可能です。なので学生の方ならお得に2％還元を実現できます。
Amazonのポイントアップキャンペーンでお得になることも
Amazonでは、定期的にポイントアップキャンペーンを開催します。
その際に、Amazon Mastercardの還元率が通常よりもアップするようになっていることが多いです（Amazon Prime Mastercardで通常還元2％＋1％で3％還元になっていることが多い）。
↓はとあるポイントアップキャンペーンのポイント付与早見表ですが、Amazon Mastercardが通常よりもお得になっていることがわかります。
この取りこぼしをしたくない方も作っておいたほうが良いでしょう。
なお、Amazonで行われているキャンペーンやセールはこちらに随時まとめてあるのでカード保有者の方もそうではない方もチェックしてみてください。
楽天カードとの比較
ネットショッピングでお得なクレジットカードの代表、楽天カードとAmazon Mastercardを比較してみましょう。
| カードの種類 | 年会費 | Amazon/楽天市場で使った際の還元率 | その他のお店で使った際の還元率 |
|---|---|---|---|
| Amazon Mastercard | 完全無料 | 1.5% | 1% |
| 楽天カード | 完全無料 | 3％− 最低でも3％。最高で10％＋ショップ毎のボーナスあり。 | 1% |
| Amazon Prime Mastercard | 完全無料別途Amazon Primeの年会費はかかる。 | 2.0％ | 1% |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円（税込） | 5%- 最低でも5％。ボーナスあり。 | 1% |
どちらのクレジットカードも自社サイト（Amazon/楽天市場）以外で使った際の還元率は1%です。
自社サイトでの還元率は、Amazon Prime Mastercardで2.0%、楽天カードは通常カードでも3%なので、楽天カードに軍配が上がります。
どちらのサイトもなんでも購入可能なので、ポイントのことだけを考えれば、楽天市場で楽天カードを使って決済をしたほうがお得だといえます。
Amazon Mastercardで貯まったポイントの交換
Amazon Mastercardで貯まったポイントはAmazonのアカウントのポイントとして貯まり、1ポイント＝1円でAmazonでの買い物に利用可能です。
このポイントはAmazon Mastercardに申し込む際に紐付けられたAmazonアカウントに貯まります。作る方は普段からお使いのアカウントで申し込むようにしましょう。
使い道に困ることはまずないといえるでしょう。
ポイント含むAmazonの支払い方法は↓を参照してください。
Amazon Mastercardの旅行保険
Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercardはいずれも最高2000万円の海外旅行保険が付帯しています。
年会費無料カードとしては優秀だと言えるでしょう。
Amazon MastercardはApple Pay、Google Pay共に対応している
Amazon Mastercard/Amazon Prime MastercardはいずれもApple Pay、Google Payに対応しています。三井住友カードとの提携カードなので登録可能です。
Apple PayではiD、Mastercardコンタクトレスが付与され、Google PayではiDが付与されます。
Amazon MastercardはAmazonで1番お得なのか？
Amazon MastercardはAmazonで買い物をする際に１番お得なのか？という問に対しての答えは基本的には「Yes」です。Amazonで還元率が2％（プライム会員時）になるクレジットカードはなかなかありません。
よくAmazonが発行するクレジットカードはおすすめできないという記事を見かけますが、それはあくまで還元率が1.5%のときの話。1.5%ならもっとお得なクレジットカードがあるのですが、今はプライム会員だと2%でAmazonでの還元率だけ見れば追随できるカードはほぼありません（年齢制限カードではありますが、JCB CARD Wが同じ2％還元を実現しています）。
Amazon Mastercardの申し込み方法・注意点
Amazonのページから申し込み。
普段お使いのAmazonアカウントと紐付けるためにログインをしてから申し込みましょう。
各種情報を入力して通常通り申し込みをするか、もしくは、即時審査サービスを選択します。
即時審査サービスは、直近でAmazonで買い物をしようとしていて、すぐにAmazon Mastercardを使いたい方向けのサービスです。
9時-19時の間に申し込みをして、指定の引き落とし口座をお持ちの方は即時審査サービスを利用すれば3分で審査が終了します。
といっても、正式なクレジットカードがすぐに発行されるわけではありません。Amazonテンポラリーカードという「一時的なカード」が発行されて、これを使って買い物をすればAmazon Mastercardのポイントが貯まります。
通常通りの審査が行われた後、Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercardが約1週間で到着します。
Amazon Mastercardの付帯保険・追加カード等
| カード名 | Amazon Mastercard | Amazon Prime Mastercard |
|---|---|---|
| 海外旅行保険 | 【 利用付帯 】 最高2000万円。 | 【 利用付帯 】 最高2000万円。 |
| その他保険 |
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| ETCカード | 年会費：0円 | |
| 電子マネーへのチャージ（ポイントが付くか） |
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